▲ 「容姿の事を言わないでください。齢はとりましたがまだまだ若い者に負けず元気一杯に石炭満載の重量運炭列車を牽引します。」と言っていますClass62-111号機です。
Class62は元々アメリカ生まれで、第2次世界大戦の米国陸軍輸送隊(USATC)で使用されたClass-S100を基本設計としています。62-111号機は、Đuro Đaković of Slavonski Brodで製造されたC形タンクです。
第4日目 10月19日 その1
[googlemap lat=”44.484123″ lng=”18.67148599999996″ align=”right” width=”180px” height=”250px” zoom=”16″ type=”G_HYBRID_MAP”]44.484123,18.671486[/googlemap]
▲ 7:57 撮影地① Google座標; 44.484123, 18.671486
昨年も来ました撮影ポイントに着きました。今日は朝から小雨がぱらつき、霧が出て天気が良くありません。しばらくすると33-236号機がDonje Dubrave炭砿からの石炭を満載した運炭列車を牽引してやってきました。噴煙をボイラ周りに巻き付けての変わった姿です。
▲ 9:00 撮影地② Google座標;44.399276, 18.661047
Durdevik炭砿からの石炭を積込むホッパーに来ました。あいにくと積込列車は出てしまったようで62-111号機が1両いるだけでした。▲ 9:13 雨が本降りになってきました。皆さん、撮影は諦めて詰所で雨宿りです。9月のトルコでは1回も雨が降らずでしたが、ボスニアは前回2014年と同様に雨にみまわれました。
▲ 詰所内です。壁には何と***ポスターがずらりと貼ってあります。この国はおおらかなのですね。
▲ 見せ場がないので62-111号機に投炭、蒸気圧を上げてもらって1両でヤード内を走ってもらいました。
終ればこれ以上ここにいても仕方がないので移動です。
▲ 11:30 撮影地③ Google座標;44.412897, 18.525700
次に来たのは昨日撮影に励んだバノヴィチ炭鉱鉄道の機関区兼検車区です。
▲ 左は55-99号機、右は83-159号機です。両機とも走れる状態で留置されていました。
▲ 55-99号機は1949年にブタベストで製造されています。
▲ 83-159号機は1949年、チェコプラハのCKD製です。
▲ 廃車体たちです。25-29号機、25-32号機、83-181号機が確認できました。
▲ 仲の良い工員のお兄さんたち、熱烈歓迎で迎えてくださいました。私には蒸留酒が振る舞われました。
▲ 工場内にはかつて走行した歴代の蒸気機関車たちの写真が展示されていました。
▲ 12:30 街中食堂が満員なので某会館のレストランでボスニア料理の昼食です。美味しくいただきました。
雨は降り続いていますが、皆さんメゲズに午後も撮り鉄でした。 Part 6へ続く