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【1197】おじん2人+1人ヨーロッパ軽便 その21-15
 湯口 徹  - 08/3/7(金) 11:29 -
  
旧GMF=現TPEその2

先回得意げに紹介した標準軌間貨車をメーターゲージに直通させる接点でのランプだが、いまひとつ分かりにくいとのご意見(文句)が。待っていましたとばかり写真1コマを使って講釈に及ぶ。実はこれだけはRVO(Regionalverkehr Oberaargau)での撮影だが、こっちのほうが原理が分かりやすい。

メーターゲージと標準軌間と4線式にレールが敷設されている。標準軌間の方だけ次第に高くなって、メーターの方はそのまま。アダプターを履いた標準軌間貨車をこの区間に押し込んでいくと、やがて標準軌間の車輪が勾配のついた区間でレールに接し、更に高くなると下部のメーター軌間アダプターが自然に離れる、という仕組みである。

緑色の電車は、現在は予備あるいは特別運行用であろうが、そんなに古くはないがやはりスイスの電車とは、かくありたいものだ。2軸の客車はホイルベースが長く、手前の狭窓車は窓下側板が湾曲。その後ろの広窓車は電車同様裾が丸められている。

側廊下付客車は明治から大正にかけ我国にもボギー車を含め結構沢山あった。例えば旧加悦鉄道SL広場に保存されているハブ3は、加悦の前は伊賀鉄道、さらに讃岐鉄道だが、バンデルツイーペン製造時やはり郵便室横が側廊下式だった。しかし全車にわたり側廊下という車輌は日本にはなかったはずだ。

書留便も扱う郵便室には車掌といえども通り抜けを許さず、完全に閉鎖空間を保ちながら乗客や車掌の通過を保証するための、欧州独特の構造である。遥か以前旧東ドイツのドレスデン近郊=ラーデボウル・オストに保存されている2軸郵便車を紹介したことがある。

これは軽便(軌間750mm)だから側廊下が設けられず、その代わり車体外にステップと手すりを付け、車掌は車外を蟹のように横ばいして列車の前後に行き来する、というものだった。

派手な色の有蓋貨車だが、右側のワフの屋根にはガラス張り?のキューポラーらしきものがある。手前のワム?の側面には上部鉄蓋?が3か所あって、その下部にはY字型の鉄棒がつき、レールに沿って鉄蓋が開けられるのは通風のため?。これもスイスやドイツの貨車特有の構造らしい。


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