掲示板システムを一部更新しました。

管理人小西です。
今月9日頃より掲示板(WordPress)にて一部ファイルの破損が起こり、タイトル文字が白地になるなどの不具合が発生しました。デジ青利用者の方にはご迷惑をおかけしまして申し訳ありません。遅ればせながら本日までに以下の対応を行いました。
多数更新を行いましたので、記事やコメント投稿に何か問題があれば、コメントか管理者へメールをお願いします。

・安定動作とセキュリティー対策のために、Wordpressシステムの最新版バージョン6.3.1へアップグレードしました。
・破損したデザインテーマファイルの一部修正を行いました。(一部は修復中)
・安定性と動作速度の向上のために、PHPのバージョンを旧バージョンの5.4から最新版の8.Xにアップグレードしました。
・使用頻度の低い古いWordpress Pluginを削除しました。
・X(旧Twitter)の仕様変更によりXアカウントdrfc_obとの連携を解除しました。
・MySQLのバージョンは去年5.7にアップデート済にて様子観察としました。

カラー版◆大阪通信員さんが撮った 昭和の鉄道 (6)

加太を行く

少し間が開きました。大阪通信員さんが撮られた“昭和の鉄道”を続けます。前回は関西本線の電化区間でしたが、今回は、関西本線の撮影名所地として名高い加太付近です。大阪通信員さんの現役時代には、「小海線を愛する会」と「加太会」と、2つの派閥?があり、ある時は競って、ある時は友好的に活動されたと聞きます。DRFC指定旅館の村田屋とともに、その伝統は引き継がれ、われわれの時代も、加太詣ではまだ続くのです。特急「あすか」(名古屋~東和歌山)もしっかり撮っておられた。昭和40年10月改正で走り始めたが、わずか2年で廃止されている。私も辛うじて加太で走行中を撮ったし、最終日は奈良駅で撮っているが、なにせ高校生の頃、とても人目に晒すような写真ではない。「あすか」は、空気を運んでいた「くろしお」回送を、無理やり客扱いに仕立てたもので、下りは名古屋19:00→東和歌山22:40、上りは東和歌山7:10→名古屋10:50と、わざわざ旅客の有効時間帯を避けて設定したような特急だった(以下、昭和41年撮影)。

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駅名喫茶店(第84回:無人運転車が停まる駅名)

私が初めて乗車した無人運転車は、ニュートラムでも、六甲ライナーでもポートライナーでもなく、遠く離れた「ゆりかもめ」でした。無人運転で、ループ線を経てレインボーブリッジを渡っていくあの車窓を今でも忘れることはできません。

ちなみに関西圏に住んでいながら、六甲ライナーとポートライナーは未乗です。

今回の調査で、山万、ニューシャトル、レオライナーが有人運転であることを認識しました。アストラムラインは有人運転だろうと読んでいたのですが、他は意外でした。

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癒しの島 台湾鉄道2023年秋の旅 Part7 台風11号の直撃余波

第5日目 9月4日


台風は今朝には高雄へと抜けたようです。部屋の窓から見える様子も台風が来る以前のように静かになっていました。
今日は当初の予定でしたら台中港線の訪問撮影を済ませた後は新幹線で台北へ向かい解散、デカンショまつり号さんは松山空港から帰国、私は安抗トラムの試乗と撮影に向かう予定でしたが、列車の運休が続き、すべて取り消しです。

7:20 朝食後チェックアウトをして台東駅へと向かいました。

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駅名喫茶店(第83回:「中央」を含む駅名)

以前の投稿(第25回:「センター」を含む駅名)でコメント欄にお寄せいただいたことがある話題です。

今回は、とにかく「中央」を含んでいれば何でもOKといたしました。老舗駅名から最新駅名までどうぞたっぷりお楽しみくださいませ。

「いずみ中央」、「泉中央」、「和泉中央」がそれぞれどこにある駅名かご存知でしょうか。

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癒しの島 台湾鉄道2023年秋の旅 Part6 台風11号の直撃を食らう

第4日目 9月3日

▲ 訪台前から心配していたのは、台風11号の進路です。昨夜就寝前の 22:40 にYahooJapanの天気予報を見ますと、今います台東にゆっくりと向かっているようで直撃を食らいそうです。ただ現地におりますと台風の影響による雷雨や強風を受けることはなく、本当に台風が来るとはとても信じられない平穏状態です。
日本でしたらNHKのみならず民放各社が台風情報を流しますがここでは何の台風情報も放映していません。台湾にはTV局が地上デジタル放送を含めて150近くチャンネル数があるのですが公共放送はわずか3局だけでそれも日本のNHKのような絶対的な存在ではなく、代って商業局が圧倒的な存在感を持っているそうです。
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 “アレ”にちなんで 阪神軌道線と甲子園球場 ③

タイムリーさを身上とするデジ青投稿も、こちらの怠慢で、なかなか進みません。“アレ”が“ソレ”になる前に、甲子園線を最後に載せます。今回は、甲子園線の下半分、甲子園球場を除いた甲子園~浜甲子園です。昭和50年の廃止時、終点は浜甲子園でしたが、阪神本線の出屋敷と今津を「コ」の字に結ぶ、今津出屋敷線の計画の一部を、甲子園線の延伸として充当する形で、浜甲子園から直角に西に曲がって、海岸沿いの中津浜までの0.8kmが1930年(昭和5)7月に開業しました。しかし戦争激化により、1945年(昭和20)1月に休止され、そのまま廃止となり、海岸線に直角に突っ込む形で、浜甲子園が終点となっていました。

甲子園線は、“女子高生”の輸送も担っていた。「甲子園九番町」の近くに、武庫川女子大、付属中高があって、登下校時、停留所付近は、車道までも“女子高生”で埋め尽くされる。

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お城と電車(25)彦根城

徳川家康の命により、関ケ原で戦功のあった上州高崎の井伊直政が近江に封ぜられ慶長8(1603)年頃に築城に着手し元和8(1622)年に全体の完成がなされた。彦根城はその普請に際して近縁の諸城から門や櫓など多くの建物を移建したとも伝えられ、石垣も運ばれたという。大津城、安土城、長浜城、小谷城などがその対象となったようである。

2023.8.29 彦根城 三層三階の天守に石垣は牛蒡積み(野面積みでも奥行きのある胴長石を用いる)▼

2023.8.29 本丸太鼓門 ▼

2023.8.29  彦根駅の3475M近江塩津発新快速姫路行きクモハ224-104 ▼

彦根城は車を運転していた頃近江八幡城や安土城訪問後に行こうとしたがテントを張って工事中のため諦めた経緯がある。今回の訪問で日本の残存天守のある城は全て行ったことになる。猛暑の中、彦根駅からは徒歩でも行けるが往復タクシーを利用した。タクシーを降りてからが大変で長い階段状の道を歩き、天守へは急な階段を登り一苦労で会った。電車からは遠くに彦根城を見ることができたが、線路端を歩き城を入れて電車を撮る気力はなかった。湖国に聳える国宝彦根城を最後に「お城と電車」シリーズは終了とさせていただく。

 

 立命館国際平和ミュージアムに クローバー会所蔵写真

立命館大学衣笠キャンパスの東側にある国際平和ミュージアム。このたび2年間の休館を経て全面的にリニューアルオープン、9月23日(土)から開館する。▲▲展示の目玉は、地下一階の幅70メートルにも及ぶ、戦争、紛争に関わる歴史年表で、資料や実物が展示されている。手前のタッチパネル式の端末に、戦後すぐの京都の様子が収められていて、進駐軍の撮ったカラー写真などとともに、クローバー会所蔵の写真も収められている。

クローバー会会員が閲覧できる「伝言板」には、予告として掲載していましたが、このたびリニューアルオープンした、立命館大学国際平和ミュージアムの歴史年表に、クローバー会が所蔵する京都市電N電、蒸機の写真を提供、展示していただきました。オープンに先立って本日、内覧会があり、私も参加して来ました。

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癒しの島 台湾鉄道2023年秋の旅 Part5 莒光号の荷物車を追いかける

第3日目 9月2日

6年前には7両全編成とも荷物車編成もありましたがなくなり、莒光号に2~4両が加わるまでに減り、とうとう2両がせいぜいになってしまいました。EMU3000系が増備されて莒光号減便されていきますとこれも絶滅するのは時間の問題です。今回の台湾鉄路の撮影では数少なく残る荷物車を加えた編成を追いかけて撮影することを目的としています。今日は東部幹線の莒光号を追いかけます。まずは玉里の鉄橋へと向かいます。そして南廻線を回って九曲堂手前の鉄橋での撮影、引き返して台東宿泊が今日の行程です。

① 花蓮6:22(新自強 3000 306次)⇒7:37 玉里
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旧国鉄佐賀線 筑後川昇開橋を訪ねて

先般 3泊4日で佐賀県を旅してきました。主たる目的は、幕末から明治維新にかけて日本の歴史に大きな影響を与えた薩長土肥のうち「肥前 鍋島藩」の風土が知りたかったためです。従って、鉄分少な目の旅ではありましたが、以前から一度訪ねたかった旧佐賀線の筑後川昇開橋は必見箇所としてコースに入れていました。

国鉄佐賀線は鹿児島本線瀬高駅から長崎本線佐賀駅までの24.1Kmが昭和10年5月25日に全通し、国鉄民営化前の昭和62年3月28日に廃止されるまで約50年余り客貨輸送に活躍した路線でした。熊本発長崎行き準急「ちくご」も走っていました。残念ながら私は現役時代に佐賀線を訪ねたことはなく、福岡県と佐賀県の県境でもある筑後川に架かる昇開橋を是非この目で見たいと思っていました。

令和5年9月12日 中の島緑地公園付近からのサイドビュー

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駅名喫茶店(第82回:長距離フェリー乗り場の最寄り駅名)

デジ青でもよく話題に挙がる長距離フェリーの話題です。ここで「長距離フェリー」は、日本長距離フェリー協会が認定する15航路を指します。今回のまとめに際して、本協会のパンフレットが大いに参考になりました。ありがとうございます。【2023/9/25加筆修正済み】

2023年にデビューした「さんふらわあ くれない」です。日本初のLNG燃料フェリーであり、大阪~別府航路で活躍中です。

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お城と電車(24)姫路城

姫路城の始まりは羽柴秀吉が姫山に三重の天守を構えた時からである。慶長6(1601)年に姫路に入城した池田輝政は大造営に着手し、同14年までに城郭全体の事業を成し遂げた。白鷺城とも言われ最も美しい城である。

2014.4.10  国宝であり、世界文化遺産登録の姫路城▼

2014.4.10 満開の桜と姫路城 ▼

姫路城をバックにした鉄道写真は是非撮ってみたいが場所が見つからず今日に至っている。あれだけ大きな城であるから新幹線、播但線、山陽電鉄のどこかで見えると思うが熊本や松山の様にはいかない。皆さんで撮れそうな場所があれば情報をお願いしたい。仕方なく姫路駅付近で撮影した写真を貼らせていただく。

2014.4.10 EF651136牽引西鹿児島発新大阪行き32列車「なは」と播但線用103系 ▼

1965.11.12 姫路駅を出発するC5743[豊岡]牽引の播但線貨物列車 ▼

 

京田辺レイアウト 京田辺BOXへ

お世話になっております。現役生会長です。

昨日、総会終了後に京田辺レイアウトの移動作業を行いました。長らく新町BOXにて保管されていましたが、11月に開催されるクローバー祭出店に際して、この度京田辺BOXに移動させることとなりました。業者の方々の安全な輸送、そして暑い中での搬入及び搬出に協力してくれた会員の皆さんのおかげで、スムーズに作業は完了しました。改めて感謝申し上げます。

クローバー祭は11月4日(土)と5日(日)に京田辺校地にて開催されます。当会も京田辺レイアウトを出店します。新町にて保管中にレイアウトの修繕も行いましたので、ぜひお越しください。

現役生一同お待ちしております。

 “アレ”にちなんで 阪神軌道線と甲子園球場 ②

上甲子園~甲子園を行く

では“アレ”つながりで、阪神軌道線の甲子園線を紹介していきましょう。

大阪から神戸まで、JR、阪急、阪神以外に、もうひとつ路面電車があって、大阪から神戸まで行くことができました。国道2号をクルマに邪魔されながら走っていたのが、阪神電鉄の併用軌道線、通称“阪神国道線”でした。さらに縮めて“阪国”とも呼ばれていて、“阪国”には、北大阪線(野田~天神橋筋六丁目)、甲子園線(上甲子園~浜甲子園)、国道線(野田~上甲子園~西灘~東神戸)の3線がありました。

甲子園線の始発、上甲子園で発車を待つ。通常は、単行が折り返しているが、秋晴れの日曜日のこと、阪神パークへ向かう客が多いのか、「臨時」を掲げた1両も発車を待っていて、珍しい2両並びを見ることができた。▲▲電車の向こうを横切るのが国道2号で、国道線が走っていて、甲子園線との接続を行っていた。甲子園線は日中12分ヘッドで一応、路面電車の体をなしていたが、国道線に至っては40分ヘッドで、実際に乗換客はほぼ皆無だった(昭和49年11月)。

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癒しの島 台湾鉄道2023年秋の旅 Part4 国立台湾博物館(鉄道部パーク)視察

第2日目 9月1日 その1

① 高雄6:55(自強3000・110次)⇒10:47台北

▲ 6:50 今日はデカンショまつり号さんと台北駅で合流します。私は昨夜高雄駅で購入したTR-PASSから自強号の切符を受け取り在来線で台北へと向かいます。

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 “アレ”にちなんで 阪神軌道線と甲子園球場 ①

ついにやりましたね。こんなに早く“アレ”が来るとは思いも寄りませんでした。私は1ミリもタイガースとは関係はないのですが、高齢者にとっては、記憶に残る日となりました。しかも甲子園で、宿敵を完膚なきまでに叩いたこと、出来すぎのストーリーでした。テレビでは「18年前の優勝は、まだ生まれていなかった」の声もありましたが「約50年前には球場の前に路面電車が走ってたんやでぇ」と言うと、まちがいなく化石扱いされるでしょう。そう、甲子園球場の横には、1975(昭和50)年まで阪神軌道線(国道電車)の甲子園線が走っていました。

本欄でも、先にクローバー会行事で訪ねた福岡市内線跡を記しましたが、機会を見つけて、思い出に残る各地の路面電車を紹介したいと思っていたところでした。“アレ”を格好の機会ととらえて、阪神軌道線の甲子園線を紹介したいと思います。

左手、高架の阪神本線の甲子園駅があり、その直下に、軌道線の甲子園駅があった。浜甲子園行きの電車が出発して、左にカーブすると、車窓に大きな広告塔が見えてくる。背後の松並木は、かつて、ここに川が流れていたことを証言している。“銀鱗”の阪神バスも懐かしい。 続きを読む

癒しの島 台湾鉄道2023年秋の旅 Part3 延伸なった高雄LRTを見る

第1日目 8月31日 その2

高雄MRTとLRTが乗れる一日フリーきっぷ問題も48時間「HOUR PASS」を頂けて解決しましたので安心してLRTの視察へと向かうことにしました。

① 高雄国際空港 14:50(高雄MRT)⇒14::58 凱旋

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お城と電車(23)松山城

夏目漱石の「坊っちゃん」や道後温泉で有名な松山にも残存天守がある。松山城は姫路城、和歌山城とともに三大平山城に数えられている。賤ケ岳の七本槍の一人加藤嘉明が築城した最初の松山城は五層であった。現存する天守は安政元(1854)年の再建であり、日本の残存天守の中では一番新しい。

1998.5.1 勝山山頂にある壮麗なたたずまいの松山城 ▼

伊予鉄道市内線電車と松山城を入れて撮れる場所が愛媛県庁付近にあるが、その機会を逃してしまった。伊予鉄市内線ではDRFCの間では元京都市電2000形の活躍が人気であるが、どのような形式でもかまわないのでお城を入れて撮られた方がおられたら貼り付け投稿していただきたい。私のは2017.7.16JR松山駅前の2103である。▼

癒しの島 台湾鉄道2023年秋の旅 Part2 旅立ち、高雄へ

第1日目 8月31日 その1

① 長岡京  6:51(快速)⇒7:16新大阪
② 新大阪  8:09⇒8:13大阪
③   梅田 8:22(メトロ)⇒8:31 なんば
④   なんば  9:00(ラピートβ29号)9:38 関西空港

4年ぶりの海外行きです。興奮していたのか5時過ぎには目が覚めてしまいましたので予定より1時間も早くの出発でした。今日のフライトはJALではなくLccのピ-チで機内食が付いていません。途中、新大阪で降りて100種類以上は揃っています構内のエキマルシェで駅弁の購入です。買い込み後は再びJRに乗車して大阪に向かい梅田からは大阪メトロに乗り換えて南海電鉄のなんばへと到着しました。

▲ 8:31 なんばからはラピートβ号に乗って関西空港に到着、ピーチが発着する第2ターミナルへと向かいました。満員の連絡バスでした。
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