謎のメーター 投稿日時: 2024年7月24日 投稿者: 米手作市 引っ越しをすると訳の分からんモノが突然現れます。 これもその一つです。 もらった覚えも買ったおぼえもなく、もちろん機関車からもぎ取ってきたおぼえもありません。そもそも何をするメーターかも分かりません。 そこでしばらく暇をもてあましているだろう探偵諸氏にお伺い致します。 これは一体なんのメーターでしょうか?何に使われていたのでしょうか? この記事を共有:TwitterFacebook印刷 関連 関連記事: 関連記事がありません。
米手作市様 暇を持て余しているわけではありませんが、見て見ぬふりもできず、少し推理をしてみました。はっきりしていることは、最高圧力10kg/cm2の油圧計で、1962年(昭和37年)あるいは昭和62年(1987年)4月に国鉄苗穂工場で検査(校正検査)がなされているということです。1962年と1987年では25年も開きがありますから、多分1962年だと思われます。この油圧計のメーカーは、現在埼玉県川越市で盛業中の「三輪精器」と思われます。三に〇のマークが同社の社紋です。同社は昭和13年に兵器生産用のゲージ専門工場として創業され、昭和21年10月からは鉄道用部品製作を始めていたようです。さて、肝心のこの油圧計が何に使われていたものかがわかりません。例えば蒸気機関車だとすると、蒸気圧で各種機器を作動させる中にあって、油圧が関係するのは潤滑油系統です。しかし10kgもの高圧とは考えにくく、蒸機用ではないように思います。気動車やディーゼル機関車かと言えば、北海道で昭和37年と考えると、用途が思い浮かびません。結論としては、地上設備の油圧機器に使われていたもの、例えば油圧ジャッキや油圧プレス用ではないかと推察しました。何より最も不可解なのは、なぜこれが米手様の蔵から見つかったのかという点です。次なる出題をお待ちしております。 返信 ↓
米手作市さま 私も西村さま同様、コメントを返すと暇を持て余していると思われるのは片腹痛いのですが、困っておられる米手さまを見て見ぬふりもできず、朝のヒマな時に少々謎解きをしてみました。といっても西村さまほどの知識があるわけでもなく、冒頭の推測までで思考はストップしました。つまり大方の方が推理されると同じところまでしかできませんでした。三輪精器や10㎏までの油圧機器も知りませんが、一方で米手さまがどこで手に入れられたのかに大いに関心があります。手許に有る以上何らかの理由で手に入れられたのですから、それをお忘れになったとしか思えません。人間だれしも興味のあることは憶えているものですが、そうでないことは簡単に忘れてしまうようですから、誰かさんからの意図せぬ贈り物であったとか、断れない相手から一方的に押し付けられたとか、というようなことが想像されますね。お心当たりはございませんか?なければ理由はともかく、ご本人でない他人がわかるハズもないので、残念ですが迷宮入りになる可能性大ですね。 返信 ↓
米手作市様、 サイズがよくわかりませんが、添付上段の図面のものかと思います。検査年は、最近のものはよくわかりませんが、西暦のものは見たことがなく、昭和62年ではないかと思います。従って、DLかDCの潤滑油用、もしくはトルコンの作動油用などの油圧計と考えられるのですが、汎用品のため用途や使用形式の特定は難しいと思います。 添付下段は、DF50 61号のSulzerエンジンに附属する圧力計です。下側の3個が同タイプで、上側の2個は75mmタイプだと思います。圧力計の名称は読み取れず私の推測です(間違いの節はご容赦を)。 返信 ↓
上写真の下段の3個の圧力計の測定箇所が間違っておりましたので、訂正いたします。 (誤)「潤滑油軸受前」 →(正)「調整油」 (誤)「潤滑油コシ器前」→(正)「潤滑油濾過後」 (誤)「調速機操作油」 →(正)「潤滑油軸受前」 この間違いで、ご迷惑を被られた方には謹んでお詫び申し上げます(たぶん、いらっしゃらないと思いますが)。 なお、(正)の表現はDF50 4号に搭載されていた主機関(No.1390)のものです。 返信 ↓
西村雅幸さん、1900生さん、四方誠さん 早速のコメントありがとうございます。 ただ、四方さん以外のお二人さんは私が“ボケた”と考えているようで少し心外です。ただし記憶にないのは本当で、誰かに頂いたのだと思いますが、もしかしたらサンタさんに貰ったのかも・・ それと三輪精機株式会社は間違いありません。 まじめな四方さんの図面を参考にして考えてみました。 まず、62.4は昭和です。役所の書類はすべて元号での表記です。現物にはシールの陰で見えないのですが昭和とプリントしてあります。 サイズは全くこの図面通りでした。あと写真に写ってない部分に◯の中に「ト」と刻印されていて、その横に4497と刻印されています。頑丈な真鍮製で、どなたかに差し上げるにしても来歴が判ればと思い皆様におたずねしました。 返信 ↓
米手作市さま とんでもありません。決して「ボケた」などとは言っておりません。仮に思ったにしても、また口が裂けても大先輩にそんなことは言えませんから、そう僻んで受け取らないでください。これだから年寄りは、あ、いや、四方さんが解明してくれてよかったですね。西村さんもかなり核心まで迫って下さいましたし、よもやそういうお気持ちは無かったと思いますよ。入手の経緯はまだ不明ながら、物が判明して本当によかったと喜んでいます。 返信 ↓
米手作市様 暇を持て余しているわけではありませんが、見て見ぬふりもできず、少し推理をしてみました。はっきりしていることは、最高圧力10kg/cm2の油圧計で、1962年(昭和37年)あるいは昭和62年(1987年)4月に国鉄苗穂工場で検査(校正検査)がなされているということです。1962年と1987年では25年も開きがありますから、多分1962年だと思われます。この油圧計のメーカーは、現在埼玉県川越市で盛業中の「三輪精器」と思われます。三に〇のマークが同社の社紋です。同社は昭和13年に兵器生産用のゲージ専門工場として創業され、昭和21年10月からは鉄道用部品製作を始めていたようです。さて、肝心のこの油圧計が何に使われていたものかがわかりません。例えば蒸気機関車だとすると、蒸気圧で各種機器を作動させる中にあって、油圧が関係するのは潤滑油系統です。しかし10kgもの高圧とは考えにくく、蒸機用ではないように思います。気動車やディーゼル機関車かと言えば、北海道で昭和37年と考えると、用途が思い浮かびません。結論としては、地上設備の油圧機器に使われていたもの、例えば油圧ジャッキや油圧プレス用ではないかと推察しました。何より最も不可解なのは、なぜこれが米手様の蔵から見つかったのかという点です。次なる出題をお待ちしております。
米手作市さま
私も西村さま同様、コメントを返すと暇を持て余していると思われるのは片腹痛いのですが、困っておられる米手さまを見て見ぬふりもできず、朝のヒマな時に少々謎解きをしてみました。といっても西村さまほどの知識があるわけでもなく、冒頭の推測までで思考はストップしました。つまり大方の方が推理されると同じところまでしかできませんでした。三輪精器や10㎏までの油圧機器も知りませんが、一方で米手さまがどこで手に入れられたのかに大いに関心があります。手許に有る以上何らかの理由で手に入れられたのですから、それをお忘れになったとしか思えません。人間だれしも興味のあることは憶えているものですが、そうでないことは簡単に忘れてしまうようですから、誰かさんからの意図せぬ贈り物であったとか、断れない相手から一方的に押し付けられたとか、というようなことが想像されますね。お心当たりはございませんか?なければ理由はともかく、ご本人でない他人がわかるハズもないので、残念ですが迷宮入りになる可能性大ですね。
米手作市様、
サイズがよくわかりませんが、添付上段の図面のものかと思います。検査年は、最近のものはよくわかりませんが、西暦のものは見たことがなく、昭和62年ではないかと思います。従って、DLかDCの潤滑油用、もしくはトルコンの作動油用などの油圧計と考えられるのですが、汎用品のため用途や使用形式の特定は難しいと思います。
添付下段は、DF50 61号のSulzerエンジンに附属する圧力計です。下側の3個が同タイプで、上側の2個は75mmタイプだと思います。圧力計の名称は読み取れず私の推測です(間違いの節はご容赦を)。
上写真の下段の3個の圧力計の測定箇所が間違っておりましたので、訂正いたします。
(誤)「潤滑油軸受前」 →(正)「調整油」
(誤)「潤滑油コシ器前」→(正)「潤滑油濾過後」
(誤)「調速機操作油」 →(正)「潤滑油軸受前」
この間違いで、ご迷惑を被られた方には謹んでお詫び申し上げます(たぶん、いらっしゃらないと思いますが)。
なお、(正)の表現はDF50 4号に搭載されていた主機関(No.1390)のものです。
四方誠さん
ご丁寧にありがとうございます。
このメーターは今も私の隣で鎮座しています。
この誤記載で「DF50のエンジンが焼き付いた!」という事もないでしょうからご安心を。
西村雅幸さん、1900生さん、四方誠さん
早速のコメントありがとうございます。
ただ、四方さん以外のお二人さんは私が“ボケた”と考えているようで少し心外です。ただし記憶にないのは本当で、誰かに頂いたのだと思いますが、もしかしたらサンタさんに貰ったのかも・・
それと三輪精機株式会社は間違いありません。
まじめな四方さんの図面を参考にして考えてみました。
まず、62.4は昭和です。役所の書類はすべて元号での表記です。現物にはシールの陰で見えないのですが昭和とプリントしてあります。
サイズは全くこの図面通りでした。あと写真に写ってない部分に◯の中に「ト」と刻印されていて、その横に4497と刻印されています。頑丈な真鍮製で、どなたかに差し上げるにしても来歴が判ればと思い皆様におたずねしました。
米手作市さま
とんでもありません。決して「ボケた」などとは言っておりません。仮に思ったにしても、また口が裂けても大先輩にそんなことは言えませんから、そう僻んで受け取らないでください。これだから年寄りは、あ、いや、四方さんが解明してくれてよかったですね。西村さんもかなり核心まで迫って下さいましたし、よもやそういうお気持ちは無かったと思いますよ。入手の経緯はまだ不明ながら、物が判明して本当によかったと喜んでいます。
何の話ですか?
なにかボケた話でもありましたか?
それよりどなたか、このメーターを貰ってくれる方はいないでしょうかね?