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【837】おじん2人ヨーロッパ軽便 その16-3
 湯口 徹  - 07/4/27(金) 11:06 -
  
ペロポネソス半島 その3 ディアコフトB

先ずはこの地域の地図をご覧あれ。上面中央右寄りに錨のマークがあり、パラソルもあって港とリゾートの町であることが分かる。ここがディアコフト。海はギリシャ本土とペロポネソス半島を隔てるコリンティアコス湾である。

海岸に沿う緑の線がメーターゲージの国鉄線、黄色が高速道路。ディアコフト駅から赤い線が左下に延びる。これがはるばる来たぜ函館―ならぬ、お目当ての750mm軌間アブト式軽便線で、終点はカラブリタなるリゾート地。

高速道路の下をくぐって谷間に入り、右から道路が寄り添ってくるまで、完全に谷間を鉄道だけが川(青色)に沿って走る。

途中駅?が4か所(橙色)あるが、現在では上から3つ目メガスピリオン(地図の表記は違う)だけ駅員がおり、離合が可能だが1個列車が往復するだけ。

メガスピリオンとは、駅のすぐ右斜め下の村落の名だが、駅と村とは谷が隔て、かなり上流で渡って戻るから3×2=実質6km以上離れている。かつての北陸本線杉津を思い出す。

アテネで貰った時間表(前々回B6版と書いたが、B7版=88×132mm、表紙とも36ページ)では8往復のように読めるが、シーズンで時間が変わる全列車を載せており、現実にはその半分の4往復。22kmに上り、下り共67分を要し、起終点の高低差は約750m。

2泊をディアコフトの町で確保した我々は気分も軽やかに、駅周辺の探検にとりかかった。駅北側に小さな松林があり、蒸機が3両いるではないか。

松の落ち葉にまみれた蒸気機関車はフランス製でC1、外側台枠、勿論アブト式サイドタンク機である。ほかにも有蓋・無蓋ボギー貨車が4両だったか5両だったか。片側に車掌室のある無蓋車は、何やら草軽電鉄(よりはるかに長いが)を思い出させる好ましい雰囲気であった。

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【松林のアブト機3.jpg : 184.2KB】

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【松林のアブト機2.jpg : 184.8KB】

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