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40年ぶりの越後鹿渡狂化合宿、東京より参加の早川君、高田君も合流して盛大に開催!
2月7日土曜日午前9時名古屋発のワイドビューしなの5号の先頭車、なんとグリーン車
最前列4席をババーンと貸し切りで占領した。40年前には考えられない豪華旅行だ。
わが国の民力度も上がったものだと感心した。眼前に繰り広げられるこの世のものとも
思われない絢爛豪華なワイドビューの光景に我々はただただ4000円の値打ちに感激する
ことしきりだった。
聞いたところによるとこの席は買う時に指定しないと買えないそうだ。なるほど値打ち
の分からないオバハンがとって、後ろの席の友達と話すため席を逆転されてはJR東海と
しては泣けてくるのだろう。
姨捨のパノラマを満喫するとやがて長野到着、いよいよ飯山線のC56に会える!と思った
ら、レールバスのような気動車・キハ112の2連。長野ではなかった雪もだんだんとふえ
て戸狩野沢温泉駅に着く頃は1mをゆうに越えていた。我々が裕福な証拠はここでも発揮
される。途中下車してタクシーをチャーターすると野沢温泉の立ち寄り湯に出発。
雪の中での温泉に疲れを忘れて大満足のひととき。再び駅に戻り次発のキハ110で越後鹿
渡へ。この列車ではかつて同好会の毒舌王と恐れられた早川昭文君対照的に無口で紳士
な高田君と合流。40年の時の流れは毒舌王の性格も変えたのか?興味津々!
鹿渡の駅は無人駅になったけどホームは昔のまま(写真参照)
最終列車をバンザイで見送り本日の公式行事を終了して懇親会に入った。
ご主人を交えてなつかしい話に夜は更けていった。言い忘れたが夕食は熊ナベだった。
明けて8日は珍しい快晴だった。40年前もこんな朝だった。駅のはずれでC56+オハ61を
撮っていたら反対側から「準急のざわ」が音もなく接近してきて間一髪雪の壁に飛び込
んだことを思い出した。
さて、飯山線に不似合いな気動車に乗って帰路に就いたが、途中飯山で毒舌王・早川君と
直木賞作家・田淵君、紳士の高田君は長野電鉄を撮るといって別れた。長野では吉田会
長の命令で善光寺へ詣でる。鬼の吉田会長が寺詣でとは積もった罪の重さに耐えかねた
のか、はたまた来るべき時に閻魔大王の追求が恐くなったのかしらねども神妙に手を合
わせる後ろ姿が細かく震えていた。
帰りのワイドビューしなの16号は満員であったが手配よろしく座って帰れた。
鹿渡は変わりなく、「同志社大学鉄道同好会指定」の看板も健在であったことを申し添
えて報告を終わる。
【鹿渡.JPG : deleted】
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