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寒い日が続きますが、南国へ行ったときの話で暖まって下されば幸いです。
電車が無かった日向で電車を追う
バブルの所産として各地に第3セクターによるレジャー施設が誕生した。業界団体の総会はこうした施設を利用する事が多くなった。理由はゴルフ場と超豪華ホテルが併設されているからである。定年を前にして、老人もその余禄に浴する機会があった。その一つ、日向の国シーガイアへはオープンの翌年1994年秋に行く事になった。往復共に伊丹空港の利用である。日向の国へは4度目であった。この国には日豊本線電化まで電車が無かった、と言ったら須磨の大人に怒鳴られそうだが、架線のない蓄電池カーなんて・・・・・・。
ところが日豊本線電化で475、485系が短編成で運行中と知り、更に787系も「にちりんシーガイア」で見られるとは、これは一度久しぶりに行ってみたいと思っていた。
シャンシャン総会の翌朝、ゴルフ族以外は観光組である。コースは3度目と同じ。行く気になれない。実は今回、地図持参なのである。朝食後「ちょっと友達に会って来る。空港には1時間前に行くから・・・・・・」と言い残しタクシー乗り場に急いだ。運転手君に地図上の思惑の踏み切りを指し「ここへ9時までに連れて行ってくれ」と言ったら、4辺形の3辺を辿った。支払いは2.260円、倍額支払いとなった事は間違いないだろう。
蓮ヶ池横穴住居群跡をバックに「にちりんシーガイア」の黒い線がファインダーを横切った。街道を、住宅街を歩いて新設・蓮ヶ池駅へ。475系 (P11)やキハ40を撮影。やって来た南宮崎行き475系の後尾車はサロ改造車(P12)だ。飯田線のサロ改造車以来だ。宮崎着、高架されている。前回は地上だった。前途を急ぐ。大淀川鉄橋である。「きりしま」に「彗星」を迎え打つのである。だが宮崎下車のため「きりしま」は、鉄橋上で捉えられない失敗となる。「彗星」(P13)は無事に鉄橋を渡るシーンとなった。
(下請け編集者注釈)
長老は須磨の大人に感化されてメールを習得されました。今回より自筆の投稿メールを頂きましたのでそのまま転載致します。なお、一部の誤字脱字は修正致しました。
【P11.jpg : 101KB】
【P12.jpg : 101KB】
【P13.jpg : 102KB】
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