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今から37年前の昭和44年8月24日に阪急宝塚線が600Vから1500Vに昇圧されて、全線1500Vに統一されましたが、それまでは十三〜南方間に異電圧セクションとなる「無電圧区間」が存在していたことは、皆さんご承知のとおりです。
私は昭和44年時点で中学3年生であり、また自宅が今津線沿線であったため、京都線に乗る機会が少なく、この無電圧区間を運転台にかぶりついて乗車したという経験がほんの数える程しかありません。
このわずかな経験の中で、無電圧区間を通過するときに、運転台に設置されている電圧計を見たことが非常に印象的なものとなっています。
そして、そのときの私の記憶は次のようなものです。
(1) 600V側から1500V側へ行くとき(上り列車)
「600」を指していた電圧計の針がいったん「0」を指す
数秒走行したのち、針は一気に「1500」にはねあがる
(2) 1500V側から600V側へ行くとき(下り列車)
「1500」を指していた電圧計の針は、数秒かけてゆるゆると「600」の位置におちていく
さて、この私の記憶は正しいものなのでしょうか?
このあたりの状態を正確に覚えておられる方がいましたら、ぜひ、教えてください。
また、(2) のときの電圧計の針の動きが、「1500」→「0」→「600」とはならない理由など、お分かりの方ご教授をお願いします。
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