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4月18日に公式に運行開始したCRHが、運行1ケ月を迎えました。中国朋友から、私は乗りましたが、貴方は知っていますか。乗りましたかとのメール多数が届きます。
現地の報道を見ても乗車意見は、大絶賛です。日本に来た経験のある中国人達からは、さすが新幹線。どこをとっても、今までの中国の列車にはなかったすばらしさとの評判です。
ですが、懸念していた事が起こっています。yahooニュースでは、”走行を開始して1か月、定期点検のため河南省鄭州市の鉄道局検査場に戻ってきた。約100人の技術者が車体を検査したところ、無残なほどボロボロにされていることがわかった。
ボロボロになった原因は乗客による備品の持ち去り。被害が最も多かったのは手洗い場のセンサー式蛇口。多数取り外されてなくなっていた。さらに緊急脱出用のハンマー。また密室であるトイレも被害が大きかった。便座の温度調節つまみやペーパーホルダーの軸さえ取りはずされ消え失せている実態には、ただもうむなしさが募るばかりだと技術者たちはこぼす。
鳴り物入りで走り出した夢の高速列車だが、わずか1か月で満身創痍になって戻ってくるとはおそらく想定外だったはずだ。同局は今後、備品持ち去り禁止を表示するのか、乗客の資質向上を待つのか、判断を迫られることだろう”
別に中国人だけではなく、どこの国民でも一部で心無い人はいるものです。
折角、中国鉄道部が、総力を挙げて、最先端技術を学び実現したCRHシリーズです。これからが勝負です。こんな事で悩んでいては、いつまでたっても中国鉄道の将来は築けません。追いかけっこになるでしょうが、諦めずに保守補充に励んでいただきたいと思っています。
それと、安全対策です。200km以上で走る車両です。どこかの国の遊戯施設のように金属疲労を考慮せずの運行等もってのほかです。過去、製品が出来上がっても検品をしないのが普通の国でしたので、不良部品での事故が起こらぬように祈ってます。
まだ、鉄道雑誌等でのCRH2の紹介がまだのようなので、ご紹介をさせていただきます。まずは、写真をご覧下さい。
【1北京・天津駅.jpg : 374.2KB】
【2食堂車.jpg : 181.7KB】
【3車内jpg.jpg : 209.9KB】
【4安全装置.jpg : 172.5KB】
【5トイレ洗面所.jpg : 141.4KB】
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