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今回の北陸行のメイン・イベントはこの「雷鳥」号の「パノラマ・グリーン車」(金沢〜大阪・全区間)運転席かぶりつきの乗車会でした。
4月末、ブギウギ氏にこのパノラマ・グリーン車乗車会の企画のお話をしたところ、二つ返事で「是非出かけましょう!GWでもどうですか?」と逆提案もいただきましたが、当方の仕事の都合からGWはどうしても無理なのと、出来れば観光客が比較的少ない時期に出かけたいとの思惑から、今回の日程での開催となりました。
今回パノラマ・グリーン車「クロ481−2000」に乗りたいと思ったキッカケは、当方の友人のブログ(RMのホビダス趣味ログでも常に人気上位10位以内に入っている人気ブログです。興味のある方は探してみてください。)で、京都総合車両所の485系の連載をしており、その中で「クロ481−2000」の特集を行っていたことでした。
また、3月末に東海地区にJRCの「ひよこさん」の記念IC乗車券を買い求めに出かけてきた際に、久しぶりに乗車した名鉄7000系のパノラマカー(ここ最近、地元新聞の記事の影響等で週末は親子連れで超人気モノのようですが・・・)の展望席の楽しさをアルコール片手に(旧国鉄の)特急電車で体験したいとの思いが沸々と沸き起こり今回の企画実施となりました。
以下に、写真の解説を交えてその乗車記を紹介します。
@「1枚目」今回の乗車列車は「雷鳥38号」(金沢発16:11⇒大阪着19:08)のです。およそ3時間の今回の我々の乗車編成・車両はA01編成のクロ481−2001号車です。
車内の改造銘板によると「平成元年・吹田工場でサロ489−1001より改造された」とありました。金沢駅への列車の据付に運転してきた運転担当者は写真のとおりヘルメット着用でした。(検車担当者が本線運転資格を所持しているのか?それとも、通常の乗務員または、構内運転担当者がその業務の特殊性からヘルメット着用をしているのか?興味があるところです。)
A「2枚目」本日の金沢駅⇒敦賀駅間の担当運転乗務員は新人さんの研修でした。お師匠さんの指導員氏が運転席の左側に立って厳しく指導されておりました。(当方のグリーン券で指定された席は1号車1番A席で、折角の展望が悪くなりそうでしたので空いている反対側のC席に移動しました。)カレチ氏の検札の際に、その旨と「C席のグリーン券所持者が現れた場合はA席に戻る」と告げましたが、終着大阪到着までに1号車に乗車したのは我々のほかに、3番C席と4番C席の合計4名だけでした。真剣に運転する運転士氏とその指導をする指導員の姿は、こちらも安全運行の大切さを教えられているようでした。
B「3枚目」福井駅からは、敦賀駅⇒大阪駅間を運転する乗務員氏が乗り込み都合、3名の乗務員での運行です。前方を監視する3名の様子はまるで一世代前の大型航空機のようです。
真剣に運転する新人氏の確認・喚呼の様子を眺めていると、金沢駅で乗車前に購入したアルコール片手に客席から眺めるのが申し訳ないようにも思いました。(笑)
C「4枚目」目にまぶしい新緑を眺めながら進んできた行程半ば、新人運転士氏の交代前の最後の山場がこの北陸トンネル通過直後の交直転換のセクションです。(交直セクションの写真はその様子がよくわからないので、北陸トンネル突入の様子を載せることにしました。)
D「5枚目」敦賀駅で金沢駅から乗務してきた新人氏と指導員氏が下車した後は、福井駅から乗務してきた運転士氏一人での運転です。京都駅発車後に、A席からの眺めも確認しようと思って梅小路(貨物)駅通過あたりで撮ったのが、この写真です。「1枚目」から「4枚目」の写真とはまた、一味違ったアングルをお楽しみいただけると思います。
以上、金沢駅⇒大阪駅のおよそ3時間の展望席の旅は、今回の鉄チャン旅の最後を締めくくるものとしては最高でした。
皆さんも一度、お試しになることをお勧めします。
長期に亘る拙文にお付き合いいただきありがとうございました。
【金沢駅入線.jpg : 102.7KB】
【指差喚呼.jpg : 268.9KB】
【寛ぐブギウギ氏の背後から.jpg : 126.1KB】
【北陸トンネル突入.jpg : 207.8KB】
【複々線区間へ.jpg : 250.3KB】
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