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MOLLIその3
前2回の「モーリー」訪問・撮影は1993年7月だったが、2004年6月、リューゲン島を出てロストックで1泊する間、若干の時間があったので11年ぶりにモーリーを覗いた。バートドベラン旧市街はすっかり綺麗になり、しゃれたプチホテルや観光案内所もでき、要はより一般的な観光地化していた。今なら宿探しに苦労はなさそうである。やたら広かった石畳の広場は半分が広大な駐車場に化け、狭い併用軌道区間は相変わらずだが、それが観光資源になり、スーパーや銀行もできていたが、¥→ユーロの両替はできなかった。このあたりはまだ旧東ドイツの面影が残る。ユーロ所持以外の外国人など想定していないのだろうが。
中心部を少し外れると住宅街になり、列車の停留場がある。その脇にとんでもない大きな樹木があり、枝葉が垂れ下がっているのだが、列車の通る部分はちゃんと車両定規に合わせ?散髪してあって列車の通り抜けに支障はない。日本なら木を根から伐採するか、枝葉をばっさり払ってしまうだろう。前回撮り損ねたポイントを11年後撮影できた。
なおかつて全列車蒸機牽引だったが、現在ではシーズンは初発・終発列車のみバスに置き換わり、他の季節は昼間も列車とバスとが交互に運行しているのをホームページのダイヤで知った。リューゲン島もそうなるのも遠くなかろう。
さらには以前ウジャウジャいたトラビー(トラバント)は、旧東ドイツでの4日間でたった1両見ただけだった(ちゃんと走っていた)。
【バートドベラン旧市内.jpg : 121KB】
【成型された樹木.jpg : 104KB】
【市街の停留場.jpg : 163KB】
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