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立命館大学で合同鉄道展
多くの人に鉄道の魅力を知ってもらおうと、草津市の立命館大学びわこ・くさつキャンパスで全国の鉄道研究会(テッケン)が参加した鉄道展「TEKKEN MUSEUM(テッケン ミュージアム)2007」が25日、初めて開催された。訪れた人たちは、古い切符や鉄道模型などに興味深そうに見入っていた。
立命館大鉄道研究会と、関西の大学の鉄道研究会が所属する関西学生鉄道研究会連盟が企画。同連盟所属の5団体と、北海道や大分県の大学、静岡県の中学の鉄道研究会など計10団体が参加した。
きっかけは立命館大鉄道研究会長の村上直大さん(20)の「鉄道研究会が集まるイベントが少ないので、各地の学生が集まるイベントをしたい」というひと言。全国各地の大学などに声をかけ、理念に共感した全国各地の鉄道研究会の参加が実現した。
会場では、団体ごとにブースを設置。「地元の鉄道」をテーマに、それぞれの団体が地元の鉄道の模型や写真、関連グッズを展示。また、鉄道にまつわる豆知識をポスターにまとめてはりだし、来場者におもしろいと感じた話にシールをはってもらうなど、鉄道ファン以外も楽しめるよう工夫されている。
オープンキャンパスで偶然立ち寄った、京都市の高校2年、中村近英子さん(17)は「何気なく乗っていた電車に1つ1つ名前があることを初めて知った。電車っておもしろい」と一緒に来た友人5人と楽しそうに話していた。
26日も午後1時まで行われる。入場無料。 8月27日7時51分配信 産経新聞
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