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講談社が毎週発行している鉄道の週刊誌であるが今週号(11月27日号)は中央線・飯山線
特集である。鉄道雑誌というよりは旅の話に鉄道写真の撮り方や廃線跡の探索なども入れ
たグラフ誌と言ったものである。
さて、買ってきて読み進む内に飯山線の記事中でおもしろい記事があったので転載する。
“新潟県に入って、越後鹿渡駅から徒歩0分の鹿渡温泉(あれが温泉とは知らなかった)
「龍神の宿しかわたり館」は飯山線を旅する人には何とも心休まる宿である。山菜料理が
自慢という、今宵のつましい宿。
今から30年以上前、京都の私立大学の鉄道同好会が、ここを定宿にしていたという。それ
を聞いて想像するに、中古カメラと三脚を抱え、ひょっこり尋ねてくる白髪の紳士がいる
とするなら、それはあのころのSLマニア・・・。夜更けまで主人と地酒をくみかわし、
思い出話に花を咲かせる事だろう。”
もちろんこの“京都の私立大学”は同志社大学であり“鉄道同好会”はわがDRFCのこ
とである。
この記事をよみながら夕闇迫る雪原を走るキハ110の写真を見ていると、かつてC56に牽
かれたオハ31系の列車とダブってきた。
“初老の白髪の紳士”となった我々を忘れずに話をしてくれた「しかわたり館」のご主人
にもう一度会いに行っては見ませんか?
一度買ってご覧になる事をおすすめする。
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