|
Zittau Schmalspurbahnその2
ツイッタウを出た列車は西方で標準軌間のDB本線と平面クロスし、街道に沿って3駅を経てベルツドルフ駅に着く。ここで線路はY字型に分岐し、列車はどちらかに直通する。そうでないほうの線には奥からの列車が到着し、機回りをすませて機関車2両=列車2本が終点向け頭をそろえて並ぶ。それからが当線名物の2列車同時発車(の筈)だが、なかなか揃ってとは参らないようで、撮影できてもその列車には乗れないことになる。ポイントを渡ったとたん27‰の勾配で、スリップもせず平気の平左で上っていくのには、さすが5軸の強力機関車だとホトホト感心する。
我々が尋ねた1993年では7.5往復の全列車が両終点に運行していたから、ベルツドルフではすべて2個列車が頭を並べ、かつ上下列車の離合も3回あった。転車台がなく機関車は両終点方向が頭になる。現行ダイヤを公式ホームページで見る限り、ツイッタウ発ヨンスドルフ直通が2往復、オイビン直通5往復、ベルツドルフ―ヨンスドルフ折返し2往復。ベルツドルフで2本の列車が並ぶのは2回だが、同一方向に同時発車(の可能性)は1回のみ、離合状態が1回と、見所が激減しているようだ。
【ベルツドルフで-1.jpg : 54KB】
【ベルツドルフで1.jpg : 66KB】
【ベルツドルフで-2.jpg : 123KB】
|
|
|