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親愛なる田野城さんの一度読んでみられることをお勧めするとのお言葉に
したがい、孫の手をひいて本屋へいったところ11月27日号は売切れでした。
掲示板にのったことで、たちまち売切れたのでしょうか。インタネットの
影響はすごいですねェ。
しかわたり館のご主人、よく忘れないでくださったものです。当然お世話に
なった我々よりお歳をおめしのことと思います。お元気なあいだに、お会い
したいものですね。本当によく憶えておいていただいたのですが、それほど
訪れたDRFCの面々は忘れられない奇行や変人が見受けられたのでしょう。
越後鹿渡駅の駅員さんにも、構内で雪合戦をして、これが有名私立大学生か
と嘆かれていたのですから。
日本有数の豪雪地帯で、一階がすっぽり隠れるぐらいの積雪で、当時は除雪
も十分おこなわれず道路も二階と同じ高さで、しかわたり館へは雪の階段を
降りて玄関へ入ったのが印象に残っています。またトイレの窓を開けると、
窓一面がすぐ積雪だけで、閉塞感と冷気のなかで尻をまくっていました。
トイレの落とし紙も、灰色の新聞故紙100%の京花紙でそれはそれは環境に
優しいものでした。
しかわたり館へは、「きたぐに」で訪れるなんてのもどうでしょうか。絶滅
を危惧される夜行急行列車に乗っておくのも一興でしょう。
「きたぐに」といいますと、今夏これに乗って、めでたく当選された立山
砂防軌道に向かわれるはずでした吉田隊は、何の因果か悪天候にはばまれ
中止連絡で「きたぐに」に乗ることもなく終わりました。先発の松山隊に
続き吉田隊まで立山に挑めなかった我が会のOB隊員諸氏には、更なる毎日
の精進を極められ、山の神の思し召しを受けられんことを祈ります。
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