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早春3月1日と言えば青春18切符使用開始日です。いろいろとプランを練ってみました結果、雪景色の残る木次線と復旧なった三江線の乗車を目指しました。
米子発10:21→11:14宍道11:18→13:55備後落合13:58→15:11三次16:56→18:24浜原19:01→20:54江津21:06→22:44出雲市22:46→23:57米子着。
7列車を乗り継いでの13時間半強の鈍行列車の旅を決行しました。
宍道からの木次線乗客は同業者ばかり20数名で、鉄子ちゃんまでいました。
殆どは,途中で下車、また三次駅から広島方面に乗り継ぎましたので、三江線へ乗車したのは3名のみでした。
今回のローカル線乗車で感じた事は、快速列車以上が走る路線との相違です。同じ芸備線でも三次以東となると、時速15km/hの速度制限が続きます。昨秋乗車した備後落合〜新見間も同様で、トロッコ列車に乗っているようでもあります。
運転手に聞くと、理由は聞かない方が良い。恐ろしくなりますよとの一言です。渓谷沿いを走行する辺りは、線路に苔まで生えていて。満足に保線等されていないように見受けられます。道床が崩れて運行停止になったとのニュースを時々見ます。
三江線も30km/h制限箇所が多く、対岸を走る自動車に次々と追い抜かれていきます。
乗客も全線わずかです。閑散とした車内です。平日の高校生の足となっているだけで、休日は客0名で走る事も珍しい事ではないと聞きました。乗客の大多数の高校生も少子化で年々学校統廃合も進み少なくなっています。
かっては、生活に必要不可欠と熱望され建設されたローカル線ですが、道路が整備されて、一家に1人1台にもなっている車社会の現状からみて、既に役目を終えています。地域自治体への経済的負担も大きくなっています。我々鉄道ファンの喜びだけに存在するのには、時代に迷惑をかけてしまっているだけと感じずにはおられませんでした。
【米子駅_木次線.jpg : 0.5MB】
【出雲坂根駅.jpg : 361.4KB】
【三井野原駅.jpg : 309.9KB】
【備後落合駅.jpg : 348.3KB】
【三江線.jpg : 356.8KB】
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