雨のトワイラ

今日は糸崎・尾道間で海を入れた遠景を考えていたのですが、生憎の雨のため急遽予定を変更して呉線忠海で近景を撮ることに。我が家から山を越えれば15分ほどの距離です。忠海港は古くからの船泊りであり、現在は大久野島と大三島へのフェリーが発着しています。大久野島は昭和初期には毒ガス工場の島として地図から抹消された秘密の島だったのですが、今は島全体が国民休暇村として憩いの島となっています。ちょうど春休みとあって 雨にもかかわらず多くの家族連れが高速船に乗り込んでいました。

143M 三原発広行き

143M 三原発広行き

電車の前方 鉄橋のたもとに常夜灯が建っているのがわかりますか。水難防止を祈願して金毘羅さんをお祭りしたもので、港や川土手など水に関係した場所によく祭られています。忠海港の常夜灯は江戸時代後期、文化十三年(1816年)に尾道の石工 塚脇和助によって彫られ200年近くを経た立派なものです。行き来する船に加えて 約80年間呉線の列車を見守ってきた常夜灯でもあります。さてトワイライトは雨の中を一路広島に向けて通過してゆきました。

雨の船溜まりを行くトワイライト

雨の船溜まりを行くトワイライト

次回は4月9日です。この日は孫の小学校入学式なので、留守番かイクジイ役が回ってきて撮りに行けるかどうか・・・。だとすると5月21日までお預けとなります。

雨のトワイラ」への3件のフィードバック

  1. 3月30日行って参りました。最初、歴史博物館の方へ。一通り見て回り入場料必要の部屋の前で「こちらに模型のレイアウトあるのですか?」と尋ねましたら、旧公会堂の方ですと言われ、「ホイそうやった」と浜大津にバックしました。3階ホールには中年女性が2人おり、年寄りの方から「どちらからお見えになりました?」と。しばらく作者・西村君の紹介をした後、60分ばかり展示写真、と地図に見入りました。御免なさい、その昔ぼて釣りをした浜の写真、埋め立て計画、維新前後の地形図と道路地図など興味深いものがあり見入りました。ジオラマはきっちり維持されており、ご安心ください。ジオラマは中年以上の女性の関心を呼んでいましたが、ホールのおばちゃんでは説明ができず……残念でした。と言って老人がエスコート役になったのでは失礼につき遠慮しました。老人が入場した2時前は先客5,6人でしたが、最大で15人ばかりの時がありましたが、学生らしき者の入場者なく、春休みというのにこうした受験勉強無関係のものには関心がないのかと思いました。老人入場中に30人以上の入場者があったことを報告させていただきます。

  2. 乙訓のご老人さま
    わざわざのお出ましと熱心な見学ありがとうございました。そこそこの来客のようで何よりです。確かに歴博所蔵の地図や写真に興味深いものが数多くあり 見入ってしまいます。会期も半分を過ぎ、次回片付けに浜大津に行った際にまた「権兵衛」で一杯やるのを楽しみにしている今日この頃です。

  3. 前回設営のお手伝い行けずごめんなさい。3月17日ひとまち交流館で川中君から一杯やったらしい事を聞きました。4月もボランティア先多忙ですが、片づけの日時か集合場所分かれば行きたいと思っています。お知らせください。待ってます。

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