2021年春 桜前線追っかけ旅 Part4 長良川鉄道を撮る その1

第1日目 3月30日

長良川鉄道にはかねてより見てみたい撮ってみたい、見事なしだれ桜が咲く駅があります。駅名は『大矢駅』、10日前には同じくしだれ桜を求めて天竜浜名湖鉄道に参りましたが満開は遅れ大雨強風になってくるために以降の撮影を諦めました。
次の訪問地、長良川鉄道にも電話を入れて開花状況を聞きますと大矢のしだれ桜は、まだ5分咲き程度ですと先週中頃に聞きました。家内の命日が過ぎる30日なら満開になっているだろうと旅支度を準備しました。天気予報も当分は快晴の春の日が続くようなので期待しての旅立ちでした。
▲ 自宅から大矢駅までは名神と東海北陸自動車道を乗り継いで約195㌔、所要時間は約2時間半と、そんなに遠くはありません。昨年秋には会津若松まで約700㌔を一気に行きましたので楽勝とは思いましたが油断は禁物、まずは安全最優先走行を心掛けることにしました。
簡単に朝食をとった7時過ぎに自宅を出発しましたが、朝のTVニュースでは大陸からの黄砂襲来予報が出ていました。名神は京都南ICから乗りましたが滋賀県に入ると空の色が天竜浜名湖鉄道に行った時と比べると遙かに違って真っ青とは言えません。
途中、養老SAで休憩をとって9時半過ぎには予定通りに大矢駅に到着です。期待を持ってホームに出ました。

▲ 9:45 外観はほぼ建設当時の原形をとどめている大矢駅に到着。駅舎内もシンプルな状態です。
▲ 10:02 撮影地① 美濃太田行の8次が到着。ホームのソメイヨシノは満開を迎えています。
▲ ところが目的だった横のしだれ桜は樹勢が今一歩ありません。がっかりです。後ほど地元の鉄ちゃんにお聞きしますと先週に来たときは丁度よく満開だった。今は少し散りだしているので花のボリュームが無くなってきているとのことでした。天竜湖浜名湖鉄道では早すぎ、長良川鉄道では遅すぎと、しだれ桜の撮影は本当に難しいものですね。また来年のリベンジができました。撮影に訪れている同業者は3人でした。

▲ 次に向かったのは湯の洞温泉口駅です。大矢に続いての撮影希望駅です。走行距離は南へ9.5㌔、所要時間は約11分です。

▲  10:25 駅前広場にも大きな桜の木が満開を迎えた湯の洞温泉口駅に到着です。

【 越美南線 】
越美南線は美濃太田と福井を鉄路で結ぶために1923年(大正12年)10月5日美濃太田~ 美濃町が開業。以来毎年のように8回も延伸開業を繰り返して北上、11年後の1934年(昭和9年)8月16日に北濃まで到達しました。
1926年(大正15年)7月15日、越美南線の美濃町駅(現 美濃市駅)と当駅間開通と同時に、板取口駅として開業しました。1956年(昭和31年)12月20日 に 美濃立花駅へ改称、1986年(昭和61年)12月11日、-国鉄から長良川鉄道への転換により湯の洞温泉口駅に改称されています。当駅で折り返す列車もあり、かつては交換設備があったと思われる敷地も残っています。2018年の一日あたりの乗降客数は全駅38駅中の16位55人です。全線の一日平均の利用者数は1,991人です。国鉄から転換した第3セクター31社では14位の利用者数で、収支は毎年赤字でしたが2017 年は 66.5 万円の黒字となり一息つきましたが2018年から再び赤字転落となっています。

▲ 10:35 撮影地② 定刻に北濃行の『ゆら~り眺めて清流列車』5次がやってきましたが、さくらももこ原作のGJ8マン(ジー・ジェイ・エイトマン) トレイン503号車で、皆さんが期待されている観光車両の運用ではありません。同業者は6名と多く皆さん三脚を立てて早朝から撮影に挑んでおられました。勿論3密を避けて離れての撮影です。

▲ 次は東海北陸自動車道美並ICを降りてからR156を南下中に気になっていた美並苅安~福野の桜並木です。
▲ 11:37 撮影地③ 美濃太田行きの10次(305号車)が駆け下りてきました。

 

長良川鉄道の運行間隔は1時間を越えます。出来れば追っかけできるのかもと試してみることにしました。向かうのは先ほど気になっていた湯の洞温泉口駅の美濃寄りのもう一つの大きな桜の木です。

▲ 11:57 撮影地④ 湯の洞温泉口駅から南へ進んだ踏切より撮影場所に入れました。満開の大きな桜の木が迎えてくれました。先ほどの撮影地より8駅南下しましたので途中で追い抜けて余裕での撮影です。


▲ 12:10 次に向ったのはうだつの上がる町並みで有名になった美濃市駅です。2駅先の5.4㌔、江戸時代の1,300年も昔から和紙産業のまちとして歴史を刻んできた美濃市には直ぐの到着でした。歴史の街並みを抜けて駅に向かいました。
当駅を始発とする列車が上りで5本、終着とする列車は何と9本もあります。
一日当たりの乗降客数は149人で全駅38駅中9位です。

▲ 12:55 撮影地⑤ 丁度、この駅で折り返す関始発の区間列車113次が到着しました。降車客は数名とわずかでした。

▲ 構内ヤードの留置線には1994年(平成6年)12月に富士重工業で製造、2019年(令和元年)に引退したナガラ200形 201号が留置されていました。

▲ 13:02 美濃市駅から北西260mに平成11年4月に廃止された旧名鉄美濃駅舎が駅舎・プラットホーム・路線はそのまま保存されています。
行ってまいりましたが当日は火曜日で休館日でした。

この後Taxiの運転手に教えてもらった美味しいそば屋「そば切りまる伍」へ行きましたがここも火曜日は休みでした。替わってもう一軒のそば屋を探して行って見ましたが店名は「更科」なのにうどんと中華そばしかやっていないちぐはぐさです。味噌煮込みうどんを注文しましたがおばあちゃんと孫がやっているようなお店で、お客は地元民と温かみは味会えました。

次に目指しましたのは関下有知駅(せきしもうち)です。
▲ 関下有知駅までは約4.1㌔、約8分、すぐに着きました。

▲ 14:17 撮影地⑥ 関有知高等学校の前に位置する関下有知駅に到着、桜のトンネルの中、終着北濃から折り返して来た美濃太田行きの12次(503号車)を待ちました。

▲ 14:57 美濃太田始発郡上八幡行きの11次(306号車)です。見事な桜並木を行きます。

▲ 15:05 撮影地⑦ 再び2駅を南下、長良川鉄道の本社のある関駅に参りました。ここにも桜の老木がホーム上に並んでいます。関始発美濃市行きの区間列車115次が発車待ちです。
▲ 平成19年、新潟トランシス社製のナガラ500形 502号車、チャギントン ラッピング車両です。

天候ですが雨は降ってはいないのですが薄暗い雲が立ちこめてきました。来る前にユーチューブに桜満開の長良川鉄道の前面ビデオが投稿されているのをじっくりと何度も見てロケハンは済ませております。起点駅の美濃太田に向けてさらに南下する事にしました。
▲ 15:53
撮影地⑧ 刃物開館~関口
本当は左のようなアングルで撮りたかったのですが、列車が来るのは逆でした。

▲ 16:23 撮影地⑩ 今日最も南下する予定だった駅の加茂野へ先に参りました。想像通りの大きな立派な桜の木です。今夜はライトアップが実施されますので夜撮予定です。

▲ 16:31 練習にもう1本です。

▲ 16:49 こちらのアングルからも見てみました。夜が楽しみです。

▲ 17:01 撮影地⑨ 今日最後の訪問駅の富加です。国鉄時代の面影を残した駅舎です。
▲ 17:13 ホーム2面2線の交換化の駅です。この駅もライトアップされる予定ですが、列車と絡めては難しそうです。

ライトアップまでしばらくの時間がありますので来る前に選んでおいた武芸川温泉へ向かうことにしました。富加駅からは20.7㌔、所要予想時間は約25分です。

▲ 着いた武芸川温泉はクチコミどおりに広大で7つもの湯処がありました。その中でもヌルヌル湯もあり期待通りに堪能できました。夕食はここのレストランでとろろざるそばを食しましたが今まで食べた麺とは違って太めにツルツル麺でした。天浜線の温泉も良かったですが広さでは圧倒的に勝ります。岩盤浴も数種類あって充実していていました。お勧めします。公式ホームページはこちらです。https://www.mugegawa.jp/

▲ 20:08 加茂野に戻ってすぐに来た美濃太田行きの20次です。
【DATA】 NikonD500 24~70㎜ 28㎜ F3.5 1/40秒 ISO4500

▲ 20:39 美濃市行きの区間列車123次は違ったアングルで狙ってみました。
【DATA】 NikonD500 24~70㎜ 34㎜ F2.8 1/15秒 ISO720

▲ 20:46 湯の洞温泉口124次がきました。
【DATA】 NikonD500 24~70㎜ 28㎜ F2.8 1/20秒 ISO1250

ライトアップがされているのは現地に来てから知りましたので三脚は用意していません。以上3点は手持ち撮影ですが手振れはそうはありませんでした。
▲ 今日の車中泊先は『道の駅美並』としました。走行距離は24.7㌔、所要時間は約

30分、途中でコンビニに寄ってビールを仕入れ、日本酒は自宅から持ち込んだのをコップ酒としました。 Part 5 へ続く

5 thoughts on “2021年春 桜前線追っかけ旅 Part4 長良川鉄道を撮る その1

  1. 関といえばうなぎの辻屋でしょう!
    名物女将と長生きうなぎは一見の価値あり。もちろんうなぎ丼は絶品です。

    • 米手作市様、コメントを頂きましてありがとうございます。
      関の名物もうなぎとは知りませんでした。天浜線でも沿線に有名店がありましたがよさんのハードルが高く手が出ませんでした。次回行きますおりは是非に連れて行ってください。よろしくお願いします。

      • このお店は安くてうまい。以前、DRFCの旅行でどなたかが連れて行ってくれました。女将は日本髪を結っていて、テレビにも紹介されています。店内のいけすには長寿のうなぎが生きていて、1㍍ぐらいになっています。昨年行った時は両方とも健在でした。昼頃行くと地元民で超一杯!14時以降がすいています。

  2. ぶんしゅう様
     嵐電でお疲れの翌日、ご無事で何よりでした。
     それにしても見事な桜ですね。湯の洞温泉口を筆頭に。
     昨年コロナがなければ、皆さんとご一緒出来た長良川鉄道(越美南線)こんなんですね!!
     夜桜まで楽しませて頂いて、有り難うございました。

    • コロナ騒動が落ち着きましたら会員の皆様方と渓谷を走る鉄道に乗りながら美味しい酒を飲みたいですね。
      ただ今、マルーン様の故郷に来ております。一乗谷の桜をもう一度撮りたかったのですが、既に半分は散っていましてガッカリです。しかし、勝原の花桃が咲き出して絶景を見せてくれています。もう少しで満開を迎えると思いますので車中泊滞在で頑張ってみます。

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