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唐突な投稿ですがお許しを
子供の頃から雑誌で遠い北陸路の鉄道の
記事を読んでは、不思議な憧れがあります。
特に石川県下に夥しい路線を持っていた
北陸鉄道にはうっとり魅入られたような
オマージュがあります。
何故かというと
電車が健全に発達している
国鉄型が殆どない。大私鉄の中古も
古い名鉄の小型中型くらいで整備も美しく
張り上げや改造も醜いのが少ない。
新型車も「くたに」「しらさぎ」（6000）（6100）の
時代までで在来車とのバランスがとれている。
これは日車の古くからお膝元でありながら、名古屋の
剥き出しな風土に対し、本願寺の「講」の文化で育った
加賀は奥床しい。加えて電車も加賀美人も控えめで美しいの
ではないかと、投稿子の勝手な長年の思い込みです。
質素だけど加賀百万石の実力、それに審美眼だと思うけど
あまり沿線風景に似合わない電車は持ってきていません。
富山地鉄、力強いけど無骨です
京福福井支社、南海の２０ｍ車が入るまでは良かったけど
福井鉄道、昔から田舎臭い
同じ北陸３県の私鉄を比べても北陸鉄道は鶴のような
存在です。
沿線に銘酒の里、鶴来も控え白山信仰に守られた北鉄は
美酒のように心酔わせてくれます。
特に古い写真を見ると、北陸の国鉄はまだ全く非電化で
D51がせいぜい。C57もありましたが優美な列車が少なく
くすんだ印象は否めません。
それだからこそ北陸鉄道の電車は、鄙にありて美しく
雪国ゆえ粘着係数の高さで非電化とならなかった
のでしょう。
こういう地方私鉄の楽しみ方、これからの時代
考えていきたいと思います。
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