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乙訓の老人と、山科の人間国宝から、奇しくも同じ指令がもたらされた。大阪府島本町が鉄道写真展を公募しているので掲示板で案内するようにとのことである。ご存じのように、3月15日にJR東海道線に「島本駅」が誕生する。その開業記念の写真の公募で、写真は現状だけでなく古いものでも構わない。一度、ネガをひっくり返されたらどうだろうか。詳細は島本町のホームページにも載っている。
対象範囲は島本町内のJR東海道線なので、山崎駅ホームから阪急上牧駅向かいあたりまでが該当区間、有名なサントリーカーブや百山踏切が含まれる。ただ、以前と比べると、背後にマンションができたりして撮影地としての魅力は下がってしまったのも事実。町主催の写真展なら、新しくマンションができたりして、発展を予感させる新駅付近を絡めたほうがいいかもしれない。
新駅開業と同時に実施されるダイヤ改正で「なは・あかつき」が廃止されるとあって、車内から見ると、付近は連日人で賑わっている。特派員も撮りに行こうとは思うが、なにせ朝早いのと、どうもEF66が不釣合いなので、なかなか行く気が起こらない。でもブルトレ牽引機としてEF66の歴史はもう20年以上にもなる。EF65なんかよりはるかに長い間、その座についている。ブルトレには鼻筋の通った特急専用色のEF60・65Pでなければと思うのは、そもそも齢を重ねた証拠なのだろう。
【案内状.jpg : 319.8KB】
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