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MTGN=Montreux-Territet-Glion-Rochers de nays モントルー・テリテ・グリオン・ロシェドネ線 その1
レ・マン湖最東端に近いモントルーのMOB(Montreux-Oberland Bernois)鉄道駅の山(北)側、超高級住宅やホテルがしがみついている崖の地下というか、人工地盤のその下というべきかから発するのがMTGN。
スイスのナローは大方がメーターゲージだが、ここは800mmで、全線2枚歯アブト式ラック、直流850V。スイスの800mm軌間線は他にWAB(ヴェンゲルン・アルプ鉄道)、はるか以前に紹介したSPB(シーニーゲ・プラッテ鉄道)、有名なBRB(ブリエンツ・ロートホルン鉄道)、PB(ピラトゥス鉄道)、MG(モンテゼネロッセ鉄道)などがある。
地域柄MOBの傍系会社なのだろうが、沿線・終点は著しく結構な保養地で、特に終点の展望は素晴らしい由。我々はグリオンで引き返したが、乗客はリュックサックやマウンテンバイク携帯者が多い。モントルーを出るとすぐトンネルで、ぐいぐいと上っていく。
列車の後尾にチャチな2軸無蓋車を連結しているのは、軌間が狭い以上に車体幅が狭く、車内に大きな荷物を持込めないからである。積込み、下しはセルフサービス。窓下にリブが走るやや新しい電車は、電圧、勾配が同じMGと同じ車輌らしい。
なお先回[1121]ブロネイ・シャンビー保存鉄道で「コイロハニ?」の説明に「デッキの背後に我々の仲間1人が写り込み、申し訳ないがお消え頂いた」が、小生の技術未熟云々と記した。ところがその3コマ目の写真を見る限り、修正技術は完璧ではないか、能ある鷹は爪を隠すのか、謙遜も程ほどに、などのメールが。
実は何を隠そう小生の耄碌の表れで、挿入写真を誤ったお粗末であった。本来挿入すべき、かつ本文に適合した写真を今回入れ直しておく。車掌(勿論ボランティア)が立っている後部デッキの左柱が不自然なのは、小生の修正技術のお粗末さを露呈している。
間違って入れた車輌基地での写真は無修正で、こんなバックに写りこんだ人物を消す切支丹伴天連魔術秘法など、71.3歳の老人が習得している筈がない。
【モントルー3.jpg : 198.7KB】
【モントルー.jpg : 189.4KB】
【やや古い201号.jpg : 196.2KB】
【モントルー2.jpg : 194.3KB】
【BC蒸機列車.jpg : 199.4KB】
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