▲ 10:00 長崎市電の浦上車庫で開催された1051号・701号・151号の引退記念のセレモニー撮影会です。
左から、1051号は1976年3月に営業廃止となった仙台市電のモハ100形5両を譲り受けました。他の4両は老朽化により既に廃車になっていますが唯一生き抜いた車両です。701号は元東京都交通局2018号、都電杉並線と本線で運用された後、路線縮小に伴い余剰となっていたのを譲り受けました。151号は1956年に箱根登山鉄道小田原市内線の廃止に伴い余剰となったモハ20形を譲り受けました。3両とも冷房装置がないため夏場の運行はできなくイベントに出庫する程度でしたが車体や部品等にアスベスト(石綿)を使用している可能性があると分かり廃車が決まりました。いずれも重要な鉄道遺産なので里帰りも検討されたようですが、アスベストの使用が確認された場合、車両の譲渡、売却等が禁止されていて出来ません。詳細な調査は今後実施しますが具体的な時期は未定です。
こう言った事情により引退せざるを得なくなったそうです。3月30日(土)に「さよなら撮影会」、「さよならパレード運行」、「さよならアンコール運行」のイベントが開催されることとなりました。
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