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Erste Museums-Eisenbahn Deutschlandsその2
ここを尋ねた理由はいうまでもなくWismar双頭車を見、できたら乗る、に尽きる。実は前年(1992)ユーレールパスでドイツ、オーストリア、スイスを回った折、Biberachなる町の近くの保存鉄道にWismar車がいるのでわざわざ立ち寄った。しかし休止中=それを英語を解さない宿の亭主から、若干のドイツ語(というより単語)と身振り手振りのボディランゲージ+日本語!で、バイタリティの塊のような相棒がひと汗かいて聞き出した。小生は横でハラハラ・オロオロしていただけ=で果たせず、今年こそはの思いがつのっていたのである。室内は思いのほか広く、2人・2人のクロス3組に折畳み補助シートで計32人。運転席は実に簡素で、メーターやスイッチ、ブレーキ類のパネルは使用時だけ開く。Bruchhausen-Vilsenで対面が叶った双頭車(T41)は1932年製。ホイルベースの長い1435mm軌間2軸動車T1はSteinhuder Meer-Bahnのもの。先回ご覧頂いたクラシックな2軸客車9は1893年Gotha製、Hoyear Eisenbahnのもの。蒸機はHohenzollern1911年製Cタンク、前身はKreis Altenaer鉄道。こんな経歴はすべて完備したホームページからの現時点での受け売りである。
この鉄道を尋ねるにはレンタカーが必須であろう。Bruchhausen-Vilsenは駐車場には事欠かない。貸切バスでの団体客も多く、彼等全部が鉄チャンではあるまいがはしゃいで嬉しそう。売店では模型も結構売れていた。
【Wismar双頭車.jpg : 100KB】
【Wismar車室内と銘板.jpg : 82KB】
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