昨年10月に初乗車、11月に撮影に挑んだ立山砂防軌道に連れて行っていただいた「一路順風!」さんよりお誘いを受けていました中国青海省チャカ塩湖(茶卡塩湖)に走るナローゲージ鉄路訪問の日程が決まったとの連絡を受けました。
▲ チャカ塩湖はチベットへの玄関口の西宁(西寧)から約300キロ、バスでは約5時間もかかり、海抜は約3,100mの高地にある湖です。面積は約145㎡、サロマ湖(約150㎡)とほぼ同じ大きさです、日本最大の琵琶湖(約670㎡)の約1/4.6になります。水深は深い所でも19mの浅い湖で、約4mの厚さで塩が沈積しています。塩の推定埋蔵量は4.5億㌧と中国人の450年分の使用量に相当し、世界中の人間では75年分の使用量に相当するそうで、約3000年前から採掘ある塩湖です。ちなみに「チャカ」はモンゴル語で、”塩の海”という意味だそうです。
日本人中国鉄ちゃん多しといえど訪問した方はネットを探しても誰もおられません。初陣となると思います。一体どんなナローが走っているのか興味津々でご同行させていただく事にしました。今まで1年に数回訪中していましたが、最近は他の国に行く機会が増えて、何と1年3ケ月ぶりとなりました。高速鉄路の延伸が続き、めざましい発展を続けています中国鉄路です。2014年はどのように変わってきているのか、このレポートに含めてご紹介させていただきます。