本日、7月20日で湖西線は開業50周年を迎えました。大津市歴史博物館での企画展「わたしの湖西線」も本日からです。https://www.rekihaku.otsu.shiga.jp/news/2405_k95.html
路線名もシンプルかつ明瞭で素晴らしい。新規駅名もそうであってほしいと思います。
とくに記載がなければ、1974年（昭和49年）7月20日の開業。
山科（やましな）：新快速、快速、普通 みどりの窓口あり 1879年（明治12年）8月18日開業 駅名喫茶店（第92回：緊急調査！！「みどりの窓口」のある駅名（近畿エリア編））
大津京 （おおつきょう）：新快速、快速、普通 駅名喫茶店（第58回：「京」を含む駅名）
唐崎（からさき）：普通 みどりの窓口あり
比叡山坂本（ひえいざんさかもと）：新快速、快速、普通
おごと温泉 （おごとおんせん）：快速、普通 駅名喫茶店（第５回：「温泉」を含む駅名）
堅田 （かたた）：特急サンダーバード（一部）、新快速、快速、普通 みどりの窓口あり
小野 （おの）：普通 1988年（昭和63年）12月4日開業
和邇 （わに）：普通 みどりの窓口あり
蓬莱 （ほうらい）：普通
志賀 （しが）：普通
比良 （ひら）：普通
近江舞子（おうみまいこ）：新快速（近江舞子～近江塩津間は各駅に停車）、快速（近江舞子～近江塩津間は各駅に停車）、普通 駅名喫茶店（第２回：旧国名を冠した駅名）
北小松 （きたこまつ）：新快速、快速、普通
近江高島（ おうみたかしま）：新快速、快速、普通
安曇川 （あどがわ）：新快速、快速、普通 みどりの窓口あり
新旭 （しんあさひ）：新快速、快速、普通
近江今津 （おうみいまづ）：特急サンダーバード（一部）、新快速、快速、普通 みどりの窓口あり
近江中庄（ おうみなかしょう）：新快速、快速、普通
マキノ （まきの）：新快速、快速、普通 駅名喫茶店（第７回：カタカナ駅名）
永原 （ながはら）：新快速、快速、普通
近江塩津 （おうみしおつ）：新快速、快速、普通 1957年（昭和32年）10月1日開業
湖西線を取り上げるにあたり、江若鉄道も忘れてはいけません。駅名喫茶店（第30回：江若鉄道の駅名）
奈良の駅名研究家様
本日で湖西線開業50周年を迎えたのですね。開業日当日のことを昨日のように思い出します。10代のころ特に新線区間の近江今津－近江塩津間で測量杭が打ち込まれるのを見て、列車が走る光景を想像しワクワクしたものです。
半世紀の間、湖西線の駅にもいろいろな変化がありました。開業時から新設された駅は「小野」だけですが、片町線の「松井山手」と同様に京阪電鉄が開発した「びわ湖ローズタウン」の請願駅でした。
改称された駅は、
「大津京」（旧名：西大津）2008年3月15日改称
「比叡山坂本」（旧名：叡山）1994年9月4日改称
「おごと温泉」（旧名：雄琴）2008年3月15日改称
の南部の3駅となります。
特に「大津京」（現在は通過）、「堅田」、「近江今津」の特急停車駅は別にして、「安曇川」が急行「立山」の停車駅になったことには驚きました。
湖西線は大阪と北陸方面を結ぶ短絡線として日本鉄道建設公団により大都市交通線（D線）として、1967年1月12日に起工され、1974年7月20日に開業という7年6か月で建設されました。同時期に関東地区で建設されたD線の武蔵野線（計画時の線路名称は玉葉線と小金線）は、1965年12月17日に起工され、1973年4月1日に開業しています。当時と比べて用地買収の困難さや環境アセスメントなどの手続きが規定されたとはいえ、工事方法など進化していると思われますので、昨今の整備新幹線などの工事がなぜこれほど長期にわたるかが理解できません。
快速つくばね様
いつもご来店ありがとうございます。ふと思い出しましたが、東海道新幹線は今年の10月1日で開業60周年を迎えますね。https://recommend.jr-central.co.jp/60th/
その東海道新幹線より後に開業した湖西線こそ、ある意味「新」幹線かもしれませんね。
「雄琴」が「おごと温泉」に改称されましたが、どうせなら「をごと温泉」にして欲しかったと思うのは、江若鉄道を知る世代だけでしょうか?
１９６９年１０月１７日の雄琴温泉（をごとおんせん）駅です。
藤本哲男様
「をごと温泉」ならば、唯一の「を」から始まる駅名となり、鉄道界で話題になったであろうに残念です。今からでも遅くおりません。改称しましょう。