今年も “雪が降ったら叡電へ”

昨10日は、全国的に冬型が強くなり、大雪の予報。前日に天気予報を見て、カメラのホコリを払い、バッテリーの残量をチェックします。75歳になっても、このルーティーンは昔から変わりません。ところが、当日、いつもより一時間以上早起きして、外を確かめると、雪空ながらも、全く降雪なし。諦めていた頃になって、急に雪が舞い始めました。あわてて近くのバス停へ急ぎました。

行き先は叡電の八瀬比叡山口しかない。なにせ街の中央から、乗車時間20分で、ひなびた終着駅に到達できる。東京や大阪では真似のできない、街の規模の小さな京都の魅力と納得しながら、バスを降りて、徒歩3分で叡電八瀬比叡山口に到着した。ただ期待したほどの積雪はなく、空も晴れて来て、見る見るうちに溶け始めていた。

それでも気を取り直して、駅の横にある、会員制リゾート施設へ行き、高野川鉄橋を渡る、次列車の“ひえい”732号を撮影、また曇って来て、少し小雪が舞い始めた。

次の列車も待ってみる。昼間の叡山線は3編成で賄っており、黄緑712号、“ひえい”732号と来て、次の3編成目は、待望の赤の722号だった。もっと白ければ、赤が映えるのだが。

駅に戻って“赤”722号を撮る。八瀬比叡山口はことし開業100年を迎える。夜間には、ライトアップされていて、開業時からのドーム屋根も塗り替えられている。

 

 

3編成運用のサイクルが一巡して、ふたたび“黄緑”712号が到着、雪はどんどん解けてきて、もう長居は無用と、滞在45分で終了、すぐ引き返した。今年も雪の模様で一喜一憂する季節がもう少し続くようだ。

 

 

 

 

 

 

 

700系 昭和の塗装にリバイバル !

叡山線の700系は、次つぎに塗装変更、リニューアルが登場、未リニューアルとして唯一残った721号を、昭和52年に700系が登場当時の塗装、アイボリーとマルーンに復刻塗装して、2月1日にデビューするとアナウンスがあった。デジカメで叡電を撮り始めた頃に、走っていた懐かしい塗装だ。写真は、2006年秋の増発時に八瀬で頭を揃えた2両、左の732号は“ひえい”に、右の723号は“青”にリニューアルされている。現在、八瀬での2両並びは、早朝時間帯の一瞬に限られいている。

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