▲ 今日は前回2014年2月に訪問した時に撮れなかったナロー760㎜ボスニアゲージのバノヴィチ炭鉱鉄道でチャーター列車を仕立てての乗り鉄、撮り鉄を楽しみ最後は夜撮です。
バノヴィチ炭鉱鉄道 は、露天鉱の積込場から標準軌に積替えるまでの間、1947年に開業された10.6㌔の路線です。公式HPはこちらです。
【DATA】 NIKON800E ズーム48㎜、F8、6秒、ISO100
第3日目 10月18日 その3
13:13 用意されたチャーター列車は83-158号機+運炭貨車4両+無蓋車1両の編成です。石炭の積込場へ向かうと思っていましたら逆の起点駅バノヴィチのヤードへと高低差20mをゆっくりと下ります。。
▲ 東欧の10月とはいえ、まだ全山紅葉には早いようです。少し色付いた木々の中を走ります。路線は複線でレールは50㎏級です。ナローゲージですのでレールの大きさが目立ちます。
▲ 13:30 撮影地①
ヤードに到着、直ぐの灰落とし作業が行われます。
▲ 13:54 バノヴィチ駅の積替え場から740-107号機牽引の積替えを終えた回送列車が戻ってきました。
▲ 我々のチャーター列車の後部に連結されていた無蓋車を反対側の最後尾に回します。
14:00 採炭された石炭の積込場に向けての出発です。
▲ 14:12 撮影地② Google座標;44.410345, 18.554070
先ほどの回送列車は左側走行でしたが、同じ線路を右側通行です。こちらの線路をフォトランのためにあけてもらったようです。
▲ 14:15 次の撮影地までは徒歩でいきます。途中でカマド燃料の木々を持ってのおばさんと出会いました。毎日、燃料を集めに来られるそうで大変ですね。
▲ 14:25 撮影地③ 確かに歩いて直ぐでした。ここは昼前に撮った下のヤードからの接続線とつながる場所です。
▲ 14:50 撮影地④ Google座標;44.412102, 18.533932
ようやく色付いた木々がありました。東欧に来ますと黄色になる木々はありますが日本のような赤くなる樹木がありません。
▲ 15:11 撮影地⑤ バノヴィチ市内を出て最後の住宅地辺りです。740-107号機が牽引する追い抜きの空車回送列車が山へと向かいます。
◀ 我々が乗車する無蓋車です。
▲ 15:41 撮影地⑥ 740-108号機牽引の空車回送列車の2回目の追い抜きがありました。片方の線路を我々のチャーター列車が橋っていますので、もう片方は単線運転です。続行でやってきました。
▲ 15:57 撮影地⑦ しばらく山間を行きましたが、一転して放牧地になりました。
▲ 16:04 最初に追い抜いていった740-107号機牽引列車が石炭を満載して戻ってきました。後方の先に曲がった所にホッパーがあります。
▲ 16:27 撮影地⑧ Google座標;44.416395, 18.501065
地図でご覧のように北方向にはもう1つの露天鉱があります。ここからコンベアで運ばれた石炭が右側のホッパーで運炭貨車へと落とし込まれるようです。線路はここからは複線から単線に変わります。
▲ 16:46 撮影地⑨ 踏切手前の錆びて朽ちた信号機、以前は使われていたようです。
▲ 17:12 撮影地⑩ 木々が重なる放牧地の丘を行きます。西に傾いた夕陽がスポットライトになりました。
▲ 17:23 撮影地⑪ Google座標;44.418478, 18.476000
終点、西のバノヴィチ露天掘り炭鉱の積込場に到着しました。ヤードの先にホッパーが見えました。入換機は720-002号機です。
▲ 夕闇は直ぐにやってきました。約45分をかけて10.6㌔をゆっくりと①のヤードへと帰路でした。
▲ 18:45 撮影地① Google座標;44.411421, 18.557968
今回の旅の主催者は4回目の参加となるドイツのTANAGO社です。手慣れた準備で早速夜撮の用意が出来ました。ライトアップされた中で夜撮の開始です。
▲ 今日のチャーター蒸気機関車の83-158号機と25-30号機です。私と同じ67歳と66歳になった機関車です。お互い元気でやろうなとの気持ちを込めて、シャッターを切りました。
【DATA】 68㎜、F9、15秒、ISO100
▲ 21:00 夜撮をやったので遅くの夕食です。皆さん方とビールで乾杯しながらいただきました。ボスニアは魚料理がよく出されます。魚はマスです。 Part5へ続く