DRFC-BBS
※容量制限により削除された06年1月31日までの投稿写真を一部復活しました。詳細はこちら。
※新掲示板へ移行したため、この掲示板への投稿は受け付けておりません。

新掲示板アドレス(2008.08.03〜)
http://drfc-ob.com/wp/
左のフレームが表示されていない場合はトップページへ移動してください。

 投稿者絞り込み:   ページ移動:  
  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃一覧表示 ┃検索 ┃設定 ┃ホーム  
862 / 1521 ←次ページ前ページ→

【683】おじん2人ヨーロッパ軽便 その11-3
 湯口 徹  - 06/11/15(水) 10:09 -
  
マリアッェル支線

6500V25ヘルツ交流電化のマリアッェル線起点ザンクト・ペルテンから4駅目、Ober Grafendorf から西へ、同じ軌間760mmの非電化線が分岐している。

やはりOBB(オーストリア国鉄)で Pochlam から南に分岐する標準軌間支線の Wieselburg まで33.8km、結構長いが人家の乏しいドド田舎ばかりを走り抜ける超超ローカル線で、間違っても観光客が足を踏み入れるような場所ではない。

トーマス・クック時刻表にマリアッェル線はあるが、この線=正式な線名が分からず、支線とのみしておく=は当然掲載がない。

かつては標準軌間支線と平面クロスし、さらに西南に26.5km、Gresten まで伸び、総計62.3km。我国最大だった岩手軽便鉄道花巻-仙人峠間65.4km、静岡鉄道駿遠線大手-藤枝新-袋井間64.6kmにやや及ばないが、大した長さである。 

この線には、先回[670]カラーで掲載した2両の機関車の左側、2095型ロッド連動のDD箱型ディーゼル機関車がボギー客車2両を牽引している。出力は442kW―600馬力で、これは20〜26‰勾配への対処であろうが、我国DD13の半分ぐらいの力持ちである。
2095.01〜03(32トン)は1958〜1960年製、2095.04〜15(30.8トン)は1961、62年製とのことで、全長10400mm。

静岡鉄道駿遠線最後の「あだ花」になり、朝夕ラッシュ時のみ客車6両を牽引していたD501(1965年自家製)が11トン、188馬力だったのに比べても、我国ディーゼル車両の出力のお粗末ぶりが分かろうというものである。

相棒が交渉し、ディーゼル機関車のキャブに乗せてもらった。機関士はなぜか寝間衣?のごとき、およそ締まらない長い奇妙な制服?(アラブ人男性が着る長いワンピ−ス?を少し短くしたような代物)を着ており、化繊(であろう)だから通気性が悪く暑いと思うのだが。案外中は肌着一枚と猿股だけなのかもしれない。

添付画像
【Ruprechtshofenでの離合.jpg : 254.2KB】

添付画像
【DL牽引列車.jpg : 223.0KB】

添付画像
【非電化支線DL列車.JPG : 238.5KB】
引用なし
パスワード

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : Ruprechtshofenでの離合.jpg
・サイズ : 254.2KB

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : DL牽引列車.jpg
・サイズ : 223.0KB

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : 非電化支線DL列車.JPG
・サイズ : 238.5KB
1,382 hits
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NE...@gl06-124.gl06.cilas.net>

【683】おじん2人ヨーロッパ軽便 その11-3 湯口 徹 06/11/15(水) 10:09 [添付][添付][添付]

  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃一覧表示 ┃検索 ┃設定 ┃ホーム  
862 / 1521 ←次ページ前ページ→
ページ:  ┃  記事番号:   
(SS)C-BOARD v3.5.4 is Free.
掲示板についてのお問い合わせはこちら。