【101264】 早回り ヨーロッパのトラム巡り 〈5〉

フランクフルト (Frankfurt)    ドイツ

最後の“早回り”は、ドイツに戻ってフランクフルトのトラムです。フランクフルトは人口が約70万余り、ベルリン、ハンブルク、ミュンヘン、ケルンに次ぐドイツ第5の都市。ユーロ圏17ヵ国の中央銀行の欧州中央銀行本社がある国際金融の中心地で、世界最大の見本市会場や、世界最大級のハブ空港・フランクフルト空港や、ヨーロッパ最大級の駅であるフランクフルト中央駅があって、経済・産業・交通の要衝です。
フランクフルトの近郊交通は、Sバーン(DB近郊鉄道)、Uバーン(地下鉄道)が中心。トラムはフランクフルト交通会社(VGF)の運営で、市街地に限定されるものの、稠密なネットワークが張り巡らされている。一部はUバーンにも乗り入れている。

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【101152】 早回り ヨーロッパのトラム巡り 〈4〉

バーゼル (Basel) スイス  ②

宿泊したホテルの前は、トラムが通る絶好の撮影地だった。

昼間のバーゼルでのトラム撮影を終えて、いったんホテルで食事を済ませ、再び街へ出ました。この時期のヨーロッパ、現地時刻で午後8時ぐらいまでは、じゅうぶん明るく、手持ちでの撮影が可能です。しかも、この時期は、全欧で1時間のサマータイムが実施されていますから、実際は午後9時ごろとなります。ホテルの目の前に、Grosspeterstrの停留場があり、すぐ近くを、スイス国鉄(SBB)、ドイツ国鉄(DB)、フランス国鉄(SNCF)を跨ぐ橋があり、絶好の撮影地となりました。

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【100781】 早回り ヨーロッパのトラムめぐり 〈3〉

バーゼル(Basel) スイス   ①

バーゼルは、スイス西北部にあり、チューリッヒ、ジュネーブに次ぐ、スイス第3の都市です。ドイツ・フランスと国境を接していて、三国国境の街として知られています。スイス最古の大学のほか、美術館が多く、文化・芸術の街ですが、市街地に張り巡らされたトラムには、終日、乗客が多く、活発で賑やかな街並みが続いています。
緑と黄色のトラム、二つは母体は違うが、市内の交通は一元化されていて、たいへん利用しやすくなっている。

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【100705】 梅小路公園で京都市電を偲ぶ 〈1〉

今年は、京都市電が全廃されてから40年に当たる。昭和53年9月30日最終日の一日だけ走った「さよなら京都市電」のヘッドマークを再現した「廃止40周年」の装飾が、梅小路公園の市電ひろばの1605号に取り付けられた。

今年は明治150年にも当たり、京都市の梅小路公園では、市電・市バスに関するイベント「京都の交通事始め」が、本日10月6日から開かれています。日ごろ、京都市電に深い愛着を持って、保存・顕彰活動をされている4団体が企画・協力して、さまざまなイベントが展開されています。私も企画に賛同して協力した一人として、初日、さっそく訪れてみました。

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【100586】 神戸電鉄 見学・乗車会 行われる

顔を揃えた神戸電鉄の代表車両。1928年の湊川~有馬温泉での開業以来、神戸電鉄は、ことし開業90周年を迎えた。これを記念して、さまざまなイベントが展開されている。メモリアルトレインとして戦後のスプリング・グリーン&シルバーグレー塗装に復刻された1000系(右)もその一環。

少し旧聞になりますが、9月29日(土)、台風24号接近のなか、「神戸電鉄鈴蘭台車庫見学、粟生線乗車と撮影の旅」が、一部予定を変更したうえで、無事開催されました。たいへんお世話になった神戸電鉄の皆さまから掲載の快諾をいただいたうえで、当日の様子を振り返って見ましょう。

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【100540】 羽村さんが遺したアルバムから 〈6〉

京都市営バスのトレーラーバス、進駐軍が持ち込んだ大型車両をヒントにつくられ、戦後混乱期の大量輸送に、京都でも活躍した。昭和22~24年の短い時期につくられたが、取り回しがよくないため昭和30年前後には姿を消した(昭和26年3月)。

羽村さんは、京都市電撮影の合い間には、バスも撮っていました。多くは、近くの銀閣寺前付近で撮られています。戦後5年が経過すると、京都見物に繰り出す余裕も出て来て、銀閣寺付近には、遊覧バスや貸切バスが集まって来ました。この時代、市電の撮影者は見られたものの、バスの撮影はたいへん少なく、貴重な記録です。そう言えば、乙訓老人も、地方私鉄へ行った際には、駅前でバスを写してから、カメラを仕舞ったと述懐されています。ちょうど、京都市バス事業は,昭和3年5月に出町柳から植物園を結ぶ2.5kmの路線で開業して以来、今年で90周年を迎え、今月にはさまざまなイベントが実施されます。

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