京都市バスに 6月から “観光特急”

京都市交通局では、6月1日にバス系統の再編成、ダイヤ改正を行い、社会問題化したオーバーツーリズムによるバス混雑の緩和のため、観光特急バス、EX100号、EX101号の運転を開始しました。ほかにも、朝ラッシュ時に、主要停留所のみ停車の「快速」や、観光客の多い東山、金閣寺方面の路線などを増便しています。観光特急は2系統あり、EX100号は「観光特急“楽洛”清水寺・祇園・銀閣寺ライン」が副称で、京都駅~五条坂~祇園~銀閣寺の往復、EX101号は「観光特急“楽洛”清水寺ライン」が副称で、京都駅~清水寺・五条坂の往復、いずれも主要停留所のみ停車で、運転時分の短縮も狙った。EX101は、京都駅を出ると、次は終点の清水寺・五条坂となる。

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 5月の晴れ間に 日常+αを記録する ①

阪堺電車、大阪メトロ、南海を記録する

5月に入って連休期間中、いい天気が続いています。連休の人出とは、関わりを持たないようにしている高齢者ですが、新緑と青空を見ると、ついカメラを持って外へ出たくなります。デジ青投稿最高齢を誇る準特急さんも、散歩がてら近くを徘徊するとコメントに寄せられています。準最高齢の私も、これに刺激を受けて、昨3日(金)は大阪へ出掛けました。大仰なタイトルとなりましたが、要は、準特急さんのように、日常の鉄道をこまめに記録しておくこと、さらに自分なりの撮影スタイルもプラスすることが大事と感じた一日でした。皆さんからも、日常の鉄道、ぜひ投稿お願いします。最初はコレ、阪堺では連休期間中、旧型車モ161を連日運転するとリリースされていた。午前中に、我孫子道~浜寺~天王寺駅前を2往復するもので、あべのハルカス狙いで行ったが、間に合わず、途中の併用軌道区間となったが、クルマにも被られず、赤電カラーの162号を、まず一枚。

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スカイレールが運行終了しました

代行手段の電気バスの準備が遅れたために、スカイレールの廃止日が延期されていましたが4月30日をもって25年余りの運行が終了しました。

令和6年5月1日 中国新聞朝刊

なお、ゴンドラが「ヌマジ交通ミュージアム」に寄贈予定とされています。「ヌマジ交通ミュージアム」とは、かつて「広島市交通科学館」と呼ばれていた施設で、アストラムラインの長楽寺駅すぐそばにあります。アストラムラインの車両基地に隣接しています。交通科学館ですので、陸海空すべてが対象で、どちらかというと子供向けの体験型施設です。屋外展示ですが、広電650型654号が保管されています。「ヌマジ」とは何かと思われるでしょうが、命名権料の関係で現在の施設名に変わったのですが、「ヌマジ」とは「沼田自動車学校」の略称で、地元の人にしかわからない 一般受けしないネーミングです。

広電原爆ドーム前電停から少し北に公園内を進むと、「広島市こども文化科学館」横にC59161が保存展示されています。それを見て、紙屋町か県庁前からアストラムラインに乗って長楽寺に向い、ヌマジの654号を見学するのもいいかもしれません。

 「お城と鉄道」 発売 !

本日、主要書店でいっせい発売の「レイル」130号に、わが準特急さんが企画・原稿・写真を担当された「お城と鉄道」が30ページにわたって掲載されています。一日千秋の思いで、各方面から発売が待たれていた待望の特集です。

「お城」と来て、ピン!と来る方は「デジ青」読者の証拠、そう2022年7月から、掲示板に「お城と電車」のシリーズで25回に渡って連載されてきました。今回の記事は、「デジ青」をベースに、さらに加筆追加されたもので、タイトルも「お城と鉄道」と広範に、鉄道に近接した城、残存天守閣のある城に分類されて、全部で26の城が紹介されています。

準特急さんは、車窓から城が見えることに着目されて、ライフワークとして、全国各地に何度も取材、撮影に向かわれていました。文章については、準特急さんならではの城に関する知識、雑学が満載。「デジ青」でも強調されているように、鉄道を語ろうと思えば、車両の知識だけではなく、鉄道の背後にある歴史。文化など、あらゆる事象を知らないと鉄道は語れない、その発露に他なりません。また写真については、高校生、DRFC現役時代から、ずっと撮影を続けてこられた準特急さんならではの厚みが感じられます。併用軌道を行く京阪2000形と大阪城、江戸城桜田門付近の都電5000形、田んぼばかりの近鉄竹田付近の背後の伏見城など、昭和40年前後の写真は、準特急さんならではです。ためしに、30ページ分の撮影日を分類すると、なんと延べ40日にわたって撮影に行かれて、その熱意、行動力には脱帽です。始まりは高松城から。堀端を走るのは元京急230形とは、昭和の電車大好きの準特急さんらしい。

もうひとつ準特急さんを喜ばせたのはクローバー会を中心とした皆さんの写真提供だとおっしゃっています。松山城だと、お城の前を走るのは旧色時代の元京都市電2000型と、ズバリの写真が提供されています。同じ四国では、土器川橋梁を渡るDF50と丸亀城と言う、今まで見たことが無い写真も提供されました。今回の特集は、準特急さんの力によることは言うまでもないことですが、これらクローバー会の連帯感で実を結んだことは、たいへん嬉しいことです。ただいま、全国の主要書店で発売中です。ぜひお手に取って見てください。

二日市・大宰府をめぐる鉄道交通の発達史 展示会開催中

昨年の西鉄宮地岳線廃線跡探訪、貝塚線多々良車庫見学の際お世話になった吉富さんが主宰されているNPO法人福岡鉄道史料保存会が「二日市・太宰府をめぐる鉄道交通の発達史」展を開催中です。西鉄大牟田線が開業100周年、3月には新駅桜並木駅も開業しました。皆様この機会に福岡、太宰府、筑紫の国へお越しください。

場所 福岡共同公文書館 JR二日市駅からバス・徒歩で約10分

開催期間 9月29日まで 5月26日13時30分~15時30分は講演会「二日市・太宰府をめぐる鉄道秘話あれこれ」も開催されます。

 写真展「鉄路輝く」 トークショー行われる !

開場5日目を迎えたクローバー会第10回写真展「鉄路輝く」、今日は午後3時から、恒例のトークショーが行われました。広島や横浜から遠路駆け付けた会員、また外部の皆さんにもご参加いただき、和やかな雰囲気のなか行うことができました。初めて会った方とも、まるで数十年の知己のように盛り上がる、これぞ鉄道趣味を通じた仲間の会だと改めて思いました。午後3時に開始、二十数人が参加して、撮影者から、撮影時の苦労談・失敗談から、果ては撮影の秘話まで、惜しげもなく公開しました。

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第10回DRFCクローバー会写真展のご案内

3月20日(水)~26日(火)11時~18時(最終日の26日は16時まで)京都祇園西利ギャラリーで第10回DRFCクローバー会写真展を開催いたします。従来の「鉄路輝く」のテーマに加え、今回は「まちとまちをつなぐローカルな鉄道」と題して地域に密着した鉄道にスポットを当ててみました。両テーマに82点の作品を展示いたします。また、近年物故された湯口徹さん、沖中忠順さん、吉田耕司さんを偲ぶコーナーも設けております。

多くの方のご来場をお待ち申し上げます。尚、24日(日)は15:00よりギャラリートークを予定しておりますので合わせてごらんください。

癒しの島 台湾鉄道2024年厳冬の旅 Part 7 台中港線 

第7日目 1月29日

① 台中 8:46(区間車 2604次)⇒9:33 台中港 
▲ 8:04 今日は前回12/2にも訪問しました台中港線へと参ります。その前にまだ保存改装が終わった台中站をまだ見ておられない方々とご一緒しましたがまだ開店前で外から見るにとどまりました。
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 阪堺電車に詣でる ~路面電車あれこれ噺⑧

「デジ青」読者の皆様、新しい年もお健やかにお迎えのことと思います。正月早々、地震・事故で、気も滅入りますが、今年も、外へ出て大いに写し、昔話もたっぷりして投稿に励みます。今年も、 事始めは 阪堺線としました。正月に必ず阪堺線に行かれていた沖中忠順さんの思いを引き継ぎ、初めて阪堺線に行ったのが2010年で、路面電車を見直す契機ともなりました。以来、ほとんどの正月に、阪堺線を訪れるようになりましたが、少しずつ変化していく初詣風景や車両に、時代の推移を感じました。

明るいうちは、住吉、大和川、浜寺で撮り、暮れて来ると、いちばん手軽なブルーモーメントスポットの「松虫」へ寄ってみた。あべのハルカスをバックに、停留場の佇まいと堺トラムの組み合わせとした。

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芸備線の行く末はいかに・・・

デジ青読者の皆様、明けましておめでとうございます。新年早々、能登、羽田、小倉と惨事が続いていて、遠く離れているとは言え 何だか落着かない新年です。こちらは穏やかな新年を迎えた広島ではありますが、鉄道の世界では芸備線の行く末に注目が集まっています。従来、ローカル線の存続は地元自治体と鉄道事業者との協議で存廃が決まってきましたが、初めて国が加わった3者で芸備線の行く末についての議論が始まります。中国新聞は以前から「鉄路のあす」と題した特集記事を不定期で連載していますが、この度の元旦朝刊では2面を割いた特集記事が掲載されましたので、ご紹介致します。広い紙面なので、8分割でスキャンしました。重複部分も多いのですが悪しからず。では本年もよろしくお願い致します。

令和6年1月1日 中国新聞朝刊(以下すべて同紙)

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とさでん交通近況

魚梁瀬森林鉄道跡訪問記と土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の乗り鉄記をご紹介しましたが、旅の最後に後免町から高知市内までお世話になったとさでん交通について簡単にご紹介します。とさでん交通の路線は十字型をなしていて、縦の路線が桟橋線、クロスポイントが「はりまや橋」、はりまや橋から西に向かって伊野線、東に向かった後免線と、非常にわかりやすい路線です。3路線の合計距離が25.3Kmで、現在では国内で最も長い営業距離の路面電車だそうです。広電は市内線が19.0Km、宮島線が16.1Kmと合計するととさでんより長いのですが、併用軌道の路面電車では最長です。

さて今回は、後免町から高知市内までと桟橋線に乗車し、伊野線の大半は未乗車で高知をあとにしましたが、車両も多様で、また訪ねてみたい路線でした。

令和5年12月2日 とさでん後免町停留所の様子  電車が止まっていないのでわかりにくいですが単線の終端駅

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土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線のぞき見

魚梁瀬森林鉄道跡を訪ねるために、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線に初めて乗車しました。後免から安芸までの1往復乗車だけの記録ですから貧弱な内容ですが、これから訪ねようとされている方の参考になればと、ご紹介致します。

土讃線の後免駅で南風3号から降りたのは、我々夫婦の他には2~3人でした。くろしお鉄道の始発駅ですから、乗換え客を含めて多くの人が降りるのかと思っていましたが意外でした。ホームの端で出迎えてくれたのは「ごめんえきお君」でした。

後免駅の「ごめんえきお君」  令和5年12月2h

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魚梁瀬森林鉄道跡 探訪記(その5) 馬路から田野へ

馬路温泉で1泊し、引き続き安田川に沿って南下します。さっそく県道脇にトンネルがありました。

⑰平瀬隧道 【重】 明治44年築造。他のトンネルと同じ構造で、全長70.6m。カーブしている。歩いて通り抜けられます。かつては道路として利用されていたのでしょうが、川沿いに広い道路が整備され、通る人はマニアだけでしょう。写真のように、南側坑口の山側には切石積みの立派な擁壁があります。

平瀬隧道南側坑口  令和5年12月4日撮影

この先には釜ケ谷(かまがたに)橋【重】と釜ケ谷桟道【重、近】があるのですが、整備された県道の下部構造になっていて、気付かないまま通過してしまいました。
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魚梁瀬森林鉄道跡 探訪記(その4)安田川線に沿って

林鉄は魚梁瀬よりさらに奥まで伸びていましたが、今回は魚梁瀬でUターンして安田川線方面に向かうことにしました。ダム湖の水位がかなり下がっていましたので、更に上流に向かえば、あるいは水没した線路跡や鉄橋跡などが姿を見せていたのかもしれません。急峻な谷が続く地だけに、冬場のこの時期は15時を過ぎると日当たりが悪くなりますので、明るいうちに馬路温泉まで行こうと下山を急ぎました。

⑩犬吠橋 【重】 魚梁瀬ダムを過ぎると、林鉄奈半利線と安田川線の分岐点釈迦ケ生です。この辺りに「井の谷橋」という上路式のトラス橋がある筈なのですが、見つけることが出来ずに諦めました。あとで調べると、村道(林道)に入り込まないと行けない地点だったようです。しばらく行くと工事中のう回路に出ました。犬吠橋です。上路式のトラス橋で県道も兼ねていたのですが、桁間が垂れ下がり崩落の恐れがあるため通行止めとなり、大掛かりな復旧工事中でした。

復旧工事中の犬吠橋。あのトラスの上に線路(道路)があった。

大正13年架橋ですから、99年前のものです。重要文化財に指定されていなければ、復旧工事せずに廃橋になっていたのかもしれません。

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魚梁瀬森林鉄道跡 探訪記(その3)復元鉄道

魚梁瀬ダムを過ぎて、魚梁瀬大橋を渡り丸山台地に向かいます。ここはダムによって沈んだかつての魚梁瀬集落の皆さんが集団移転してできた新しい町です。そこにある丸山公園に、復元された森林鉄道があります。

令和5年12月3日 森の駅 やなせ

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魚梁瀬森林鉄道跡 探訪記(その2)奈半利川線に沿って

魚梁瀬森林鉄道跡を訪ねるにはクルマが不可欠です。高知市でレンタカーを借りると土佐くろしお鉄道に乗る機会がなくなるので、なんとか現地調達をと調べたところ、くろしお鉄道安芸駅に駅レンタカーがあることがわかりました。岡山から瀬戸大橋、大歩危を経由して後免へ、そして初めての土佐くろしお鉄道ごめんなはり線で安芸へと向かいました。くろしお鉄道については、別稿でご紹介したいと思います。

(その1)で述べましたように、魚梁瀬森林鉄道は安田川線が先に開通し、あとで奈半利川線が作られたのですが、今回の旅は奈半利川線経由で魚梁瀬に向い、魚梁瀬から安田川線を下るルートで計画しました。では狭い道を考慮して借りた軽自動車で出発です。 続きを読む

魚梁瀬森林鉄道跡 探訪記(その1) 林鉄の歴史

学生時代に何かの雑誌で、阿里山で活躍しているシェイ式蒸機が、国内にも数機いたことを知り、それがきっかけで高知県の魚梁瀬森林鉄道の存在を知りました。しかし、木曽森林鉄道以上に訪ねにくい地にあり、気になりつつも半世紀が経過しました。一方、我が家の食卓(冷蔵庫)には「馬路村のポン酢醤油」が常備されていて、生産地である馬路村も気になる存在でした。また、平成13年にはRMライブラリNo.29として舛本成行氏により「魚梁瀬森林鉄道」が詳しく紹介されるに至り、馬路村と魚梁瀬森林鉄道跡をいつ訪問しようかと考えていました。この度、ようやく念願であった現地訪問が実現しましたので、現地の様子をご紹介します。

中芸地区森林鉄道遺産を保存・活用する会発行のガイドマップ表紙(折りたたむとB5判、拡げるとB2判の非常に良くできたマップです)

なお「中芸地区」とは、安芸市、奈半利町、北川村、田野町、馬路村、安田町が安芸郡の中央にあることから、そう呼ばれるのだろうと思います。ガイドマップの表紙を飾るのが「シェイ」であるのも素敵です。

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広島通信(その3) 広電 駅前大橋ルートの工事状況

その2を投稿してから2週間が経ってしまいました。JR向洋駅周辺の取材のあと広電駅前大橋ルートの工事の様子を見に行ったのですが、報告が遅くなってしまいました。写真はすべて令和5年11月25日の撮影です。

駅前大橋ルートの全体像

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