2021年春 桜前線追っかけ旅 Part5 長良川鉄道を撮る その2

第2日目 3月31日 その1

6:00 車中泊をした『 道の駅 美並 』の駐車場で目覚めました。山間の夜は既に開けてきています。洗面を済ませた後に出発しました。
昨日行けなかった北濃へと向かいます。

途中のコンビニでサンドイッチとコーヒーを買い込んで朝食としました。


▲ 6:47 八坂~みなみ子宝温泉 撮影地⑪
昨日気になっていた撮影地点でした。R156が越美南線をオーバークロスして長良川鉄橋を渡っていきます。鉄橋の先には桜の群生が見えているのでお気に入りのアングルです。ですが行って見ますと細かい鉄網のフェンスが設置されていて一眼レフのレンズでは抜けません。仕方なく手前の桜を入れて撮りましたが朝日が上がってきて完全逆光となってしまい残念です。

 

➡ 近くのバス停にはコミュニテイーバスが走っていますが週3便の運行で一日2本しかありません。マイカーがなければどこへも出かけられない過疎地域ですね。

▲ 7:04 撮影地⑫ 美並苅安駅に到着です。待合室に入って見ますと珍しや薪ストーブが設置されていました。かつては跨線橋で結ばれた相対式ホーム2面2線を有する駅だったようですが今は片側しか使用されていません。
ご覧のように昨日とは違っての透き通ったような青い空です。今日は最高の撮影日になりそうです。

1928年(昭和3年)5月6日 、 国鉄越美南線 美濃下川(現・大矢)~ 深戸の開通と同時に苅安駅として開業でした。

▲ 7:21 美濃白鳥始発の2番列車4次、303号車が朝日を浴びて発車していきました。

▲ 7:43 深戸~相生 撮影地⑬ 美濃太田からの一番列車1次を追いかけます。

▲ 8:07 撮影地⑭ R156を北上して郡上大和駅に到着です。

▲ 8:09 美濃太田からの一番列車1次、306号車が桜並木をくぐって到着しました。

▲ 8:10 1次の発車を見送ってから追っかけ開始です。

▲ 8:35 撮影地⑮ 北濃駅に到着、8:38着の1次の到着を待ち受けます。線路に沿って桜並木があるのですが残念ながらつぼみ状態です。美濃白鳥辺りで桜前線が停まっているようでした。

北濃駅には開業時の蒸気機関車方向転換のための転車台が岐阜駅から移設されて設置されていました。1902年 (明治35年) AmericanBridgeにて製造された、15m級(50ft)上路式バランスト型です。ここからは撮影地を探しながらの南下です。

▲ 9:01 撮影地⑯ 美濃白鳥駅に着きました。この駅も国鉄時代の面影を残しています。
▲ 9:58 上万場~万場 撮影地⑰ 大中から旧道のR52アジサイ街道を南下しながら撮影ポイントを探してようやく桜並木に沿って走る鉄路を見つけました。南下する列車を撮りたかったのですがこの時間は北上する列車しかありません。

▲ 10:27 撮影地⑱ 郡上八幡駅に到着です。単式・島式2面3線玉石練積みのホームに、古レール山型のホーム上屋で、開設当初の姿を残している駅舎本屋などの建造物が有形文化財に登録答申されています。2回目の訪問でしたので今回は前回とは変わってはいないと確認した後、南下です。

▲ 11:12 相生~深戸 撮影地⑲ R156を南下している途中で気になる撮影ポイントを見つけました。すぐに車を止めて気に入るアングルを探します。大好きなアングルでした。
橋名は那比川橋梁、1929年(昭和4年)開通、上路プレートガーダー橋です。

▲ 11:49 郡上八幡市内へ戻ってGoogleMapで教えてもらった美味しいそば屋「そば八」でとろろそばを食しました。好みと違って、ちょっと太めの10割そばで噛み応えがあって硬めでした。

▲ 12:30 今日はお昼に温泉入浴です。駅ホームに入口がある『みなみ子宝の湯』に行って見ました。屋外の露天風呂は爽快ですが泉質は昨日と比べると雲泥の差以上です。綺麗ですがやはり温泉は泉質が良くなければと思いました。

▲ 13:52~15:32 撮影地③  日差しが写真を決めるかもと無駄ってみましたがさほどの違いはありませんでした。長良川鉄道撮影地の一つには違いありません。

▲ 16:11 撮影地④ 湯の洞温泉口駅へ再び訪れました。駅から向こうに見えた大きな桜の木が引き付けました。同業者は神戸から青春18きっぷで来られた方を入れて4人おられました。

お互い距離をとっても撮影です。
▲ 16:45 こちらは逆行です。桜の花は順光と逆光で色が変わって見えます。私はやや逆光が好きですがファインダーから見える姿で補正修正を加えたりとその都度カメラの設定を変更します。今は夕方ですが昼間はどういった姿を見せるのか楽しみでした。
一緒に撮っておられた地元の方より「 深戸相生の対岸から見る光景が良い、相生駅から旧道を南下するが今まで道路工事中が続いていて中々行けなかった。しかし、今日見ると解除されているサインが出ていました。』と、お昼に撮られた写真を見せていただきました。中々のカットです。ここからは約16㌔ありますが走れば約20分弱です。向かいました。
▲ 17:31 R156を北上して対岸にある相生駅方向へ向かうR256へと分岐します。途中で道案内のように工事中解除の看板がありました。ここより旧道と言われる県道61号線に入り南下すると長良川沿いに出ました。

確かに対岸には鉄橋が見え長良川鉄道が見えます。ここがお薦めの撮影地のようです。
この鉄橋の中央径間は、1911年(明治44年)にアメリカン・ブリッジが製造した東海道本線大井川橋梁を転用しています。ラーメン構造の二脚橋です。
長良川鉄道には、長良川に架かる橋梁が6箇所あり、第五長良川橋梁は、長良川下流側より5番目の橋梁だそうです。

相生からの対岸からの光景です。ここへ至る道路は修復工事が長年続いてごく最近に通行できるようになったそうです。陽は落ちていますが日中で撮りたいとチェックを入れました。
▲ 17:45 撮影地⑳
途中からR156を走り深戸駅に到着です。既に若い鉄子さんと中年の男性が三脚を設置してお待ちでした。
▲ 17:58 北濃始発美濃太田行きの18次が少し遅れて発車しました。総本家さんが好きなトワイライトタイムになっていましたが完全逆光でちょうど陽は山影に沈んでいきました。

この列車を追いかけて加茂野駅でのライトアップを考えましたが、早く冷たいビールが飲みたくなりました。昨夜と同じ車内泊地の「道の駅 美並」へと向かうことにしました。  Part 6 へ続く

2021年春 桜前線追っかけ旅 Part5 長良川鉄道を撮る その2」への1件のフィードバック

  1. こんにちは。
    1年前、湯の洞温泉駅でお会いした「神戸の鉄ちゃん」です。
    今年も4/5に長良川鉄道に行く予定で、ブログを拝見して見つけました。
    とても役に立ちますね。
    今年は桜の開花が昨年より少し遅いようですね。
    特に相生〜深戸のおすすめポイントには行ってみようと思います。
    またどこかでお会いしたいですね。
    当然のメッセージ、失礼しました。

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