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DATAでは、CRH5は、振り子式車両です。台車はご覧のように油圧ダンバで傾斜できるようになっていますが、はたしてこの路線で使用をしているのかと不思議に思いました。
万里の長城が海から始まる山海天から瀋陽北までは、高速専用軌道です。振り子は不必要でしょう。車窓からも200km/hオーバーで走行している実感がありました。大出力を生かしたカーブの多い登坂力を必要とする区間。例えば成混鉄道での使用が適しているのではと思いました。
瀋陽北駅からインターネットで予約しておいたホテルに向かうタクシー内で、撫順へは何分かかるかと尋ねますと、約40分との返事です。まだ日暮れには時間があります。待つように頼みました。
チャックインを済まして部屋に荷物を置き、車内に入ると、私は昼間の運転手で、17:30には夜の運転手に車を渡さなければならない。今から撫順へ行って帰ると18時過ぎは確実になるので、堪忍してくれと言われてしまいました。
別のタクシーも同じようなものと聞きました。無理に今から行っても、1時間程度しか写真を撮れる時間もありません。今日は諦めて、久しぶりの瀋陽の街の探索に切り替えました。
明日は1日フリーです。ちょっと遠いが、中国SLの聖地“調兵山”に行ってみようと思い、タクシーチャータは無理なので、旅行社に電話をしました。
“明日ですか、本当ですか? 以前に案内した事がある運転手を探してみます。”との返事をいただき、数10分後にOKが出ました。
CRH5乗車の目的は果たしたので、後は気ままな旅に徹する事にしました
【ガラガラだった後部車両.jpg : 169.0KB】
【CRH5の乗降ドア.JPG : 104.4KB】
【D6北京行.jpg : 170.4KB】
【振り子式台車.JPG : 119.6KB】
【先頭車.JPG : 140.5KB】
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