京阪大津線オリジナル塗装の終了

先の京津線800型のオリジナル塗装の終了に続いて、最後まで残っていた709+710が2月3日を最後に運行を終了しました。若草色と青緑のツートンカラーで、物心ついてからずっと長年なじんでいたこの色がなくなるのはちょっと寂しいものがあります。ここ何年か何かの記念と称して塗り替えられた車両もありました。これらを浜大津交差点付近で撮った写真をご紹介します。

何年か後に復刻色として、この若草色と青緑のカラーに塗り替えられた車両も走ることがあるのでしょうか。↑ 2012年9月26日より大津線100年記念として旧特急色に塗られた600型、2016年3月21日まで走りました。

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 さよなら 近鉄特急色 〈6〉

近鉄特急色を見直す

しつこく同じテーマのことを書きますが、これで最後とします。私が近鉄特急色について、強く印象に持ったのは、中学生の頃に読んだ鉄道ピクトリアルで、「電車の色いろイロ」と題した、東京大学の学生が著わした記事がありました。昭和38年のことで、暗色の時代から、湘南電車、101系、こだま型と、カラフルな電車が続々と出現していますが、主流は上下二色塗りで、そのほとんどは、窓廻りはクリームなどの明色、下部は暗色に塗られています。

たしかに安定感のある塗り分けではあるのですが、窓部そのものは暗いため、窓周辺を明るく塗ると、視覚的なバランスを欠くと指摘しています。逆に、窓廻りは暗色、下部を明色にすると、暗い窓部が同化して一体感、軽快感が出るとしています。その代表が「こだま」であり、私鉄では、近鉄の新ビスタ101100系が挙げられてていました。特に新ビスタは、斬新な外形とあいまって絶賛されていました。当時のピクと言えば、電車の性能、来歴などの小難しい記事ばかりでしたが、はじめて外部色に言及した内容で、近鉄特急色が中学生の心に残ったのでした。今までの紹介は広軌線ばかりだったが、狭軌線の南大阪・吉野線にも近鉄特急色が走っている。いちばん華やかなのは、何と言っても𠮷野の桜が満開の頃だろう。山全体がピンクに染まった𠮷野駅、16000系が花見帰りの満員の客を乗せて発車して行く。 (2003年4月)

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 さよなら 近鉄特急色 〈5〉

塗装変更された ほかの特急車(1)

「近鉄特急のイメージが大きく変わります!」と近鉄がニュースリリースを配信したのが2015年11月でした。汎用特急のうち、主力の22000 系86 両の車内設備をリニューアルするとともに、カラーリングを変更し、クリスタルホワイトに、ブライトイエロー・ゴールドを加えた新塗装になるという内容でした。最初のリニューアル編成は、まもなく営業を開始し、22000系以外の汎用特急についても、同様のカラーリング に変更しますとも添えられています。しかし車齢の高い12200系だけは、このリニューアル、カラーリング変更の対象から外れ、将来、廃車となる予告がされたことを意味しています。今回は、12200系以外で、同じ近鉄特急色をまとっていた特急車両を見ていきます。12410系が山間部を行く。33パーミル区間を、異形式を連結した長編成が弓なりになって高速で駆け上がるのも、近鉄特急ならではの魅力。三本松(2002年3月)

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新型気動車登場!

今日、梅小路公園を散歩中、鉄道博物館駐車場に「新型気動車」が停まっていました。ナンバーが東京だったので「JR東日本」の所属?らしいです。
その写真がこちら!

キニ3321

種車はホンダの軽四輪。
型式他、この表記にはいろいろご意見があるのでは?ご同輩!

 さよなら 近鉄特急色 〈4〉

ギラリの12200系

先回も書きましたように、明日30日(土)から、近鉄特急の運休本数が一段と増加し、土休日は半減となります。改めて、明日からの時刻表をネット眺めると、京都~奈良特急は、奈良8:28発、京都17:30発のたった一往復だけ、難波~奈良は、完全運休のグレー色に塗りつぶされています。平日も運休が多く、残っていた12200系の活躍も、おそらく本日で終了したのではと推測します。

12200系の近鉄特急色も天候や時間帯によって、印象はさまざまに変化します。なかでも、私の好きなのは、夕方の斜光線に、オレンジ色が輝きを増す時間帯です。文字どおり、12200系が輝いていた時代でした。

 

 

 

 

 

ギラリを撮るのに、いちばん適した区間は、鶴橋~今里~布施の複々線区間だ。何よりも本数が多いから、スポットな時間帯でも、うまく列車が来るし、上本町・難波行きは、どの季節でも、真正面に陽が当たる。鶴橋(2002年11月)

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広島短信

広島市は一時 準非常事態宣言対象地域になりかけましたが取りやめとなり、その後少し落ち着いてきています。とは言え油断大敵と私は巣ごもりを続けております。今朝の中国新聞朝刊に芸備線西三次駅に関する記事が載っていましたので、ご紹介します。

令和3年1月26日 中国新聞朝刊

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 さよなら 近鉄特急色 〈2〉

12200系の行くところ

最近の情勢を踏まえて、鉄道各社では、優等列車の本数削減、終電の繰り上げなどが行われています。近鉄でも、一度リリースがあったあと、昨日、特急に関しては、さらに踏み込んだ運休計画が発表されました。なかでも驚いたのが、土・休日の特急半減です。土・休日の特急運転総数446本のうち222本が運休と、文字どおり半分が運休です。身近なところでは、観光乗車の多い京伊12本→6本運休、京橿56本→22本運休はまだしも、衝撃的だったのは、京奈61本→59本運休と、一日たった一往復の運転に。さらに阪奈に至っては、32本すべてが運休と、奈良線の土・休日は特急ゼロ線区になってしまいます。

ここ数年、近鉄特急の乗車率の低下は、身を持って体験していますが、いくらコロナ禍と言っても、これほどの運休とはホントに衝撃的でした。「当分の間」と書かれていますが、もう完全に元に戻らないのではと危惧します。それだけに、満員の乗客を乗せて、近鉄特急色の12200系が縦横に走り回っていた、つい最近までの状況が、もう何か遠い別世界のように感じられます。今回は、いかにも近鉄らしい風景とともに12200系を見ていただきます。

薬師寺西塔を見て、橿原線西ノ京付近を行く。西塔は昭和の再建だが、朱塗りの仏塔のすぐ近くを12200系が行くのは、いかにも奈良らしい光景。一角だけ田んぼが残っていて、真横から撮れたが、いまは大部分が駐車場に変わってしまった。

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 さよなら 近鉄特急色 〈1〉

12200系

久しぶりに気合いを入れて(?)投稿します。すべての活動が止まってしまった、この時期ですが、鉄道界では春のダイヤ改正に向けて静かな進化を続けています。身近な関西私鉄で見ますと、京阪(新)3000系の「プレミアムカー」、近鉄「ひのとり」増備などが目玉でしょうか。私など「プレミアムカー」も「ひのとり」も乗ったことも無いのに、もう増備が完了です。不透明な時期にも、つねに前を向いて進む鉄道事業者には敬意を表します。ただ、その影で、消えていく風景もあり、京阪、近鉄とも親しまれてきた塗装が見られなくなりそうです。

近鉄では、特急の主力車輌として活躍してきた12200系が姿を消すことになり、同時に、近鉄特急の象徴でもあったオレンジと紺の旧塗装が消えてしまうことも意味しています。まだ正式なリリースはありませんが、2月12日のダイヤ改正で姿を消すようです。この塗装の起源は、昭和33年、世界初の二階建て電車10000系ビスタカーだった。オレンジとダークブルー(当時の呼称)に塗られ、ブルドッグノーズの強烈なスタイルとともに近鉄特急の地位を確立した。最初は、窓部をオレンジ、上下がダークブルーだったが、新ビスタカー10100系に合わせて、逆転させて現在のような配色になった。以来、多少の濃度を変更をしながら、60年以上に渡って、近鉄特急を象徴するカラーリングになった。大和八木(2002年3月)

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阪和電鐵全通90周年企画展

冬季企画展として下記のような展示会が行われます。自宅待機のお触れがでている時節ですが、阪和線支線の鳳~東羽衣の乗りつぶしも出来ますのでいかがでしょうか。
東羽衣で南海電車に乗り換えて汐見橋線に今のうちに行っておくのもよろしい。
冬季企画展 1月16日~3月28日
泉州を貫く軌跡ー阪和電鐵全通90周年
大阪府立弥生文化博物館
JR阪和線信太山(しのだやま)駅600米
通信員高齢のためチラシの添付はできませんので、おのおの方で検索いただき詳細をご覧ください。
お詫びとして復刻版の阪和電鐵封筒をご覧いただきます。郵便番号が五桁のころに手に入れたものです。大阪の終点は阪和天王寺駅で四天王寺の五重塔も描かれてるのに、南側近くに隣接の大阪鐵道(今の近鉄南大阪線)の終点あべの橋と印刷されてるのは何故でしょう。

 

 

 

TV番組(鉄道沼、乗り鉄編)

NHK Eテレで、沼にハマって聞いてみた と言う番組があります。
12/22(火曜)18:55~19:25
今日の “お題” は『乗り鉄編 乗って楽しい!あこがれの列車』でした。

【 ↑ 上の画像は、きかんしゃトーマス号の種車】
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「エトセトラ」と「銀河」

コロナは収束どころか拡大一方で、GoToトラベルの是非に注目が集まるなか、JR西の観光特急「WEST EXPRESS銀河」が走り始めました。11月下旬から何度か試運転を目にしていましたが、12月12日から営業運転に入りました。

下りの「銀河」は福山に13:16に到着し、14:02の発車まで46分間停車します。その停車時間に地元の特産品をPRしようと、福山市は力を入れているようです。 続きを読む

 昔も今も 紅葉は叡電で ④

最初で最後の紅葉を

結局、今年の秋も遠出はもちろん、近場へもほとんど行けずに終わり、紅葉撮影は、叡電の一日だけで終わってしまいました。前回掲載の723号以外の写真を見ていただきます。いつものコース、三宅八幡から、線路沿いの道路をブラブラ歩いて、八瀬比叡山口までの約1時間の撮影でした。

三宅八幡近くの3号踏切から八瀬比叡山口方面を見ると、全山が紅葉した比叡山をバックに、出町柳行きの電車をアウトカーブからとらえられる。この722号は、昨年に車体がリニーアルされて、“沿線の社寺仏閣をイメージした”朱色の濃淡のカラーリングにとなり、車内設備も一新された。

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 昔も今も 紅葉は叡電で ③ 

リューアルされた723を初めて撮る

紅葉の季節も終わってしまいましたが、叡電紅葉シリーズの残りを続けます。叡電700系と呼ばれるデオ710、720、730形は、在来車の下回りを流用して1987年から造られましたが、その後、台車・駆動装置を京阪の廃車発生部品などを流用して一新され、空気バネ台車、カルダン駆動に改造されましたが、建造後30年以上が経過したため、車体そのものもリニューアルされています。その代表が、観光電車の「ひえい」723であり、ほかにも、722号が“沿線の神社仏閣をイメージした”赤系統のカラーリングとなり、車内設備も一新されました。このたび、沿線の“水が豊かで山紫水明の地である洛北の自然を表現した”青系統のカラーリングに塗られて、リニューアルした723号が走り始めています。

10月18日から走り始めたリニューアル723号、「ひえい」のようなインパクトは無いが、落ち着いた京都に相応しい改造車となった。三宅八幡~八瀬比叡山口 

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現役生の写真展やってます

DRFC現役生の写真展が、ネット上で行われています。どうぞ皆さま、下記のURLをクリックし、お気に入りの写真を選んであげてください。投票締め切りは29日(日)です↓

写真展特設ページ – 同志社大学鉄道同好会 (jimdofree.com)

また、同志社EVE用に作成した会のPR動画がYouTubeに公開されているようです。とても良い出来ですので、こちらも併せてご覧ください↓

【D-Tube】鉄道同好会 – YouTube

「ひろでんの日2020」

11月23日 広島電鉄千田町車庫でイベントが開催されました。100名の事前申し込みだったため、当たらないだろうと申込みせずにいたのですが、156号や101号が走るとは想定していなかったので、尾道へエトセトラを撮りに行ってしまいました。特に156号は江波車庫の一番奥に保存されており、以前は一言声をかければ入れてくれた車庫も、最近はシャットアウトです。江波から千田町を往復するとわかっていたら、広島に行ったのにと悔やまれます。11月24日の中国新聞記事です。

令和2年11月24日 中国新聞朝刊

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飽きもせずに「エトセトラ」

馬鹿のひとつ覚えのように「エトセトラ」でお邪魔します。GoToトラベルの後押しもあってか、運転日は団体ツアー客で予約が埋まり、なかなか個人客が指定券をゲットしにくいという話も聞いています。まだ広島・呉方面への遠出はせずに、三原近辺だけで、新たなアングルを探しながら、撮影を続けています。下手な近作をご紹介します。

令和2年11月9日 呉線安芸幸崎・須波間にて 上りエトセトラ

国道185号線との並走区間で、特に大型トラックやバスに並走されると台無しになるのですが、この日は幸いにも邪魔が入りませんでした。遠くに見える造船所は、安芸幸崎にある今治造船広島工場です。

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貝塚公園に展示の20系

九州からまたまた小ネタで失礼します。福岡市東区の貝塚公園に20系客車が展示されています。すぐ近くに住む小学生が荒れ果てた車両の保存に向けてクラウドファンディングを立ち上げ、地元では話題になりました。

ここ貝塚公園は西鉄市内線の貝塚線(現在は地下鉄貝塚線)と西鉄宮地嶽線(現貝塚線)の接続駅貝塚駅からすぐのところ。その昔は競輪場で貝塚駅も競輪場前と呼ばれていました。少年は門司港~西鹿児島の急行かいもんに想いを馳せていたようですが、私は昭和44年博多~東京、上りのあさかぜに父親と乗車してからの想いです。食堂車で朝定食が500円、その中にオートミールなるものを食べたことが印象に残っています。

96も展示されていますが、こちらの説明はありません。間近で見ると塗装が剥げ落ち痛々しさが感じられました。門司港の九州鉄道記念館に移せればと思うのですが記念館自体の経営も逼迫している最中、それも叶わないな・・・と感じました。