ここも100年です

100年の田原本線は、どですかでんさんが詳しくレポートされていましたが、もう一つの100年「近鉄の生駒ケーブル」に行って来ました。海抜642mの生駒山上まで2000mの距離を2本の路線(宝山寺1,2号線と山上線)で結んでいます。特に「鳥居前(奈良線生駒駅に隣接)」~「宝山寺」までは複線のケーブルとして有名で、昭和元年に複線化されたそうです。生駒は大阪のベッドタウンとなっており、宝山寺線の中間点近くでも線路の周りは住宅地となっています。車の通れる踏切もあり「ロープ注意」の看板も見うけられます。大型車以外の地域住民の車もバンバン通っています。ケーブルで4本の線路の踏切があり、生活道路になっているのも他には無いと思います。今日は木曜日で山上遊園地が閉園となっており、3号(すずらん)4号(白樺)の出番です。ミケもブルもお休みで小さな子供はそちらに乗りたかったようです。

ここも100年です」への4件のフィードバック

  1. 宝山寺1号線には、大阪電気軌道の
    CARNEGIE 1912 E T IIIIIIIIIII 7020 O E R(70ポンドARA-A断面)が、
    2号線には、
    OH TENNESSEE – 7040 – ASCE – 7 – 1923(70ポンドASCE断面)
    ASCE OH 7040 ILLINOIS G IIIIIIIII 1920 U S A(同上)
    などのレールが「現役」で使われています。

    • 古典軌条様、貴重な情報をありがとうございます。生駒ケーブルに大軌のレールが使われている等よくご存知ですね。ところで間違っていたら申し訳ないのですが「古典軌条」様は25日のお昼にお目にかかった方ですか?確かレールを撮っておられたようにお見受けしたので、こう思ったのですが。

      • いえ、私は当日は行っておりませんので、それは別人です。

        宝山寺駅や生駒山上駅には(かつては霞ヶ丘や梅屋敷にも)、G. H. H. 1903. II. H. G. R.(45ポンドASCE断面)と言った、北海道官設鉄道由来の古レールもあります。

        • 古典軌条様、私の勝手な思い込みで申し訳ありませんでした。私自身レールに関しての知識は無いのですが、生駒ケーブルも古いレールを使いこなしていることを認識しました。

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