DRFC-BBS
※容量制限により削除された06年1月31日までの投稿写真を一部復活しました。詳細はこちら。
※新掲示板へ移行したため、この掲示板への投稿は受け付けておりません。

新掲示板アドレス(2008.08.03〜)
http://drfc-ob.com/wp/
左のフレームが表示されていない場合はトップページへ移動してください。

 投稿者絞り込み:   ページ移動:  
  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃一覧表示 ┃検索 ┃設定 ┃ホーム  
816 / 1521 ←次ページ前ページ→

【734】半世紀前の高松琴平電鉄 その4
 某ぼけかけ老人  - 07/1/13(土) 12:27 -
  
【726】で「半ぼけ老人」とお呼びになった御仁がおられる。老人は「ぼけかけ」であるのは間違いないが、まだ「半ぼけ」までは到っていないと自覚しておったから、無闇やたらと落ち込んで、昼間から酒を飲まにゃならん仕儀に立ち到った。誰だ、それ自体が「半ぼけ」の証拠だと抜かした奴は。

とはいえ撮影日や場所を記さなかったのは、確かに「ぼけかけ」には違いないと、早速自省したのが余人と根本的に違う謙虚なところである。かくして老人は淋しく老い込み、呆けて、余命幾許もなくなっていくのであろうから、あわてて追記をする。

撮影は全て1952年3月9日。一筆書きの連続乗車券で岐阜、名古屋、関西線、奈良線で一旦京都に戻り、栄養を補給し、京都発21時00分、247レで宇野着3時13分、4時05分の連絡線で高松着5時20分であったと記憶する。

夜が明けるのを高松駅で待って瓦町へ。その1【726】でご覧いただいた単車の1はまだ現役である。55、84、21、71が瓦町の留置線での撮影。

3は今橋車庫で撮影。といっても、このあたりは線路や始発駅の変更等で全く姿を変えているから、どなたか新旧の路線図でも描いてくださらんか。大体が電車にあんまり興味を持たぬボケかけ老人には難儀じゃて。

その2【728】の31荷電も今橋車庫で。半鋼ボギー電車は当然仏生山。Yゲルの堀端52は瓦町−片原町間。

その3【729】の510は仏生山。21+71は瓦町−片原町。オープンデッキの残る5、4は今橋車庫。手当たり次第にスキャンしたため、こんなめちゃめちゃ配列になった。これもボケの表れか。悲しいのう。

仏生山での電車右側にチラリと写っているのは、高琴名物の2軸クハである。之を見せないとは、との非難の声が巷にあふれると老人は困惑し、余計寿命を縮めるから、改めて添付しておく。

誰が見たって国鉄のワフ23000だが、高松琴平は1435mm軌間である。国鉄非動力車両はかつての広軌論争以来、原則長軸を採用している。これは軸箱守を支える縦梁間隔が広く、車輪と車軸が接する部分(ホイールフイット)を外側にずらせば簡単に1435mm化するのである。

貨車を代用客車として使うのはそう珍しいことではなく、大量の軍隊輸送は有蓋車が当たり前だったし、敗戦直後は無蓋車も動員された。私鉄で有蓋貨車を客車化したのは熊延鉄道が有名だが、高松琴平ではクハにした。1両は足回りをブリル台車に交換している。

せっかく写真が3コマ添付できるので、まとめてと予定していた戦前・先輩の写真を2枚もお目にかける。撮影は小生よりさらに17年早い1940年4月11日、撮影者は若林美雄氏。場所は高松桟橋で、画面左に国鉄客車が覗いている。

この路面電車がステップを切り取り、高床化して(その1、2)でご覧いただいた52や55の姿になったんじゃぞ。写真はほかにもあるから、次回をお待ちあれ。

乙訓老人よ! いつまでも黙っとると、おまはんもボケてまいまっせ!

添付画像
【高松琴平クハ1110.jpg : 138.9KB】

添付画像
【高松琴平クハ1130.jpg : 113.5KB】

添付画像
【四国水力電気.jpg : 150.4KB】
引用なし
パスワード

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : 高松琴平クハ1110.jpg
・サイズ : 138.9KB

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : 高松琴平クハ1130.jpg
・サイズ : 113.5KB

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : 四国水力電気.jpg
・サイズ : 150.4KB
1,866 hits
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NE...@gl07-068.gl07.cilas.net>

【734】半世紀前の高松琴平電鉄 その4 某ぼけかけ老人 07/1/13(土) 12:27 [添付][添付][添付]

  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃一覧表示 ┃検索 ┃設定 ┃ホーム  
816 / 1521 ←次ページ前ページ→
ページ:  ┃  記事番号:   
(SS)C-BOARD v3.5.4 is Free.
掲示板についてのお問い合わせはこちら。