名古屋市電1070形は「仙台市電の注文流れ」とずっと信じていましたが車両事情が悪い名古屋市に国が振り向けたものとのこと。なるほどと改めて仙台市の名誉回復を思った次第です。名古屋在住のころ時々目にしていましたが他の形式より小型でかわいい感じの車両でした。仙台市電109号の写真をお見せ頂き これを名古屋市電の色にすると名古屋市電1070形とそっくり同じではないかと思われます。
仙台市電117号は長崎電気軌道1051号として保存車的に在籍しています。仙台時代のワンマン化改造時に後ろ扉は中央に移設され 前面3枚窓が非対称の2枚窓に改造されていますので少し印象が違いますが 仙台時代の塗色に戻されきれいな状態で ICカードリーダーも設置されいつでも走れる状態とのことですが 通常運用には使用されずイベントなどで使用されているようです。
今年2016年5月25日の写真をご覧ください (浦上車庫にて)
きれいです。台車も変わっているようです。
めったに走らないようですが 一度乗ってみたいものです。
犬伏さん、流石はDRFCメンバーの御一人です。眼を付けていただきありがとう。老人が「注文流れ」とされていることを佐藤さんに言ったところ、「何処がそんなことを言いふらしているのや?」と、顔色が変わりましたね。老人は何と答えたのか今は忘却の彼方ですが、仙台で80型になりそこなった5両は木南車両で鋼体は着手されておったようです。それが艤装部品の調達が出来ず仕上られず放置されていたので完成に至らず、名古屋手持ちの部材を活用して完成させたものだ、というのが真相のようです。名古屋市電の形式図(B3版)を名古屋市交通局にもらった事があるのですが、とある方に譲りましたので手元にありません。型式図には製造初年などが記入されていますから、名古屋での入籍(登録)日月など分かればはっきりします。製造許可についての書類も見せていただいたように思いますが、名古屋に権利を譲渡する書面はありませんでした。国の方で勝手に名古屋行きと決めたのではないでしょうか。ちなみに戦中の図面をそのままに名古屋と同じ仕様で戦後仕上げたのですから「双子電車}です。
乙訓の老人様
コメントありがとうございます。「仙台ナガレ」をもじって1070型とされた昭和23年1月製の5両の名古屋市電と当時の仙台市の名誉が回復されることを願っています。