|
青信号16号で誕生を祝福して頂いた娘がインドネシア人と結婚することになり4月28日に関空を飛び立った。出国前から連れ合いから「オトォサン、電車はアカンえ」と釘を刺されていたが、なに諦めることはないぞ、隙あらばと思っていた。
国立博物館見学の後、道路に平行する木陰の間から架線柱が林立する高架線が見えてきた。通訳に「広い駅へ連れて行ってくれ」と話した結果、ガンビール駅(缶ビールではない:代筆者注)に案内してくれた。
1500ルピア(日本円17円:代筆者注)で入場券を購入し東階段を上ってみた。ややあって南方に赤帯のステンレスカーが見えた(3)。元都営6000系だ。ホコリまみれの姿でやってきた。クーラーは稼働している。こんな姿を観察していると「ねずみ男」まがいのマスクの編成が入構してきた(4)。前頭マスクはオレンジ色だったが後部編成マスクは鮮やかなブルー色で4連2組8連だ。これらを見送っていると元都営8連は終着コタ駅に向けて出発。後部車掌台正面窓下部にボゴールと張り紙がしてあり、コタ〜ボゴール間56kmを走る急行列車である。ロングシートだが座席指定しているとか。
(その1おわり、以下その2に続く)
【3.jpg : 80KB】
【4.jpg : 81KB】
【9(2).jpg : 81KB】
|
|
|