第5日目 4月12日
5:40 今回の旅では最も寒い朝をを迎えました。朝方には寒さで目が覚めました。
ぶんしゅう7号は車の屋根の上にテントが付いた車です。車内と違って外温の影響を受けますので寒さには弱いのが欠点です。
北海道でも10月に3℃以下になってシェラフに毛布の追加、湯タンポの購入を強いられました。
今朝も同様ですが、そこまでの耐寒用具は今回準備していません。エンジンをかけての暖気確保と煮込みうどんを作って体の中からの対応としました。
朝食後は、久美浜湾をぐるっと回って5月イベントで宿泊するリゾートピア久美浜に立ち寄りました。
▲ リゾートピア久美浜付近の地図です。久美浜駅からはTaxiで約10分です。駅前に客待ちをしていない時は、駅で呼んでもらいます。ホテルで合流される方は、到着後ホテルに電話をして送迎車を呼んでいただくか、またはTaxiをご利用ください。
▲ 7:52 撮影地③ ロケハンでチェックしておいた金刀比羅宮からの久美浜駅の俯瞰撮影です。豊岡行きの普通615Dが今日は土曜日とあって、4両編成(平日は2両編成)でやってきました。
▲ 7:54 久美浜で交換した西舞鶴行きの普通220D。802号単行で運用されています。
ここ金刀比羅宮は、つつじも咲き始めていましたので、桜と合わせての俯瞰撮影です。
KTRの公式HPによると、国鉄からの経営移管後に建て替えられたこの重厚な駅舎は「元久美浜県の県庁玄関の外観を木造で再現。風格豊かな本格的和風建造。」と説明されています。久美浜駅の開業は、豊岡からの峰豊線11.91キロが開通した1929年(昭和4年)12月15日、京都府最西端の駅です。
古くからこの地域の中心地だった町で街道筋には旧家豪商の家並みが残っています。
▲ 8:49 今日は天気も良いので、先日ロケハンした丹後神野~甲山の果樹園に行って見ました。線路際の雑草は刈り取っての撮影です。初めて脚立も使いました。
豊岡行きの普通217D、カニマークをした709号ラッピング車です。
▲ 9:13 先ほど撮った京都行のタンゴディスカバリー4両編成の特急はしだて2号が通過していきました。この列車は、豊岡始発ですが、豊岡~久美浜は特急料金不要の快速として運行されています。通勤・通学のための細かい旅客サービスが実施されています。
この後、果樹園が俯瞰できる高台を探して右往左往、手当たり次第に上りましたが樹木に阻まれて失敗です。諦めて、桜満開の木津温泉発車は押さえておきたいと待ちました。
桜は満開、天気は良く撮影日和が続いていますが、撮影に集中力がなくなってきました。どうももっと北の地での撮影を体が望んでいます。このまま若狭路を北上しても良いのですが、時間的には一旦帰宅してからでも所要時間にそれほどの違いが出ません。今回は自宅で一服してから桜前線の追っかけをすることにしました。
▲ 12:10 旧加悦駅、そして12:50 久しぶりに加悦SL广場に立ち寄りました。27両もの保存車両は綺麗に整備されて、置かれています。暖かな日差しの中、ゆっくりと見学できました。
17:00 帰宅後、4月14日からの富山に向けての旅支度をしていましたが、夜半から身体が怠くなってきたかと思うと咳とくしゃみが止まらず、喉がやられて熱も出てきて最悪状態となりました。治まらないので病院で診察を受けましたら、「風邪と花粉症の同時症状ですね。拗らすと肺炎になります。糖尿病をお持ちですから、併発すると直ぐにコロッと逝けます。最近多いケースです。今から旅行!齢の事も考えて、少し静養した方が良いですよ。」と、思いっきり驚かされてしまいました。
折角好天続きで安定した天候が続いているのですが、ここで無理をすると次の旅に支障を来たしてしまいます。残念ですが、来年の宿題にして今回は諦める事にしました。しかし、発熱は治まりましたが、他の症状は1週間を経過しても治まらず続いています。散歩に外へ出るのがせいぜいで、困ったことです。