今回は名古屋~新宮・紀伊勝浦間を結ぶ特急南紀に注目です。昨年、キハ85系が引退しました。その後はHC85系が充当されています。
愛知県・三重県・和歌山県の3県にまたがって走る南紀にぜひご乗車ください。
【特急南紀の停車する駅名】
名古屋(愛知県名古屋市)駅名喫茶店(第48回:「中部の駅百選」の駅名)
*河原田までは関西本線を走行する。
桑名(三重県桑名市)駅名喫茶店(第57回:ラッキーセブンの駅名 JR東海編)
四日市(三重県四日市市)駅名喫茶店(第70回:関西本線の駅名)
*河原田より伊勢鉄道線
鈴鹿(三重県鈴鹿市):伊勢鉄道線
鈴鹿サーキット稲生(三重県鈴鹿市):F1開催時に臨時停車。
津(三重県津市)駅名喫茶店(第17回:漢字表記が1字である駅名)
*津より紀勢本線
松阪(三重県松阪市)
多気(三重県多気郡多気町)
三瀬谷(三重県多気郡大台町)駅名喫茶店(第46回:「三」を含む駅名)
紀伊長島(三重県北牟婁郡紀北町)駅名喫茶店(第2回:旧国名を冠した駅名)
尾鷲(三重県尾鷲市)
熊野市(三重県熊野市)駅名喫茶店(第1回:〇〇市は私鉄に多いのか)
新宮(和歌山県新宮市)
*新宮からは紀勢本線(JR西日本区間)
紀伊勝浦(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町)駅名喫茶店(第87回:和歌山の駅名)
奈良の駅名研究家様、
HC85系は未だ撮影しておりませんが、80系と85系の「南紀」をご笑覧ください。撮影区間は左右いずれも梅ケ谷~紀伊長島間です。
左側:1979年3月26日 3D(No.19峰山T紀伊長島方)
右側:2022年4月9日 3005D(No.10小山T梅ケ谷方)
トンネル番号は、国鉄時代は上記数値ー1でした(多気からカウント?)。
四方誠様
ご来店ありがとうございます。
キハ80系はザ国鉄車と呼ぶべき車両でよいですね。リニア鉄道館にキハ82が保存されているようです。https://museum.jr-central.co.jp/rolling-stock/
今夏にHC85系に乗車予定です。写真に収めておきたいと思います。
奈良の駅名研究家様
特急「南紀」と聞いて、また昔の話になりますが、1967年4月から1968年3月にかけて放送されたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)の第7作の『旅路』を思い出しました。大正から昭和にかけて国鉄に勤める家族を描いたドラマで、函館本線の「塩谷」と旧線の「神居古潭」が舞台となり、当時の国鉄が全面的に協力して製作されました。夜行列車で大阪から東京に下りたった時に、八重洲口に大きな人垣ができており、よく見ると街頭テレビでこのドラマを放映していました。この時代には東京駅構内にもまだ街頭テレビがありました。
さて、特急「南紀」と何の繋がりがあるかという話ですが、主人公の奥さんの出身地が紀勢本線の全通前の「尾鷲」でした。もう一つは多分最終回だったと思うのですが、1961年のサンロクトオのダイヤ改正で誕生した北海道初の特急列車となった特急「おおぞら」(函館-旭川間)の上りの一番列車に運転士として主人公が旭川から乗務するシーンを記憶しています。この列車がキハ80系気動車(先頭車はキハ82)で、1965年から紀勢本線で初めての特急列車となった特急「くろしお」(名古屋-天王寺間)1往復にも使用されました。
1978年の「新宮-和歌山」間の電化開業により、直通運転していた「くろしお」が「新宮-天王寺」間に短縮され、「名古屋-紀伊勝浦」間があらたに特急「南紀」として運転開始しましたが、この時も車両はキハ80系気動車が使用され、1992年のダイヤ改正で、キハ85系に置き換わるまで27年間紀勢本線で使用されました。
奈良の駅名研究家さんと同じ駅の同じ場所に停車しているキハ85系「南紀」を反対側のホームから撮りました。(2013.11.13)
快速つくばね様
キハ80系は27年間も活躍していたのですね。と思えば、キハ85系も1992年から2023年までの31年間でした。HC85系の今後の活躍に期待です。
松阪駅から出ている名松線、DRFCのツアーで乗車しました。昔は、伊勢奥津から名張方面へバスが出ていたのですが…