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開催を明日に控えたクローバー会写真展の設営があると聞き、特派員は仕事を投げ出し、梅田はマルビル3階へ馳せ参じた。
15:40に会場へ到着すると、すでに係の手で写真は額装され、壁面に立てかけられていた。前回の委員会で決められたレイアウト図を示すと、手際よく釘が打たれ、次々に写真が掲げられていく。1時間もすれば、第3・4コーナーいっぱいに、全紙51点がズラリと並んだ。このときをどれほど待ちわびたか。
思えば、壬生の某料亭で写真展開催の決議がなされたのが2年前の春だった。審査会用の作品集が意外と好評で、第一次関門は難なくクリアしたものの、以後はなかなか作品が集まらず準備は停滞した。しかし、ここ半年の追い込みはクローバー会の結束力そのものだった。心配して作品を寄せてくれた会員、自主的に準備に参加した会員、写真展の開催は、全会員の成果なのである。
そんな感慨にふけっていると、急ぎの仕事を思い出し、あわてて帰ろうとすると、入り口で、本掲示板でお馴染みのに“おじん”にバッタリ出会った。心配で心配で開催前日に駆け付けたという。クローバー会ならではの熱心さに心打たれ、口ヒゲをはやし始めた“ちょいワルおじん”と別れ、会社への道を急いだ
明日から一週間は、クローバー会写真展。
さあ、友人、知人、愛人、変人、奇人、全部誘って、梅田へ、マルビルへ、3階へ!
【クローバー会はこの奥.jpg : 86.5KB】
【進められる写真展設営.jpg : 81.0KB】
【準備が完了の会場.jpg : 82.3KB】
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