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京阪特急が、出足好調で嬉しく思っています。一過性でなく永続すれば・・・と期待するのですが、どうなるのでしょうか。いずれにしても、クローバー会の皆さんの協力があったことが今回の刊行に繋がったのです。有難うございました。
琴参電鉄の戦前の写真が掲示板で紹介され、老人の血は騒いでおります。廃線(1963年)となり44年経過しました。廃線跡を訪ねたこともありますが、あちこちに残っています。
1954(昭和29年)に始めて見たのですが、4輪車は架線修理車の27号と無蓋車の2両でした。後は4形式、変化に富んだボギー車が稼動車でした。創業以来の車両を調査しようと思ったのは1958年夏のことでした。車庫には資料なく、本社に問い合わせておくとのことで、その結果は1960年春に聞くことが出来ました。以来、関心が途切れることなく、今日に至っております。
琴参電鉄もさることながら、高松琴平電鉄のバラエティの豊かさには圧倒されました。まるで終戦直後の京阪電鉄のように思いました。この両電鉄の生い立ちを調べる課程で、金毘羅さんの存在が大きいことに気づきました。共に門前電車です。国鉄線、琴平急行電鉄を合わせると、なんと4線が金毘羅さんに向かって走っていたのです。こんな例は日本ではここだけでしょう。この話をまとめてみたい、と思っています。
金毘羅信仰は海の守り神として知られています。四方を海に囲まれた日本ならではの信仰対象とはどうゆうものなのか、これについて造詣の深い方はクローバー会にいらっしゃいませんでしょうか。お声かけを待っています。
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