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青春18切符の旅の第2回は、餘部鉄橋を立ち寄っての京都までの行程です。
米子8:39(鳥取ライナー)→10:14鳥取11:10→11:53浜坂12:24→12:38餘部(撮影)13:31→15:03豊岡15:07→15:40和田山15:46→16:42寺前16:47→17:30姫路17:57(新快速)→19:16高槻19:20→19:29長岡京 今回は2列車増えて、9列車の乗継です。
帰路は、3月14日で消える381系『通勤快速ライナー』に乗車するために夜行バスでJR出雲市駅着としました。
夜行バスの切符を購入に行きますと残席は2席のみと言われました。数多くのブルートレインが廃止に至った背景には、高速道路整備による安価な夜行高速バスの存在があったと実感しました。
鳥取では、56分もの乗継時間ありましたので、駅前の魚市場に行ってお土産と道中の酒のあての物色です。丁度、美味しい肝が入った大きな『はげ』、ぴちぴちはねる『甘エビ』と、見た目は悪いのですが、甘エビと同様に美味しい『どろエビ』を購入しました。
車中での昼食は、名物駅弁『カニ寿司』と決めていましたが、これは、紅ずわい蟹を浜ゆでして冷凍解凍されたカニ肉が寿司飯にのっているだけです。この時期は、もっと美味しい脱皮した若松葉蟹があります。これをご飯にのっけた方が美味いに決まっています。たっぷりと、足が入ったボイル仕立てを購入しました。
鉄ちゃんが、一般人には理解しがたいように、グルメに興味のない方にはご理解いただけないと思いますが、私は乗継時間を利用して、駅近くの市場に寄って地場の食料を買って、車中で食べることが大好きです。特に山陰線沿線にはそんな所が一杯あります。
春到来の餘部鉄橋を見ながら、撮影までの待ち時間に一杯やりながらと、思っていましたら、写真の通り、鉄ちゃんのみならず撮影ツアー客までいて、とんでもない状況です。
JR社員も2名が勤務していて、次は何時何分に何が来るかとの説明にもやってきます。まさに観光地でした。
好天なら夕刻までの撮影準備もしておりましたが、これでは食事もできません。予定通りの列車で退散することにしました。
しかし、13:31の2両編成のDCが着くと、唖然としました。さっき来た列車はガラガラでしたのに200%以上もの超満員です。荷物もあったので最後に押し込みながら乗車しました。
車内は、蒸し風呂状態です。餘部鉄橋に乗車するツアーが組み込まれていて、乗客の多くは老人達です。香住駅に着くなり『救急車を呼んで下さい!!』との悲鳴が聞こえました。
ツアー客が降りたガラガラの車内には、70過ぎの男性が白い顔で横たわっていました。直ぐに蟹を冷やしておいた氷を提供しました結果、救急車が来るころには、顔色が戻り安心しました。
多分、桜が満開となる頃には、こういったツアー客多数も列車に乗ります。行かれる方は気を付けて下さい。
肝心の餘部鉄橋の様子ですが、養生の柵が設置されていて以前のようには撮影できません。お含みの上、撮影にのぞんで下さい。
米っ子も桜満開の時期に再度訪れる予定です。大岩駅の桜並木も関西線の笠置駅以上に見事です。若桜鉄道も再訪したい所です。4月初旬前後は大忙しになりそうです。
姫路駅では、全国一と思っています美味しい駅そばを久しぶりに堪能しました。
【米子駅スタート3420D.jpg : 396.0KB】
【鳥取→浜坂→餘部.jpg : 368.8KB】
【JR餘部駅.jpg : 384.1KB】
【餘部鉄橋171D.jpg : 368.2KB】
【はまかぜ1号.jpg : 331.8KB】
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