|
田野城喬さんから、昭和36年に撮影されたホハフ2004の写真を貼付けて
いただきました。さすが「客車の鬼」と言われた方だけあって、すぐに
探し出せるうえ、撮影日まではっきり判るところが凄いものです。褒めて
あげましょう。「客車の仏」といわれる私も脱帽です。ちなみに「客車の
神様」は当会大先輩の佐竹保雄さまです。写真は天井裏か縁の下の甕の中か
どこに保存されているのでしょう。ホハフ2004は現在のブルトレまがいの
塗色ではなく単色なので国有鉄道と同じ焦げ茶だったのでしょうか。
片上鉄道の思い出としては、これまた有名先輩の湯口徹さまと運転手として
同行の62中林英信氏が、土曜日仕事を終えて中国道を西へと向かい、深夜の
湯郷温泉を走りぬけ片上鉄道終点の柵原駅前で文字通りステーションワゴン
の荷室で一夜をともにされ、翌朝から沿線を撮り歩かれたのです。途中では
和気駅で63天野克正氏も合流され二人は、湯口大先輩より撮影指導と称して
しごかれながら片上駅まで行きました。その後、別府鉄道まで連れていかれ
たそうです。なお清水三重子さんが推察されていますように、湯口先輩は
売れ残って抱え込んだ著書を多数持っておられます。部屋に平らに積上げて
その上に布団を敷いてベッド代わりにされてます。ご指摘のとおり二ヶ月に
一度の年金が切れてくるとヤフーオークションにチョイ出しして、元旦現在
ベッドの高さも16cmぐらいになっています。
最後に、お尋ねの夕陽丘鉄道のケコキハ単端式気動車は、扁桃線で使われて
廃車になってからは沿線の蚊取仙湖々畔の遊園地年増園の園内に展示されて
いました。各地の遊園地閉鎖の波に呑まれて昨年の年増園閉鎖後は、前立線
肥大駅前に展示されています。ケコキハのバックには面白山がきれいに見え
ます。
本当に今年も面白く、そして可笑しくもなりそうです。
|
|
|