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今日朝の朝刊やTVニュースでは、朝鮮南北鉄道の55年11ケ月ぶりの運行(試運転)が、報じられていました。あらためて、ネットでの南側の記事を見ますと、やはり一面で報じられています。
京義線(ムンサン〜開城)27.3km、東海線(金剛山〜猪津)25.5kmの30kmに満たないわずかな距離に運行が実行されたのは、我々平和に暮らせる日本人には、実感出来ない大きな世紀の出来事なのだと思います。
南北からそれぞれ、政界、財界の関係者、そしてなぜか芸能人を乗せて、11:30頃に発車、12:00過ぎに非武装地帯(DMZ)を通過して、12:30頃に到着したそうです。東海線では、4人がけにサイダー、いちごジュース、ミネラルウォータが各1本用意され、南北2名が対面式シートで座ったと掲載されています。
京義線は、南側からDL+客車4両+電源車1両の編成、東海線は、北側からの車両編成で、詳細は報じられていませんが、写真から見ると同じような編成と思われます。
今後の運行については、全くの未定です。南側では、北側の鉄路の補修に多額の費用が必要な事から、海底トンネルで中国と直結する方が実現性が高いとも報じられています。
朝鮮南北鉄道の京義線トラサンへ向かう国境の橋の写真を誤って削除しましたので、ご覧下さい。ここで、北へ向かう列車を万歳で送ったそうです。
【国境の橋.jpg : 98.0KB】
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