長良川鉄道イベントのご報告

一昨日行われた長良川鉄道イベントは好天に恵まれ15名の方が参加されました。3月18日のダイヤ改正でなくなるキハ85形「ひだ号」の乗車と長良川鉄道観光列車「ながら」で全線を乗ることが目的です。加えて美濃市で下車、旧名鉄美濃駅の見学と最終の岐阜では北口公園に保存されているライトアップされたモ513号も見ることにしました。
↑  岐阜駅で遭遇した臨時のひだ号、車内は満席でホームにも多くの人がいました。
この日はキハ85形の乗車を目的とした臨時列車も走っており沿線には多くの撮り鉄が集まっていました。美濃太田駅に集合し10時45分発「ながら1号」に乗車、2両編成で先頭車は我々が乗ったビュープラン「森号」、後ろにはランチプラン「鮎号」が連結されています。「森号」にはアテンダントさんが乗車していて沿線の案内をしてくれ、グッズの販売もあります。↑ ながら1号の車内です。ボックス席の他、カウンター風に窓側に向いた座席もあります。定員分の座席が販売される自由席ですが、グループには予めその分の席がまとまって確保されています。我々にも4つのブロック席が与えられました。
北濃までに美濃市、郡上八幡など7つの駅に停車し下車できます。沿線の風景を楽しみながら郡上八幡で「鮎号」は切り離され、「森号」の乗客も多くがここで降りました。美濃白鳥でも何人かが降りて終点の北濃まで乗り通したのは我々以外には4人だけでした。↑ 終着の北濃駅です。ホームのすぐ横、写真の右側に転車台が見えます。↑ この転車台は明治35年製で、当初岐阜駅に設置されていたものが昭和9年越美南線開業時に北濃駅に移設されました。
北濃では約1時間の待ち時間の間に駅横にある現存する日本で2番目に古い転車台の見学、駅近くでの撮影などを楽しみました。北濃駅で乗車前に記念撮影、乗車の運転手さんにシャッターを切ってもらいました。↑ 駅から少し離れた踏切で乗車していた「ながら1号」の折り返しを撮りました。桜があって満開の時はきれいで絵になりそうです。
北濃駅の帰りは普通列車ですが「ゆら~り眺めて清流列車」と名前がついており途中の景勝地では徐行します。美濃市駅で下車、徒歩5分くらいのところにある旧名鉄美濃駅に行きました。残念ながら3月末まで駅舎の補修工事のため駅舎には入れませんが、展示されている保存車両は見ることができます。↑ 名鉄美濃駅跡には美濃線ゆかりのモ512号、モ593号、モ601号が保存されています。(左端の札幌市電は前面カットされたものです。)
美濃太田で太多線に行かれる西村さんとお別れし、その他のメンバーは岐阜まで行き、そこで解散となりました。この後6人のメンバーは岐阜駅北口に置かれているモ513号を見学、丁度日没後でライトアップされているのを見ることができました。↑ 室内に入ることはできませんが見学台から中を覗くと室内もきれいに保存されているのがわかります。
次回のイベントは北九州方面です。会員の皆さんには昨日ご案内しましたように見学会等いろいろな催しを計画しています。多くの方のご参加をお待ちしています。

 

長良川鉄道イベントのご報告」への2件のフィードバック

  1.  大変暖かく、良い天気の中でのイベント開催、有り難うございました。
     どの駅でもキハ85系のお別れを惜しむ人の多さにびっくり!ワイドビューの名の通りの大きな窓からの東海道線の景色を存分に楽しむことが出来ました。
     白い山々そして梅の花、遠くに見えた郡上八幡城等々長良川鉄道からの飛騨路を堪能できました。
     終端の北濃駅、もし越美北線と繋がっていたらというロマンに耽ることが出来ました。その昔、越前大野から美濃白鳥まで国鉄バスが走っていたことなんかのお話をしながら・・
     クローバー会ならではのイベント開催、楽しい時間を有り難うございました。

    • 日中、暑いくらいの天気でした。お疲れ様でした長良川沿いの風景を車窓から楽しんで頂けたでしょうか。今回は乗車だけでしたが、食事とアルコールを楽しみながらの旅もやってみたいと思っています。次回も参加される事をお待ち申し上げます。

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