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冬季五輪大会記念頭の体操に、早速ご応募いただきありがとうございます。
問ニの答えは、「うみねこ」と「ちどり」として出題いたしましたが「白鳥」
があったとは編集部データ室でも判りませんでした。1966藤本哲男さまの記憶
力に敬意を表するとともに、ご応募に重ねて御礼もうしあげます。
参考までに「準急白鳥」「準急うみねこ」についてご説明いたします。
ともに気動車準急で、クリーム色の車体に赤い帯を窓下に廻したいわゆる準急
標準色をまとったキハ26キハ55系を使用していました。
「準急白鳥」
1960昭和35.12.28に秋田青森連絡を目的に奥羽・東北・八戸線を経由して秋田
〜鮫に運行を開始しましたが、「サンロクトウ」大規模ダイヤ改正で気動車特急
に1961昭和36.10.1名前を譲りました。わずか十ヶ月間の薄命準急列車でした。
余談ながら、日本海沿い1052.9Kmを走りつづけた特急白鳥は2001平成13.3.2発
をもって四十年近い使命を終えています。編集長は大阪発の最終便に青森まで
乗車しました。五年前のごはん粒がこびりついた水了軒の特製記念弁当の折箱を
見ながらしばし合掌。思い出にふけさせていただきました。謝々藤本大人。
「準急うみねこ」
1962昭和37.10.1に久慈〜盛岡に運行を開始した準急列車です。前身は準急しも
きたでした。
常磐線の103系の運用が終わるそうですが、こちら大阪環状線の103系も
終盤を迎えようとしています。昨年12月から200系が走行開始です。青い
ままの編成も走っていますが橙色で森ノ宮標記に塗り替えられた編成もありま
す。
大阪環状線が100系に高性能化されたのも準急白鳥が走り始めた1960昭和
35.12と同じときと云う、遥かむかしのお話です。
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