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【167】黒部上部軌道について
 1966 藤本哲男  - 03/9/1(月) 19:37 -
  
野本先輩「立山砂防工事軌道」乗車の件は誠に残念でした。
お話しの中にありました、「黒部上部軌道」について、私の知っている情報をお知らせしたいと思います。但し、私も乗車したことはありませんが、走行中を撮影したことはあります。全線トンネルの中を走るのに、撮影等できるのかと思われるでしょうが、わずか30m位ですが、一箇所だけ地上を走る区間があります。その場所は、仙人ダムのすぐ下流のところ、黒部川の本流を鉄橋で渡る区間です。つまり、この鉄橋の部分のみが地上区間であります。私は15年くらい前、まだ京都にいた頃、黒部ダムから黒部川沿いに付けられた、旧日電歩道(通称下ノ廊下)を、渓谷鉄道の終点、欅平まで歩いた時、この場所で撮影することが出来ました。参考までにこの時のコースを申し上げますと、京都を夜行の「ちくま」で出発し、松本から大糸線で信濃大町まで行き、そこから扇沢まで路線バス、さらにトロリーバスに乗り換え黒部ダムまで行き、そこから歩きました。黒部ダムを出発したのは、8時頃だったと思います。黒部川の断崖絶壁沿いにつけられた道を、すばらしい景色を楽しみながら歩き、十字峡(黒部川本流と剣沢、棒小屋沢が十字になって合流する所)で昼食のパンを食べました。このすぐ下流のところで本流を吊橋で渡り、もう少し行くと、この場所です。そこで10分位待つと、欅平方面からバッテリー機関車が小さな客車2両を引いて、トンネルから顔を出し、結構な速度で鉄橋を渡って行きました。そこから、その日宿泊する阿曽原温泉小屋まではわずかな距離でした。到着したのは、2時半頃で、夕食まですることがないので、昼寝をしたり、何回も温泉に入って時間を潰しました。いまから思えば、なぜあの時、鉄橋のところで、もう少し撮影しなかったのか残念でなりません。次の日は、あいにくの天気で、傘をさしながら欅平まで歩き、10時頃の列車で宇奈月に戻りました。さて、このコースは登山コース(本当は登山ではない)の中でも上級者向きのコースとなっています。コースの状況については、富山県警のホームページに出ております。また、また毎年のように滑落事故が発生しております。(但し、本当に危険な場所では起こっておらず、なんでと思うようなところで起こっています)落ちたら絶対助かりません。欅平から歩いても、黒部ダムから歩いても6時間位はかかります。(欅平からの方が危険度が少ないと思います。)撮影に行かれる方は、くれぐれも滑落しないように足元には十分ご注意下さい。そういう私は、来年あたり、勤務先の登山グループで15年前と同じコースで行く予定にしております。尚、私は、大学卒業後ひょんなことから勤務先の登山グループに入ってしまい、未だに続けております。
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【167】黒部上部軌道について 1966 藤本哲男 03/9/1(月) 19:37

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