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23日に田野城さんと大視察団の一員として行って来ました。そのHOTニュースを報告します。
福井では、10月22日に皇太子様をお迎えして、第20回国民文化祭・ふくい2005が福井県全県で開催され、11月3日までの期間です。この期間中福井鉄道でも、協賛とPRをかねて名鉄岐阜市内線よりリニューアルされた新入りのLRV800形による試験運行が行われています。運転区間は路面線の福井駅前〜田原町間、10時〜15時の間、全区間100円均一運賃で、フリーキップや回数券などの割引切符は使えません。田原町では駅入口部のホームが低くなっている部分に停車します。(注:武生新〜福井新間は鉄道線でホームが高く、木田四ツ辻〜田原町間、市役所前〜福井駅前間は軌道線で路面走行である。現在電車は全て高床なので軌道線内では開閉式のステップによる乗降である。田原町は高床ホームで入口部に低いホームがある。)
福井鉄道では、来年5〜6月に名鉄岐阜市内線よりの800形、770形、880形の計20両の導入を図り、鉄道線のホームを低くして、従来の高床車が追放されるとの情報であるが、今回の取材によれば、田原町周辺には福井大学をはじめ名門藤島高校など学校が多く、これらの学生の輸送にはLRVでは対応が難しいとのことで、既存の高床車のうち生え抜き200形6両、名古屋地下鉄名城線から転身の600形、610形6両が残って、朝の登校時と下校時の学生輸送に充当されるようです。これらの高床車は相変わらず、ステップによる乗降となります。今稼動の高い80形と300形は、ともに南海の電5形がルーツの車両であるが先ずの引退が予想される。
武生新駅のJRより電留線には、旧金沢の562、古豪122、141とレトロ車両が陳列されている。西武生車庫では、デキ11とデキ3がより撮り易い福井鉄道本社前に、到着早々の800形、770形は本線沿いの全姿が撮れる場所に留置されている。大ファンサービスである。
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