▲午前18時24分今回最後の撮影は最初の日に訪れたバノヴィチ炭鉱鉄道のヤードでの2回目の夜撮です。83-158号機と前回(25-30号機)と違って55-99号機が用意され、55-99号機は1段上の路線に停められました。
第6日目10月21日その3
▲ Lukavac(撮影地②)での撮影後は南下してバノビッチ(Banovici)市内へと向かいました。
▲15時40分撮影地
④Google の座標; 44.411225、
チロ)です。
▲ ◀ 露天鉱で活躍した長大な石炭吊上げ運搬クレーンです。40mの長さがあります。
▲ 1949年、チェコプラハのCKD製の25-33機号です。
▲本線から分岐して公園内に延伸されたレール上には55-99号機牽引のチャーター列車が用意されています。撮影後は乗り込みました。炭砿鉄道公園のバノヴィチ「チロ」では観光シーズンにこういった観光列車を走らす企画があるそうで、今回は連結されませんでしたがダイニング客車もあります。
1946年の炭鉱開発に始まったバノビッチの町の発展と鉄道についてはこちらの公式HPのVTR画像から見られます。クリックしてください。http://www.visitmycountry.net/bosnia_herzegovina/bh/index.php/destinacije/61-destinacije/federacija-bih/386-banovici-banovici
▲16時公園直ぐの交換駅で列車待ちのために側線に入り待機です。
▲16:07撮影地・Googleの座標; 44.412501、 18.525953
町の中心に近いここにもホッパがあり積込が行われています。隣接するのはPart5でご紹介しましたバノヴィチ炭鉱鉄道の機関区兼検車区です。
チャーター列車はホッパ横を山に向かって上って行きます。
▲午前16時21撮影地・Googleの座標; 44.411835,18.515888
しばらく行くと教会の塔(Sdzamija 夜04時38撮影地⑤
▲ここでも馬車が往来します。のどかな光景が広がっていましました。
▲17時16複線区間の片方を貸し切ってのチャーターはここで終了です。運炭列車が通過するのを待っての引き上げです。
▲夕闇迫る17:30に発車、山を下りて17:56ヤードに到着でしました。
▲【DATA】38㎜、F8,15秒、ISO100▲ 午後07時10分1時間余りの夜撮が終わりました。ふと主催者の持っておられたボードを見ますと手書きで今回のツアーで確認した蒸気機関車の製造年度、製造会社が記載されています。その中でClass33形のDR52形でのナンバーは興味深いものでした。
これでトゥズラ(Tuzla)の火力発電所へ運炭するために四方にめぐらされた炭鉱鉄道線の撮影ツアーは終了です。運炭列車の牽引には今尚蒸気機関車が現役で活躍しています。すでに1部ディーゼル機関車も入っていますのでいつまで現役で残るかカウントダウンの世界ですが機会があったらまた訪ねてみたいと思いました。 Part14へ続く