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【1100】C56160 メリークリスマス号走る!
 米っ子便り No.8  - 07/12/25(火) 12:11 -
  
クローバー会の皆様、メリースクリスマス!!!

クリスマスイブの12月24日、山口線で初めてSLクリスマス号が走りました。

ここ山陰では、街を歩けば美味しいそば屋がどこでもありますが、美味しいうどん屋は中々見つかりません。津和野に変わったうどん屋があると聞き、早速青春18切符の旅に出かけました。

津和野までは、乗継時間を含めると約5時間半の長旅です。早朝のキハ126系快速アクアライナーに乗って、日本海沿いを南下しました。

SLが走ると聞いたのは、山口線に乗り換えた車中です。もう、今年のSL走行は終わっていると思いこんでいましたが、今日1日だけの走行との事。血が騒ぎだし、グルメ目的のんびりローカル列車の旅から鉄男君に変身。津和野では降りずに1駅先の船平山駅下車して、待ち受ける事にしました。

目指す撮影地点は、直前で踏切遮断機が下りてしまい逆方向からの撮影となりまして悔しい思いになりました。それではと、帰りの津和野発を狙う事に決めました。

一旦、津和野に戻り、転車台でのカットを撮った後は、美味しいうどん屋さんで腹ごしらえをしました。
そのうどん屋さんとは、津和野駅から、徒歩10分の処にある『つるべ』です。地元名産のわさびの葉を使った“わさびうどん”は、絶品です。

麺は、こしのある平打ち細麺。秋田の“稲庭うどん”と新潟の“へきそば”を足してわったような、のどごしのいい食感です。出汁も関西風の薄味で、久しぶりに堪能しました。追加でざるうどんも頼みました。皆様方が津和野に参られる時は、是非にご賞味下さい。

撮影地点は、太鼓谷稲荷もおさめられる絶好の場所。15:38、山間に出発を告げる汽笛が鳴り渡り、急坂を駆け上がるドラフト音が近づいてきます。まともに走るSLを撮影するのは、約30数年ぶりです。陽が陰り125分の1のシャッタースピードでしたが、何とかぶれずに撮れました。久しぶりの快感です。

予定を大幅変更したので、帰りはローカル列車を乗り継いでの深夜23:30の帰宅。
SLと美味しいうどん、そしてローカル線のんびり旅行と盛りたくさんの楽しいクリスマスイブの1日でした。

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【太鼓谷稲荷をバックに驀進.jpg : 134.6KB】

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【1099】樂書紹介
 乙訓の老人  - 07/12/24(月) 17:58 -
  
大手私鉄比較探見 東日本編 広岡友紀著 JTBキャンブックス ¥1,890

名前から分かるように著者は女性である。年齢は著述内容から団塊世代から一回り若い世代と思われる。女性とは思われないタッチで話は進められ、あれよあれよと思う間にthe endとなり、後髪引かれる思いで席を立つことになる。
第1章「理想の鉄道車両とは」での乗り心地について、日頃老人も感じていることが取り上げられており嬉しい。
第2章「代表車」汎用車が対象となったのは、関東圏では仕方がないことである。一部に老人ならこの車系ではないかと思うのがあるが、著者の感性によるものに手が付けられないから何とも言えない。気になるのはモーター出力と歯車比の関係だが、一率に述べられているのが気になる。ACモーターの公表出力数が民有鉄道とJR 西日本で差異あることが話題になったことがあるが、老人はその筋の専門家ではないから言及はひかえる。それにしてもメカに強いご婦人だ。「有料特急」の話は嬉しい。関西人はこうした車両に乗ることは稀であるから、知らない事が多い。老人は京成AE100形、小田急VSE50000系、RSE20000系、東武200形、西武10000系には乗ったことがない。第3章「往年の名車」は通過とする。
第4章「輸送サービスを考える」ここが最高にオモロイ!関西とは一味違う関東の電鉄事情から、今後どうなるのか予断は許されない。JRに好きなようにされた関西は、ここ当分追いつくのは困難であろう。
第5章「ターミナル」関西と違い思い切ったことができなかった関東は、相互直通乗り入れに逃げてしまったツケが何時までも纏わりついている。そして百貨店商法に入力したことも……。京王帝都渋谷再開発が、本線から外れているため取り上げられなかったのが残念。すっきりしており、好きなターミナルである。

それにしても思いのままに切った張ったをやったものだ。10社を一列にならべて一刀切りやるには相当な力量が必要である。老人など遠慮虫となり、対抗馬の悪口は遠慮してしまう。来春あたり関西上陸らしい。うるさい連中が多い関西であるが、どのような観察をされていらっしゃるのだろうか。あまりこまかいことに言及されない方がよいかも。楽しみにしている。よって楽書である。
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【1098】おじん2人+1人ヨーロッパ軽便 その21-5
 湯口 徹  - 07/12/21(金) 16:11 -
  
スイスのメーターゲージ5 Chemin de fer Electriques Veveysans=CEV

レマン湖の北端ローザンヌから東南へ約20km、東端に当たるモントルーの少し手前にヴェヴェイという町=リゾート地がある。そこからブロネイを経て高級住宅地レ・プレイヤードまで10.4kmのメーターゲージ鉄道がヴェヴェイ電鉄(CEV)で、900V直流。

1902年シャンビーまでが初開業。途中のブロネイからやはり高級住宅地のレ・プレイヤードまでは200‰、シュトルプ式=歯が1列の最も簡単なラック区間である。ブロネイ−シャンビー間は1966年5月21日廃止されたが、現在はブロネイ・シャンビー(BC)保存鉄道として週末のみ運行されており、これは次回以後に触れる。

SBBヴェヴェイ駅山側にCEVの起点にいた可愛い茶色のB凸電機のキャブは、角が斜めに切り落とされた八角形である。崖に一部掘り込んだような転車台があり、しかも標準軌間とメーターの4線式が珍しい。2軸の貨車も何両か。

ここの電車は1970年製の71〜75がラック、粘着両用。2/4とレタリングされていて、動軸が2軸を示している。内71は1999年に大改造で低床式もどき?になり、現在はMOBのGOLDEN PASS PANORAMIC 車と同じような金色・レタリングである。72も2002年の改造で斬新なスタイルの両運車になった。

更に1997、99年には中間車体に動力、電機関係を集約したGTW車7001〜7004が入ったが、これはラック区間に対応しておらず、ブロネイ止まりとなる。

1913、21年製の古い電車(1940、63年リビルト)も残されているが、我々はブロネイ・シャンビー鉄道訪問が本命で、残念ながら見ていない。2001年以降は大私鉄MOB(Montreux-Oberland-Bernois)の傘下 Transport Montreux-Vevey-Riviera (MVR) として運行している。

ブロニーで3本の電車が写し込まれているが、左のラック区間を下ってくるのが近代化・両運改造された72。真ん中の赤いスイスらしい電車が73、右の緑色が次回触れるBCの保存電車。画面をクリック拡大してご覧あれ。72は後ろに2軸低床の無蓋貨車を牽引している。

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【1097】消え行くブルトレ…残るは7本 JRダイ...
 元祖青信号編集部  - 07/12/20(木) 18:30 -
  
 JRグループ各社は20日、来年3月15日のダイヤ改正を発表した。ブルートレイン(ブルトレ)の愛称で親しまれた「銀河」(東京−大阪駅)「なは」(京都−熊本駅)「あかつき」(京都−長崎駅)の寝台列車3本が廃止となり、「日本海」(大阪−青森駅)と「北斗星」(上野−札幌間)は1日2往復から1往復に減少する。

 「需要減少」が廃止の主な理由で、利用が比較的多い「銀河」でも昨年の平均乗車率は40%強。航空運賃の値下げ、料金の安い夜行高速バスの増加が背景にあるとみられる。

 定期列車で残るのは「日本海」「北斗星」のほか、「あけぼの」(上野−青森間)「北陸」(上野−金沢駅)「はやぶさ」(東京−熊本駅)「富士」(東京−大分駅)。「トワイライトエクスプレス」(大阪−札幌間)を含めてもブルトレは計7本となる。

 一方、来春のダイヤ改正ですべての東海道新幹線が品川、新横浜駅に停車し、午前6時に新横浜駅を発車する下り始発列車を新設。東北新幹線は信号設備の改良で東京−盛岡間の平均所要時間が下りで4分、上りで5分短縮する。
2007.12.20 17:54
MSN産経より転載
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【1096】栗東駅に代わり滋賀県に新駅!
 総本家青信号・大阪通信員  - 07/12/17(月) 21:29 -
  
近江鉄道多賀線で新駅の建設が12月5日に着工された。大日本スクリーン製造株式会社の彦根地区事業所が傍を走る近江鉄道に駅を作るというものです。会社の敷地内に建設され、同事業所への通勤利便性を図り、自動車通勤による炭酸ガスの排出量削減と周辺道路の混雑緩和をめざすとのことです。
駅名は「スクリーン」駅で来年3月15日に開業し、一般の方々も利用ができます。駅の開設にともない彦根駅〜多賀大社前駅間に直通列車が増便される予定です。
ちなみに大日本スクリーン製造株式会社は本社が京都市上京区にありプリント基板や液晶基板また半導体製造装置などを生産している会社です。
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【1095】良書紹介 3
 乙訓の老人  - 07/12/17(月) 16:10 -
  
3.路面電車の技術と歩み 吉川文夫著 発行 グランプリ出版 ¥1,995

9月24日吉川さん宅へ弔問にお伺いした時、居間の卓上に本書が置かれていた。奥様にドイツでの行動を説明させて頂いたのだが、それが済むや本書を取り上げ「先日、青木(栄一)さんがお見えになり、いい本が出来たよ、と言って下さったの。」と、いとおしい眼差しで表紙をご覧になった。続けて「ドイツから帰ったら、すぐ校正に取り掛かると言っていたのに、叶わず出版社の方に全部して貰ったの。」この時、老人は「はっ」とした。機中でお疲れの様子だったのでお尋ねしたら、「原稿の締め切りに追われ、家を出る直前まで書いていた。」の発言は、この本のことだったのかと気が付いたのであった。この本は敬愛する兄貴の絶筆だったのである。2004年2月15日横浜でお会いした後、追いかけるようにしてこの本が送られてきたが、その時は全く気が付かなかった。今回あらためて、じっくり読んでみた。
さすが電気屋さんである。モーターの歴史から始まり、路面走行鉄道の位置づけに至るまでが実に分かりやすく解説されている。独英米の文献から電気車の黎明期の歴史を分析の上、記述されている。電車ファンなら絶対知っておくべしの事柄ばかりである。電気屋さんが機械屋さんの分野まで言及されているのは、電車のことなら知り尽くしておられた証である。広い交友関係から、種々資料を収集された結果が随所に発揮されている。電車のことならなんでもこい!である。よって良書である。
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【1094】サロン・ド・わたらせ号
 仲半 良男  - 07/12/17(月) 10:52 -
  
老神温泉での忘年会は現地参集で、4人は朝早く東京を出発し、上信、上毛電鉄を経、わたらせ渓谷鉄道を「ひと覗き」した。富士重工製「わ89形」バス仕様車体車はまだ車庫に姿をとどめているが、登場以来18年で第一線は外れたようだ。

どこも苦しい三セク鉄道だが、3月廃止の決まっている三木鉄道、廃止同然の高千穂鉄道などに続き、このわたらせ渓谷鉄道も苦しいことでは最右翼グループであろう。地元客は期待できず、観光客の誘致に一生懸命なのである。

この日(12月1日)は天気がよく空気が澄み、気温も穏やかで申し分なかった。日頃土日や夏季、行楽シーズン等には「トロッコわたらせ渓谷号」が走り、また01年JR東日本から購入した「やすらぎ」12系お座敷列車を両端パノラマ展望室に改造し、DE10が牽引する「サロン・ド・わたらせ号」も。

12月1〜24日、来年1月8日〜3月30日の間、月曜日を除く毎日運行。「料理列車」として大間々発11時13分、足尾着12時50分。この間車内で折詰弁当が供せられ、曜日で献立が変わって、自然薯/湯葉/寒天創作/きき酒師女将の味料理など。

足尾銅山を見学し、足尾14時25分、大間々帰着16時02分。食事・往復運賃込みで大人4,800円、小人3,900円、定員46名。但し最小催行人数15名、31名未満だと普通車両使用とある。大間々へは結構不便だから、ここまでは車でどうぞ、という仕組みであろう。

この日の列車を神戸(ごうど)で見たが、どうやら1家族4名(夫婦と子供2)だけしか乗っていなかったようだ。和服姿のサービス女性が1人、所在無げに展望室でたたずんでいた。

15名未満なら運休のはずだが、大量ドタキャンでもあったのか。何やら三セク鉄道を象徴するような風景だった。この列車を撮影する人は結構いたが、我々を含めことごとく自動車利用だから、鉄道収入はゼロである。

周知のように神戸には東武の特急「けごん」廃車を利用した「レストラン清流」(セルフサービス)があり、この「料理列車」献立の一つも担当している。水沼駅には日帰り温泉センター(写真右側)がある。

努力の程は痛いほど解るし、たった1日見ただけでの物知り顔は厳に慎むべきだが、努力したからといって収入増加につながるとは限らない例でもあろう。鉄道に限らず一頃全国的に大流行し、現在あらかたが破綻に瀕している第三セクターなるものの表徴のようにも思えた。

なお前回のD51の写真で、何やら落ち葉が舞い上がっているようだが?とのお問い合わせが。説明不足だったが、落葉を舞わせている元凶?はシリンダを動かした後排出されたエアである。本物の蒸気ならたっぷり湿っているからこんな現象は起きない。

そのエアを送るコンプレッサーは2基がテンダー上部に搭載され、小型ディーゼル機関駆動であろう。梅小路や大井川、真岡鉄道のように石炭・蒸気で動かすのが真っ当に違いないが、こんなささやかな村興しではできる筈もない。これはこれで、暖かく見守ってやりましょうや。

添付画像
【神戸での離合.jpg : 197.4KB】

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【1093】ボールドウイン/ホイットコム/D51
 仲半 良男  - 07/12/14(金) 17:30 -
  
関東在住のエエ歳こいた老鉄が集り、恒例の忘年会がややさびれた老神温泉(群馬県)であり、関西からも若干名が参加した。翌日のアトラクションは沼田の林野庁林業機械化センターに保存されているボールドウイン機とホイットコム機の見学。

共に静態保存だが、前者は綺麗に修復され、エアコンプレッサーをつなぐと汽笛も鳴らせる。後者は機関が加藤製作所製に換装され、ラジェータ周りも原型ではないが、今となっては貴重であろう。

その後川場村谷地の「ホテルSL」で動くD51561を見た。これについては10月31日[1061]で米っ子氏が若桜鉄道のC12167がらみで紹介しているが、石炭を焚いての蒸気でではなく、エアコンプレッサーでの圧縮空気でシリンダを動かすのである。

何分蒸気機関車を本当に動かすのは大変で、その主な原因はボイラー検査に大金がかかることである。そのため考え出されたのが圧縮空気で、本格的な長距離は無理だが、構内程度ならOK。

ここでは100mもない程の直線だが、薪というより木切れを燃やし、まあ雰囲気もそこそこ。汽笛もエアだが、近所の住民から苦情が出、1日2回しか吹鳴できない由。

この機関車は1977年3月滝川区で廃車後、この村が無償貸与で寝台客車を並べ「ホテルSL」を開設。その後客車は荒れ果て解体されたが、機関車は30年放置後ボランティアにより修復され、JRから無償譲渡。

エアで動き出したのは本年2月22日で、ゆっくりゆっくり前後に往復するだけだが、お客は結構喜んでいる。機関士は組合活動が祟ってJRから雇用を拒否されたという御仁だが、まあのんびりやってござる。

場所が場所だけに簡単には行けないし、車も必須だが、機会があればどうぞ。

添付画像
【沼田ボールドウイン.jpg : 197.1KB】

添付画像
【沼田ホイットコム.jpg : 199.8KB】

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【川場村D51.jpg : 350.8KB】

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【1091】良書紹介 2
 乙訓の老人  - 07/12/13(木) 16:11 -
  
良書紹介 2
2.鉄道車両はこうして生まれる 発行:学習研究社(学研) ¥1,995
ものづくりの現場を見るのは楽しい。生れ育った下鴨には建築職人が多く、その人達の作業を見たり手伝ったりしていた。電車の模型づくりが始まると、本物を造っているのを見たくなるのは当然のこと。その機会はSE車の見学会が川崎車両であった時に実現した。これを契機として奥野さんの紹介で関西の鉄道車両メーカーを訪ねたのは、DRFC現役時代であった。ところが最近メーカーは工場見学をさせてくれない。その理由はよく分かるとして、ものづくりの現場を若い世代に見せることは大切だと思っている。
この書籍での圧巻はグリーンムーバー・マックス製作のくだりである。裏話がポンポン出てくる。そしてテレビでも紹介された、新幹線車両前頭部の叩き出しの職人芸。当書で残念なのは、原動機、電器関係や駆動装置について触れられていないこと。ここまでやると口説くなって、小中学生に買って貰えないかもしれない。でも理科離れや、と大騒ぎしている昨今、老人には理解できないVVVFの解説など今からやっておいた方が良いかも。雑誌で読むお座なりの説明や自慢話と違い臨場感がある。よって良書である。
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【1090】おじん2人+1人ヨーロッパ軽便 その21-4
 湯口 徹  - 07/12/13(木) 15:01 -
  
スイスのメーターゲージ4 YSteC=イヴェルドン・サントクロア線

レマン湖の25km程北にヌーシャテル湖があり、その最南端にイヴェルドンという町がある。古来からの温泉保養地だそうだが、SBBイヴェルドン駅からジュラ山地=フランスとの国境付近まで24.2km、交流15000V、16.7Hzのメーターゲージ鉄道である。電化は何と1945年だそうで、最急勾配44‰だから苦しかったことだろう。

イヴェルドンから南西に直線距離で約30kmのSBBル・ポンから13.3km、ポン・ブラッシューまでの標準軌間線(PBr)は我々には用はないが、2001年バスも含めた一帯の交通企業体 Transports Vallee de Joux,Yverdon-les-Bains,Ssinte-Croix に統合された由。

イヴェルドンの当線構内はかなり広く、車輌も沢山留置されている。その中でも目に付くのは銀色車体に派手にワニを描いたかなり新しい電気機関車(偽クロコダイル?)である。車体中央のベンチレーターについている紋章がいいねぇ。

メーターゲージで中央連結器なのに、大きなバッファー、螺旋連環連結器用のフックも備えているのは、例によって標準軌間の貨車を専用台車(アダプター)によって連結運転するためである。この線では木材を標準軌間ボギーのフラットカーに積んいた。

その凸型電機の横にいるのは、CJでも紹介した、中間の短い車体に電気動力関連機器を集中搭載したGTW車。今後各地で見ることになる。

角がやや丸く、屋根が浅い電車はスイスらしいスタイルで、越後交通栃尾線の東洋工機製電車などはこういったデザインの「頂き」なのだろう。

角ばり丸い、と表現した新しい電車は、妻自体が斜めで貫通扉があり、四隅が丸められているなど、CMNの糞面白くないアルミ弁当箱(そんなもんが今頃あるかいな!)のような電車より少しはマシで、辛うじて許せる範囲?だが、所詮は同じ穴のムジナかもしれない。

客車、貨車もカラフルに彩色されている。その貨車のレタリングが YSteC ではなく、 YST なのは、統合前の旧略称号なのだろう。

添付画像
【イヴェルドン駅.jpg : 195.3KB】

添付画像
【偽クロコと低床電車.jpg : 192.9KB】

添付画像
【角が丸い電車.jpg : 197.6KB】

添付画像
【角ばり丸い電車.jpg : 193.7KB】

添付画像
【客車と貨車.jpg : 194.3KB】
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[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : イヴェルドン駅.jpg
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【1089】行ってきました写真展
 総本家青信号・大阪通信員  - 07/12/12(水) 23:07 -
  
「あの人の姿懐かしい黄昏の河原町・・・」渚ゆう子嬢の流行歌
「京都慕情」を口ずさみながら、急遽歳末の仕事を抜け出して高橋
弘氏の写真展「懐かしの京都慕情」を鑑賞に行く。

民営化で阪急堺筋線になるのを逃れた市営地下鉄日本橋駅から淡路駅
へと向かう。昼間は10分ヘッドで発着する阪急特急で四條烏丸へ。
特急が淡路駅に停まるようになって京都へ行くのがこの上無く便利に
なった。京阪好きであるが使い勝手の良さにはかなわない。

京都市営地下鉄を御池駅でおりて会場のお香の老舗松栄堂へと烏丸通
を歩くが、途中で船場吉兆へ鶏肉を売っていた「とり安」の前を通る。
親子丼の食堂も併設されてるようで、人気なのか店の前に数人が並んで
いた。ちなみに船場吉兆は堺筋線堺筋本町駅のすぐ近くである。

写真展に来たのは、今道会員の掲示板記載を見てであるが、添付の
案内状に載っていた雪の700型市電の写真を見たかったからである。
過去にどこかで見たとき強く印象に残っていた写真なので。700型は
秀逸なデザインの路面電車でHOで自作したのが残っている。

会場はお香の香りが漂い、京都市電への追悼を増す雰囲気である。
幾多の高橋さんの写真を見ながら育った通信員には、とても有意義な
写真展だった。前掲の乙訓の長老の掲示にあるように珍しい写真もあり
13日で終わるのがもったいない。

とり安の親子丼を食べたいのを我慢して四條烏丸に戻り、もうひとつの
大事な面談をホッケ定食をともにして済ませる。急いで大阪へ戻るため
またも阪急特急に乗るが帰りも三扉車で不運。桂から乗ってきた向かい
の席のネエさんが飲み物と菓子パンで食事をすませるや化粧を始めるのを
見てあきれながら帰る。

過日、京都市内で民主党元代表の前原誠司氏の鉄道写真展もあったよう
で、ちょっとしたことでも掲示板に投稿いただくと助かります。
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【1088】明日が最終日
 乙訓の老人  - 07/12/12(水) 13:27 -
  
「懐かしの京都慕情」は明日13日が最終日。
会場は地下鉄丸太町駅から地上に出て、徒歩5分。
同志社前は出てこないが、N電はもちろんパンタ姿の500、600が出てくる。
「補」の系統板までぶらさげてやって来たぞ。
最終日に高橋さんは会場に不在なのが残念。
芳名簿には住所代わりにクローバー会と書いておけばOK。

老人は9日に介護士4号の世話になり鑑賞させて頂いた。
西京極の住人、今出川浄福寺の2人に会うことが出来た。
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【1087】良書紹介 1
 乙訓の老人  - 07/12/8(土) 11:01 -
  
出版不況と言われて久しいが、2007年に読んだ鉄道趣味書で「これは」と思ったもの3冊を紹介しよう。著者から1銭も貰ってないから、言いたい放題である。
1. アメリカの鉄道史ーSLがつくった国ー 近藤喜代太郎著 成山堂 ¥3,990
著者は医学者。アメリカ史専攻かと思うほどに、合衆国成立の背景から説き起こし、バルチモア・アンド・オハイオ鉄道中心に1950年代に凋落したSL時代が語られている。SLファンなら誰でも知っている軸配置によるニックネームだが、その由来とアメリカでの製造概数など、電車ファンには目新しいものがある。
1960年代だったと思うが、ディズニィー映画「機関車大競争」が放映された。南北戦争の最中、アメリカンタイプのSLが主に山の中を走りまわる(理由はカット)のだが、老人は最初公楽大劇場、2度目は美松映劇でみた。その後、放映がない。この話が簡単に紹介されており、大感激であった。西部劇の舞台がアパラチア山脈西麓から移動する過程において、インディアンと鉄道を先鋒とした開拓者との対決の話では、現今のアメリカ国際戦略に再考を促すものがあると思う。
電車ファンに大切なインタァーバンは極々々僅か触れられている。ローカルな扱いだが、流通の世界では重要な役割を果たしていた。SLの本だから仕方がないか。
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【1086】「懐かしの京都慕情」(高橋弘さん写真展...
 82年度 今道 力  - 07/12/8(土) 10:58 -
  
昨日(7日(金))より表記(京都市電)写真展「懐かしの京都慕情」が開催されています。

当方と懇意にしておりますご子息からご案内がありましたので、会員の皆様にもご紹介します。

当会会長の乙訓の長老や須磨の大人からご案内があるかと思っておりましたが、
土日の開催は、今日、明日のみですのでご紹介させて頂きました。
(明日9日(日)午後は高橋弘氏ご本人も会場にいらっしゃる予定です。)

会 期 :平成19年12月7日(金)〜13日(木)
時 間 :午前9時〜午後7時(土・日は午後5時まで)
在廊日: 12月9日(日)午後12時〜午後4時 
場 所 :香老舗 松栄堂 京都本店1F 松吟ルーム
    (京都市中京区烏丸通二条上ル東側)
             075-212-5590 

以上、高橋弘さんの京都市電の写真展のご案内でした。


《追伸》先日の神戸・元町での鈴木城氏の神戸市電の展覧会には、当会の会員諸氏も多数訪問されたそうで鈴木氏も非常に喜んでおられました。展覧会の様子は会場の規則で撮影が禁止されておりましたのでご紹介できませんが、多くの来場者で賑わっておりました。以上ご報告まで。

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【1084】おじん2人+1人ヨーロッパ軽便その21-3
 湯口 徹  - 07/12/7(金) 17:49 -
  
(一部訂正につき再投稿)
スイスのメーターゲージ3=TRN(Transports regionaux neuchatelois)

先回までのCJと、時計の町ラ・ショードフォンでSBBと共に接続しているのがヌーシャルテ地方交通の山麓線(直流1500V)。南西に16.3km、レ・ポンドマルテールが終点である。この線の「現在の」電車は角ばって、およそ無機的で面白くないことおびただしい。

扉は外への観音開きで、連動してステップも開き、窓は上部のみ若干下がり、車体裾にはスカートがある。

一方SBBで7kmほど南西のル・ロクルから分岐し、レ・ブルネまで4.1kmの線にはやや古い、そのために丸味をおび、いかにフランス語圏らしい気分のいい電車が走る。窓は1つおきに上部が少し開き、扉は左右に開く折戸で、神戸市電1000型中央扉を思い出すが、やはり外に開くのが違う。ステップ連動、スカートもある。

こっちはドド田舎ともいうべき人家乏しい、それでいて貧しさなどカケラもない地区をぐんぐん上って行き、終点レ・ブルネはフランス国境に近い丘というより山の上。昼間の乗降はそれこそ1桁の極少で、よく成り立っていると思うが、これもスイスならでは。

このド田舎駅で我々と同じくリタイア(60代半ばか)おじん2人連れの日本人「鉄ちゃん」に出会った。1人は大田原(栃木県−かつて東野鉄道があった)、もう一人は和歌山からの由。彼らは翌朝も駅で見かけた。

この日はラ・ショードフォンで安ホテルを探しあて、夕食に外に出たが中々適当(価格が)な店が見付からない。散々歩き回って中華飯屋に入ったが、どうも経営者はカンボジア人らしい。

ドイツも同様だが、我々向きのリーズナブルレストランの類は、イタ飯屋と中華飯屋に席捲されてしまい、しかも欧州人、華人経営(コックも)の保証もまったくない。東南アジア系の人が大挙参入?しており、内容や味付け等も然り。

我々は海外で日本食を探しまわる習性は皆無だが、それとて日本人経営とは限らず、仮にそうだとすると今度はおおむね同胞を食い物に=ぼったくる傾向が顕著である。それでも涙を流さんばかりに日本食にありついて喜ぶ向きも結構多いから、これはこれで一種の功徳?かも。

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