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【1168】かなり前の名鉄築港線
 湯口 徹  - 08/2/16(土) 12:49 -
  
[1161]藤本哲男氏の「少し前の名鉄美濃町線」を拝見し、そういやぁ俺も名鉄は少し撮っていた筈と、かなり進行したボケと戦いながら記憶を絞り出した。時は1957年3月6日、51年前だが、幸い当時の手帳から浄書した記録があった。

20年ほどにも思えた2浪生活が終わり、暖かくなるまで待てずに家を飛び出し、一筆書きルートで山科−名古屋−関西線経由で一旦帰宅。改めて山陽−九州と出かけたその「しょっぱな」だった。まだ学生にはなっていないが、学割証は高校時日付のないものを山ほど確保し、学生証も同様=日付を「訂正」し無事5割引で購入。

なんでお前が名鉄かといわれそうだが、大江−東名古屋港1.9kmの築港線(通称名古屋港線)通勤用客車の中に、旧名岐、三河鉄道のガソリンカーの成れの果てがいると聞き、矢も盾もたまらなかったのである。元来は1924年1月15日運輸開始の貨物線で、戦時中工員輸送を開始。

それも大江に直行したわけではなく、大垣で旧佐久鉄道のホエ7063を撮り、岐阜市内線、新岐阜、笠松を「一覗き」しながら、まだ蒸機709がいた新川工場へ。それからやっと神宮前を経て大江に。ナハ22808の車体を住居にした家があった。

名古屋港線の大江には、神戸の和田岬線並みに朝夕しか出番のない客車が19両。ブリル単台車に戦時中木製車体を載せた58+53+51+56と4両が一列に。さらに132+135+125+126+11+21+121?+127+134+22がもう一列。その隣に2238+2111に連結したお目当て旧ガソリンカーの2064+2222+2221が。

ガソリンカーは今回遠慮して旧電車のみご覧に供し、車両解説は藤本氏にお任せする。遅滞なく義務を果されよ。

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【名古屋鉄道120型.jpg : 362.1KB】

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【1167】通勤の車窓 今昔 −1−
 総本家・青信号特派員  - 08/2/15(金) 22:47 -
  
掲示板が連日賑わってなによりです。
海外や遠隔地など、非日常の世界で鉄道に接するのももちろん悪くはありませんが、鉄道趣味の原点はやはり身近なところにあると考えます。日常接する鉄道のわずかな変化を感じ取ったり、変化の様子を確実に記録したりすることが、鉄道趣味の原点だと思っています。
特派員のような団塊世代の退職が本番を迎えていますが、退職は即ち、日常の鉄道からの別離も意味します。そういった意味で、日常の鉄道を振り返ることもあながち無意味なことではないでしょう。通勤の行き帰りに見聞した鉄道の変化を何回か綴っていきます。
●阪急淡路駅
特派員は阪急淡路駅で乗り換えして出勤している。
「淡路駅に1号線がないのはなぜ?」と、阪急関連のクイズには必ず出題される駅だ。その答えは天神橋が京都線の終点として機能していた時代、淡路〜十三間には区間電車があった。その専用ホームが行き止まりの1号線として存在していたからで、現在の駅事務所やトイレなどのある場所に当たる。ホームがなくなったのは昭和29年で、その姿は写真で偲ぶのみである【写真1.】。その後、デロ型2両が駅の事務所代わりに1号線に留置されていたという。
淡路駅は京都線と千里線が平面交差しており、運転上のネックになっている【写真2.】。昨年のダイヤ改正で多少改善されたとはいえ、稠密時間帯には駅手前での信号待ちが常態化している。数年前など、乗っていた電車が駅手前で信号待ちしたとたん、制御系統が故障し、1時間半の間、立ち往生したことがあった。超満員の車内で、カントが効いた車内で体を斜めにしたままの1時間半はホント辛かった。このときは、後続の電車が後押して2編成18両編成になって淡路駅ホームにたどり着いた。
それらの解消のため、駅の重層高架化が計画されている。駅周辺では、立ち退きが進んでいるものの、なかなか本体工事には至っていない。そのため、現在の駅はほとんど改良が加えられず、すっかり近代化された阪急の駅にあって、以前の姿をそのまま保った駅になっている。
構内は複雑な前歴を語るように、他の阪急駅にはない謎めいたものが見られる。とくに大阪方の地下通路【写真3.】には、天井部に線路が見える天窓があったり、改札へ抜ける通路が延々と続いたり、なにかしら異空間である。特派員は、乗り換え時間を持て余すと、ここで缶コーヒーを飲むのが密かな楽しみであった。
付近では城東貨物線を改良したJRおおさか東線の工事は本格化しそうであるが、肝心の淡路駅の高架化の兆しは感じられず、豪快な平面交差のクロッシング音とともに、駅構内もあとしばらくはそのままのようである【写真4.】。

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【1 1号線.jpg : 115.4KB】

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【2 平面交差.jpg : 310.7KB】

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【1166】おじん2人+1人ヨーロッパ軽便その21-12
 湯口 徹  - 08/2/14(木) 11:17 -
  
MOB=モントルー・オベールラン・ベルノア鉄道+ZB=チェントラル鉄道その3

先回入れるべきチェントラル鉄道の電車が一コマあふれてしまい、今回に持ち越した。方向幕にマイリンゲンとあり、インターラーケンからルッツェルンへ1/3ぐらい、線形がスイッチバックになっているところまでのローカル運用である。

ずっと以前ドイツのメーターゲージ保存鉄道で、凸型のバッテリー機関車のような、それでいて客室がある不思議な電池電車をご紹介したことがある。その車輌の出所がマイリンゲンから発する私鉄だった。

さて肝心のMOBだが、いささか古いというか、如何にもスイスらしい電車や客車も健在である。スイス名物だった手荷物・小荷物扱い(俗にいうチッキ)は、現在では残念ながら昔日の面影がなく、幹線かつ大駅相互のみ、それも早朝に預けて最短3日かかるとあって、利用価値はほぼなくなった。恐らくはトラック輸送に切り替わっているのではないか。

携行自転車は自分で積めるが、それも古い車輌か客車なら専用の場所がある。手荷物室がない新しい車輌=例えば金色客車や低床電車ではそれも無理なのだろう。

陸橋を下から見上げたシーンはモントルーからツヴァイジンメン寄り約2/3ぐらいの、高級リゾート地グシュタットで。天気が悪く、ついフイルムカメラの習性で露出を多めにしたが、デジタルカメラではかえって修正が難しいことを思い知った。

駅に電車が止まり、左側にバスがいるのもグシュタット駅で、改札・集札制度がないヨーロッパ、その中でもスイス特有ともいうべき駅風景である。このようなシステムだと、列車=バスの乗り継ぎが如何にも容易である。

JR北海道が熱中しているDMV(デュアルモード・ヴィークル)の導入を目論む自治体も少なくないが、定員20人程度が限度では、採算ベースに乗せるのは困難だろう。確かに乗換えなしが便利に違いないが、コロンブス的発想転換=鉄道とバスの乗換えを如何に便利・容易にするかの工夫が、なぜ日本ではなされないの不思議で仕方がない。

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【チェントラル鉄道3.jpg : 195.7KB】

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【1164】目覚めておりまっせ1
 乙訓の老人  - 08/2/13(水) 13:54 -
  
西京極の住人のメールで叩き起こされ、事業公社様からのご連絡をありがたく拝読させていただいた。さっそく大阪特派員に連絡したら、既に公社様へ写真と共にお伺いするとの申し入れ済みであることが判明。米手作さん、ご心配ありがとう。
老人はDRFC50周年記念行事に意欲を燃やし、生きる力を得ていると思っている。御池ギャラリーでの写真展もその一環となるようであれば、とても嬉しい。
そのためにはクローバー会諸兄の賛同と後援を頂きたく存ずる、
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【1163】Re:ご連絡を請う
 米手作市  - 08/2/12(火) 16:08 -
  
乙訓の長老様、目を覚ましてこたつから出てきて下さい!
大阪特派員、お呼びがかかっていますよ・・・・
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【1162】ご連絡を請う
 井戸澄夫  - 08/2/12(火) 9:21 -
  
 当方は(財)京都市交通事業振興公社と申します。京都市の外郭団体ですが、
業務内容については、当公社のホームページを見ていただきたく存じます。
さて、先般、京都府資料館で同志社大学鉄道同好会OB会の福田静二・沖中忠順
両氏の「京都市電が走った街、今昔」を拝見し、感銘を受けました。つきましては
当公社が管理・運営している烏丸御池駅ギャラリーに両氏の撮影した写真を展示いたしたく思っております。
 詳細についてお話いたしたく存じますので、当公社までご連絡をお願いします。連絡先はホームページにも載っておりますが、075−431−4321です。
小生は専務理事の井戸と申します。平日の午前9時から午後5時半まで職場におります。
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【1161】少し前の名鉄美濃町線
 1966  藤本哲男  - 08/2/11(月) 20:39 -
  
【1123】で総本家青信号・大阪通信員様より、昭和40年に撮影された美濃町駅のカラー写真を公開していただいたが、当時はカラー写真そのものが珍しく、貴重な記録である。また、正面のモ520、右のモ510の旧塗装も非常に懐かしく思った。
ご承知の通り、美濃町線は3年前の平成17年3月31日の運行を最後に、岐阜市内線、揖斐線と共に廃止されたが、電車は市街地を外れると専用軌道をスイスイ走るのに対し、並行する道路は元々朝夕ラッシュ時は渋滞しており、電車廃止後更にひどくなり、代替バスが満足に走れないという新聞記事を見たことがある。要するに岐阜市の交通政策の根本的なミスにより、鉄道が犠牲になってしまった訳である。
今回は、早期に廃車されたため、取り上げられることが少なかったモ540型について述べてみたい。

モ540型は昭和24年三重交通より購入した車両で、三重交通時代は神都線で使用され、車体は木製、3扉車であった。車体の割に出力が小さくスピードが出ない、運転台が狭い等の理由で運転士から嫌われていたため戦後の早い時期に廃車となり名鉄に譲渡された。旧番、製造年は下記の通りである。
三重交通 モ501 → 名鉄 モ541  大正12年 梅鉢鉄工所
     モ502 →    モ542  大正12年 梅鉢鉄工所
     モ504 →    モ543  大正13年 梅鉢鉄工所
名鉄では中扉を埋めて窓を設置した。中央の窓がやや狭いのはこのためである。昭和35年に美濃町線のラッシュ対策として、モ541とモ542を永久連結し、連結面の運転機器を撤去した。モ541はパンタグラフ、モ542はビューゲルを装備していたが通常はモ541のパンタグラフを使用していた。モ543は改造されることなく美濃町線の他、昭和39年10月4日付で廃止された鏡島線(千手堂〜西鏡島)等で使用されていた。モ543は昭和38年頃、モ541と542は昭和42年頃車体に鉄板を張ってニセスチール化された。廃車は、543が昭和43年、541と542は昭和45年であった。

写真は上から
モ541      昭和39年6月24日  新岐阜
モ542の連結面  昭和39年6月24日  新岐阜
モ542の廃車直後 昭和45年11月1日  田神検車区
          隣にオープンデッキの客車らしきものがチラッと写っている          が、元大分交通の客車だったと思う。足回りが外されていた          ためか、残念ながら撮影していない。
モ543      昭和39年6月24日  徹明町(ニセスチール化後)
          モ541、542とは窓配置が少し違っている。行先板の          「弘法口」は鏡島線の途中停留所である。
モ71       昭和39年6月24日  新岐阜
          大正2年 名古屋電車製作所製 元瀬戸電テ1型のNo17
          岐阜市内線の単車については後日述べてみたい。

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【モ541.jpg : 111.5KB】

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【モ542.jpg : 129.9KB】

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【モ542 廃車直後.jpg : 98.0KB】

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【モ543.jpg : 88.5KB】

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【1160】Re:さ、寒い
 ぴおちゃん WEB  - 08/2/11(月) 8:58 -
  
こんにちは 先輩諸氏の投稿楽しませていただいております。
久しぶりに投稿させていただきます。9日土曜日朝からの雪が降りやまなかったので、業務の休み時間中に日常観察を挙行してきました。

乙訓の翁に呼応できるような素材も撮れればと思っていましたが、元来老朽銀塩しか持っていないのであきませんでした。沿線各所には驚くほどの撮りの方がいらっしゃいました。

添付画像
【080209-c1302z.JPG : 118.3KB】
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【1159】Re:Re:さ、寒い
 K.H.生  - 08/2/11(月) 1:15 -
  
大阪でも珍しく積雪しました。
雪の緑地公園です。

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【scan_8210222018_1.jpg : 90.1KB】

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【scan_8210221253_1.jpg : 300.3KB】
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【1158】Re:さ、寒い
 総本家青信号・大阪通信員  - 08/2/10(日) 21:12 -
  
報道によりますと九日の大阪は未明から雪が降り、積雪5センチは11年ぶりとのことでした。特派員も所用で天満橋へでかけたときに京阪電車を眺めていました。中之島新線の開通まであと一年半ですが、天満橋駅付近はすでに淀屋橋駅行きと中之島新線行きに線路運用が変わっています。寝屋川駅からきた複々線は京橋駅を出ると分かれて、画面手前川側の平坦複線が中之島新線用で、現在は天満橋駅止りの列車に使われています。
冷え込みのため、川面からは温泉のように湯気が立っています。天気の良いときは日本経済新聞社大阪本社の横に大阪城天守閣がきれいにみえる撮影名所です。造幣局前の桜の枝にはつぼみが付き始めています。
画面に映っている船は、京阪グループの大阪水上バスのアクアライナーです。天満橋桟橋は、いづれ京阪電車天満橋駅すぐ横に移転します。大阪市の八軒家浜跡の復元事業にあわせて、地下にある天満橋駅と直結する船着場を工事中です。八軒家浜は、その昔に熊野三山への京都からの参詣客が淀川を下ってきた三十石船の着いた港です。熊野詣で賑わった熊野街道の大阪側起点となったところです。
この大阪の雪では、阪神電車西大阪線で雪で垂れ下がった仮設ロープにパンタグラフがひっかかって潰れたり、JR和歌山線では雪の重りで竹やぶが倒れてきたりで共に四時間ほど運転が見合わされました。

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【天満橋駅東方1.jpg : 64.4KB】

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【1156】おじん2人+1人ヨーロッパ軽便 その21-11
 湯口 徹  - 08/2/9(土) 15:11 -
  
MOB=モントルー・オベールラン・ベルノア鉄道+ZB=チェントラル鉄道その2

先回[1151]でとんだ失敗をした。+1人氏からやんわりと、某氏からは「やっぱりおまはんはボケてまっせ」とのかなり手厳しい(本人は相手が老人だから控え目と抜かしおる)ご指摘を。スイス国鉄ブリューニック線なんて、一体何時のことを書いとるんじゃい、という訳で、まさにグウの音も出ない大失態。ボケが、それもかなり進行している。

2005年1月1日=訪問時の実に2年半前から、ブリューニック線はSBBから分離し、ルッツェルン・シュタンス・エンゲルベルク鉄道(LSE=私鉄)と合併し、チェントラルバーン(ZB=中央鉄道)として新発足していたのである。これはチョンボというより、無知・蒙昧・不勉強・もの知らずで言訳も出来たものだはない。

成程インターラーケン・オストで見たSBBブリューニック線とばかり思い込んでいた車輌は、電機妻面こそ Brunig とあるが、客車はかつての赤色ではなく、窓下には歴然と Zentralbahn とレタリングされている。

慎み改めて記し直すと、ゴールデンパスルートと称されるモントルー〜ルッツェルン間は、両端区間がメーターゲージ、中央が標準軌間で、MOBは直流850V、中間のBLSと東のZBが16 2/3ヘルツ交流15000V。

かなり以前からモントルー〜ルッツェルン間に直通列車をとの計画があったようだ。中間区間を3線あるいは4線式にし、複電圧方式電機牽引にすればOKと思うが、未だに実現に向かう気配すらないのは、ZBのみにリンゲンバッハ式ラック区間があるからか。

さすればモントルー〜インターラケン・オスト間のみ複電圧方式の電機、インターラーケン・オスト〜ルツェルン間は専用電機とすればよさそうなものだ。もっとも現在のMOBゴールデン・パス・パノラミック列車=中間に電機を、その両端に3輌づつの客車を配する編成では、インターラーケン・オストまでしか行けないが。

そのインターラーケン・オストで、我々は3人分の荷物をプラットホーム上、駅員がいる建物の地物にワイヤーロックで結びつけて放置していた。荷物を回収中女性鉄道員から、(我々の身なりはともかく、人品卑しからざるを確認した上で)かようなことはするな。テロの爆発物と誤認されるぞと厳重な注意を受けた。

成程なるほど。スイスだったから注意で済んだが、もし米国だったら大変な疑いを受け拘束されたのであろう。本気で爆発物を仕掛けるならこんな衆目の場所でなく、たとえば公共のコインロッカーでもいいわけで、その場合は防ぎようもあるまいが。

と、まあ理窟はさておき、米国でなくともかような行為はなさらない方が無事であり、君子は危うきに近寄らないことである。それにしても厄介な時代になった。

話を元に戻して、モントルーからは金色のゴールデンパス・パノラミック列車以外にも客車列車が出ている。ゴールデン・マウンテン・プルマン・イクスプレス、又はチョコレート・トレインで、古いリッツのプルマンカー、あるいは古そうに改修した客車で、車内はニス塗りの木材。

チョコレート列車はモンボヴォンから旧GFM=Gruyere-Friburg-Morat、現在ではTPF=Transports publics Fribourgeoisという公共セクターになっている線に乗り入れる。6〜10月の運行で、モントルーを9時35分に発し、Gruyeres で古城とチーズファクトリーを見学・昼食。

それからBroc のチョコレート工場(ネッスル)を見学してモントルーに戻るのが17時52分。車内でコーヒーとクロワッサンのサービスがあり、スイスパスやユーレールパス所持者だと座席指定予約料のみの負担で無料で乗車できる由。

添付画像
【チェントラル鉄道.jpg : 198.6KB】

添付画像
【チェントラル鉄道2.jpg : 196.2KB】

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【チョコレート列車.jpg : 195.0KB】

添付画像
【懐古客車2.jpg : 195.0KB】

添付画像
【懐古客車車内.jpg : 189.6KB】
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【1154】さ、寒い
 K.H.生  - 08/2/9(土) 12:43 -
  
大阪で雪が積もってる
こんな日に鉄ちゃんは
カメラ担いで、撮りにいくんだろう
皆さんの作品が
楽しみだな
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【1153】殊勲書紹介
 乙訓の老人  - 08/2/7(木) 21:21 -
  
今回の書は仁蓮上人が毎夜、腰を擦りながら見入っている関西鉄道研究会刊、車両発達史シリーズ「近畿日本鉄道・一般車 第1巻」5,250円 藤井信夫著である。

クローバー会での近鉄ファンの筆頭は、キャンブックスで「近鉄特急」を上梓した仁蓮上人と言わねばならない。実は老人も吊掛車全盛時代は京阪同様に関心を抱いていた。それは奈良線と大阪線を対比してみれば理解していただけるであろう。と共にDRFC現役時代、1914年大軌1型として新造された開業時の木造車を、入念に手入れの上おそらく時速80キロで快走していたに違いない姿に、心を打たれていたのであった。この木造車は1964年末、引退した。なんと半世紀に亘り現役であった訳だ。この大正の電車と共に奈良線車両の多彩なこと。西大寺で、布施で、小阪で、八戸ノ里で眺めながら分類していたことが思い出される。
それに比べ大阪線は昭和の大型車であり、比較的単純であった。その中で初期の電動車の形式での違いがわからず、高安車庫へ尋ねに行ったのは中学2年の時だった。高安車庫はホームから建屋が近く気軽に行けた。大型車での思い出は、2000型の新車に大和八木から乗った時、シートが木綿のキャンバス張りだったこと。

当書が殊勲書である理由を述べずして、老人の思い出話展開となったが、
1、多彩な車種を分類して解説されていること。
2、分類された車種に合わせ写真が網羅されていること。こうした写真の収集には  著者が並々ならぬ情熱を注いでおられるから実現した。
もう見られなくなった大小の電車が並んで布施〜上本町間を走っていた頃を知るものにとっては、こんな楽しい書はない。よって殊勲書である。

蛇足ながら、現今の近鉄の車両番号附番方法は行き当たりばったりのように思える。1950年、奈良線改番以前のように難解だ。近鉄では車系分類が車両番号でされておらず複雑ではないか、と思われる。仁蓮上人よ、どうすれば呆け老人でも近鉄電車が理解出来るようになるか、ご提案されたし。
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【1152】踏切おじさん 2ちゃんねるより転載
 総本家・青信号編集部  - 08/2/7(木) 17:25 -
  
★本来なら新聞記事のみの転載でいいが、この記事に対する2ちゃんねらーの書き込みがおもしろいのでリンクを張ります。

http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1202360064/
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【1151】おじん2人+1人ヨーロッパ軽便 その21-11
 湯口 徹  - 08/1/31(木) 16:15 -
  
MOB/Montreux-Oberland Bernois=モントルー・オベールラン・ベルノア鉄道その1

先々回の[1132]1コマ目、MTGNの電車が崖下の地下駅?にいるが、その手前ホームがMOBのモントルー駅である。軌間1000mm、850V直流でラック区間はないが、最急勾配73パーミルだから、かつての京阪電鉄京津線(66.7‰)よりきつい。

モントルーからモンボヴォン、ツヴァイジンメン、シュピーツを経てインターラーケン・オスト、さらにはルッツェルンに到るルートはゴールデンパスラインと称され、スイス観光の有力ルートの一つ。ところがそこが連邦国家スイスで、素直な直通区間ではない。

A=モントルーからツワイジンメン(実際はここで南に折れレンク)までがMOBで、B=シュピ−ツまでがSEZ、C=インターラーケン・オストまではBLS、D=インターラーケン・オスト〜ルッツェルンはSBBブリューニック線と、実に国鉄を含む4鉄道が連なっている。

しかも、AとDがメーターゲージ。電気方式もB、C、Dは15000V16 2/3ヘルツの交流で、Dには部分的にリンゲンバッハ式のラック区間がある。そしてB、Cは標準軌間でラックはない。現実にB、Cは同系列だから直通運転がなされているが、ツワイジンメン、インターラーケン・オストでは乗換えが必然である。

ゴールデンパスルートと称するだけあって、MOBの観光列車客車は見事な金色である。1コマ目に入れたパンフレットも金色で、余談だがどうしてもスキャナーがこの色を受け付けず、反射で黒く潰れてしまう。

フイルムカメラで接写すれば万事OKは分かっているが、今更とデジタルカメラで、しかもライティングを手抜きしたらやっぱり良くない。まあご辛抱いただいて、モントルーからルッツェルンまでのルートは画面をクリック拡大してご覧あれ。

現在のMOBゴールデンパス・パノラミック列車は編成中央に電気機関車、前後に金色客車を3輌づつ。客車は新旧あり、屋根の角張り方がやや違う。低床電車に偽?金色電車もある。

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